ついに「PLATINUM SHOWCASE」にPASSPO☆が登場！ SHIBUYA-AXフライトの裏話は？

AKIBAカルチャーズ劇場アイドルユニット/グループレポート音楽 03月07日02時43分

PASSPO☆

3月3日、「PLATINUM SHOWCASE vol.7」が秋葉原・AKIBAカルチャーズ劇場で行われ、ガールズロックユニット・PASSPO☆が登場した。パフォーマンスを交えつつ3月1日にSHIBUYA-AXで行われたワンマンフライトの模様を振り返るプログラムで、集まったパッセンジャーを楽しませた。

芸能事務所・プラチナム所属のアイドルグループが週替わりで登場し、月曜夜を盛り上げるライブプログラム「PLATINUM SHOWCASE」。7回目にして、ついに看板グループであるPASSPO☆がステージに立った。フライトは「MASK」でスタート。玉井杏奈さんを腰痛で欠き8人でのステージとなったが、増井みおさんデザインの赤青のツートンカラーが印象的な新衣装で会場を一気に熱くした。

続いて、今回のメイン企画であるSHIBUYA-AX公演のプレイバックに移行。まずは第1部のハイライトとして、森詩織さん・岩村捺未さん・藤本有紀美さん・安斉奈緒美さんで結成された「はっちゃけ隊」による「気分はサイコー!サイコー!サイコー!」の映像が流された。企画をした安斉奈緒美さん曰く「最初はひな祭りをやろうとしていたけど、ひな祭りは広がらないから、今旬なオリンピックじゃねえ?」ということで、テーマはオリンピック。ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦選手をモデルに岩村捺未さんがパフォーマンスを行うもので、中でも台車を使って引っ張られた名場面では、会場が笑いに包まれた。このパフォーマンスに登場した聖火台やソチ五輪開会式をもじった「四輪」は、全てメンバーが段ボールで作ったもの。槙田紗子さんは「事務所の偉い人に、段ボール芸を確立したねって言われた」とアイドルとは似つかないお墨付きをもらったという。楽しませるのが本分のPASSPO☆のフライト、次はどんなプログラムが飛び出すのだろうか。

また第2部のハイライトは、「バスタブ」から「Wish on a star」へのつなぎ部分で行われた演出。失恋や片思いといった女性の切ない感情を歌った二曲のブリッジは、クルーの槙田紗子さんが台本から照明まで、総合指揮を務めた力作だ。女優としても活躍する奥仲真琴さんが本番で役になりきり涙を流したり、バレエを特技とする玉井杏奈さんが一人で踊る場面もあるなど、メンバーを知る槙田さんらしく個性が全面的に押し出された演出が再び映し出され、ファンからは再び感動の声が上がった。増井みおさんから「(槙田さんが)年を取って、監督に見えた」と称賛の言葉を贈られた槙田紗子さん。新曲「FAKE」の振り付けも担当するなど八面六臂の活躍を見せる彼女、2014年は『さこてぃイヤー』になる可能性大だ。

ライブ部分は「MASK」や「FAKE」を含めて全4曲。最後は「Cosmic You」「WANTED!!」の二曲でしっかりと盛り上げ、ミニフライトを締めくくった。関東近郊ツアーを終えたばかりの彼女たちだが、この春は札幌・福岡・大阪・渋谷公会堂でのワンマンフライトや全国ツアーなど、アクセルをさらに踏み込み精力的に活動を行う。そして、3月26日には新曲「Perfect Sky」が発売されるが、この発売に合わせ挑戦中のバンドverでのPASSPO☆が3月24日に池袋・サンシャインシティにて公開されることも発表されている。いまや一流のエンターテイメント集団となったPASSPO☆。彼女たちを見ずに、現代アイドルシーンは語れない。

●セットリスト
M1 MASK
M2 FAKE
M3 Cosmic You
M4 WANTED!!

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