ゆきりん!梅ちゃん!ちゅり!れいにゃん!あーにゃ! NMB48が強力移籍メンバーを迎えた初体制を披露!

AKB48グループ アイドルユニット/グループ レポート 音楽
NMB48 (C)AKS
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4月5日、「AKB48グループ春コンinさいたまスーパーアリーナ~思い出は全部ここに捨てていけ~ NMB48単独公演」が行われた。柏木由紀さんを初めとする強力な移籍メンバーがNMB48として初のパフォーマンスを行った他、笑いを大事にする彼女たちらしく新喜劇や大喜利のコーナーが組み込まれるなど、充実の3時間30分を演出した。

AKB48ファミリーが次から次へと登場する「春コン」2日目のトリを任されたNMB48。3チーム揃ってのライブは昨年10月以来半年ぶり、首都圏での単独ライブは昨年7月以来ということもあって、会場は超満員となった。そして、overtureが流れライブがスタート。暗転後ステージにいたのは、AKB48グループの楽曲を多く手掛ける作曲家・井上ヨシマサさんだった。「前説です」と言いながら自らキーボードを演奏し、煽りを入れて会場のボルテージを上げていく。奏でられるメロディーラインはやがて聞き覚えのある「カモネギックス」へと移り、いよいよ花魁を思わせるド派手衣装に身を包んだNMB48メンバーが登場。ステージ全体を使ったダンスパフォーマンスで、興奮の火ぶたを切って落とした。

従来のグループの枠組みを大きく変えた、2月24日の「大組閣祭り」。NMB48は5人の兼任・移籍メンバーを迎えることとなり、今回のライブでその新体制がお披露目された。山本彩さんが引っ張るチームNにはAKB48から柏木由紀さん・HKT48から村重杏奈さんが加入。柏木由紀さんは「新チームN最年長柏木由紀、おばちゃんと呼ばないで」とおどけて見せ、村重杏奈さんはおなじみのギャグでムードメーカーぶりを発揮した。

山田菜々さんがキャプテンを務めるチームMは、AKB48から藤江れいなさんが『完全移籍』。「家族旅行で大阪に行ったり、レギュラー番組があったり、ファンとバスツアーに行ったり、大阪には縁があるんです」と運命の移籍であったことを明かした「れいにゃん」。「笑いの絶えない楽しいチームにできたら」と語るキャプテンの下で、新たな魅力が引き出されることに期待したい。

じゃんけん準クイーン・上枝恵美加さんがキャプテンを務めるチームBⅡには、AKB48の梅田彩佳さん、SKE48の高柳明音さんというキャプテン経験者が加入。チームNから移動となった渡辺美優紀さん・市川美織さんと合わせ、豪華な顔ぶれが揃うチームとなった。高柳明音さんは「たこ焼きヘアーにしてきました」と気合十分。4月22日から「逆上がり」公演で、他の2チームに先駆けて新体制での公演をスタートさせる予定だ。

NMBと言えば、やはりお笑い。今回のライブでもその姿勢を忘れず、アイドルライブとは思えない企画が次々と飛び出した。ライブ中盤では川畑泰史座長や池乃めだかさんを初めとする重鎮を招き、なんとステージ上で「よしもと新喜劇」を挙行。人気メンバーに加え新加入メンバーも早速登場し、NMB48流の洗礼を受けた。また、後半では次長課長・河本準一さん、平成ノブシコブシ・徳井健太さんを招き大喜利コーナーを実施。「SSAって何の略?」をテーマに、山本彩さんの「すごない 彩の 顎」という身を削った回答をはじめとする爆笑回答が次々と飛び出した。ただ、山田菜々さんは「そうか そうやんなあ ありがとう」と、相変わらずのスベリっぷりを発揮していた。

もちろん、久しぶりの単独公演ということもあり歌もたっぷりとパフォーマンス。昨年11月から始まった念願のオリジナル公演「ここにだって天使がいる」からの曲も含めた全36曲を歌いきった。「わるきー」では渡辺美優紀さんがツノをつけた小悪魔スタイルで登場、ファンからは大きなわるきーコールが起こった。また、「初恋の行方とプレイボール」では山本彩さん・村瀬紗英さんがギター、上西恵さんがコンガを自ら演奏するアコースティックライブのパフォーマンス。緩急をつけた演出で、3時間半ファンを楽しませ続けた。

この日のライブを最後に、AKB48へ移籍する小笠原茉由さん。最後に彼女からのリクエストということで、大の仲良しである小谷里歩さんとともに「思い出のほとんど」を歌った。元は前田敦子さんの卒業にあたり高橋みなみさんとの友情を歌ったこの曲だけに、涙が溢れるかと思いきや「NMBでこんな大きなところで歌うのも最後かなと思うと感極まったけど、涙は出なかったというね」とケロリと答えたまーちゅん。その持前の明るさで、AKB48にどんな化学反応を起こしてくれるのか、注目だ。

終盤は怒涛の人気曲ラッシュ。「ナギイチ」「北川謙二」を含むシングル曲4曲を続けて歌い、続くアンコールでは発売されたばかりの新曲「高嶺の林檎」をはじめとする4曲をパフォーマンスした。最後は彼女たちの原点ともいえる「青春のラップタイム」で締めくくり。山本彩さんが「新体制ということで、どんどんいい方向に進化していきたいと思います」と意気込みを述べると、会場は大きな拍手に包まれた。アイドルとお笑いの融合という特色はもちろん、歌やダンスでも多くの人たちに感動を与えたNMB48。目標だった紅白出場も果たした今、新加入メンバーの力でどのような進化を遂げるのか、楽しみは広がるばかりだ。

●セットリスト
M0 overture(NMB48 ver)
M1 カモネギックス 2014SSAver
M2 HA!
M3 てっぺんとったんで!
M4 NMB48
M5 三日月の背中
M6 ここにだって天使はいる
M7 インゴール
M8 わるきー
M9 ジッパー
M10 星空のキャラバン
M11 恋愛被害届け
M12 僕がもう少し大胆なら
M13 太宰治を読んだか?
M14 なんでやねんアイドル
M15 絶滅黒髪少女
M16 山へ行こう
M17 水切り
M18 プロムの恋人
M19 純情U-19
M20 僕らのユリイカ
M21 初恋の行方とプレイボール
M22 サングラスと打ち明け話し
M23 アーモンドクロワッサン計画
M24 With my soul
M25 情熱ハイウェイ
M26 不毛の土地を満開に・・・
M27 思い出のほとんど
M28 君と出会って僕は変わった
M29 ヴァージニティー
M30 オーマイガー!
M31 ナギイチ
M32 北川謙二
EC1 高嶺の林檎
EC2 妄想ガールフレンド
EC3 届かなそうで届くもの
EC4 青春のラップタイム

写真提供:(C)AKS

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NMB48 オフィシャルサイト