元モー娘。石田亜佑美、夏まゆみ氏のノウハウを学ぶ「振付師育成カリキュラム」卒業制作発表の特別審査員として参加決定

ニュース石田亜佑美 12月27日15時06分

石田亜佑美

12月、モーニング娘。から卒業した石田亜佑美さんが、夏まゆみプロジェクト運営委員会が2025年1月20日から開催する「振付師育成カリキュラム」において、生徒による「卒業制作発表」の特別審査員として参加することが決まった。

仙台出身の石田亜佑美さんは2011年にモーニング娘。に10期生として加入、2024年12月6日に行われた横浜アリーナでのコンサートにて13年間所属したグループを卒業した。石田さんは「ダンスが得意」なメンバーとして加入して以降、「モーニング娘。のダンス」を一手に担い、後輩へのダンス指導はもちろん、ダンスに定評のあるモーニング娘。のスキル強化に貢献してきた。

また、石田さんが受けた「モーニング娘。 10期メンバー『元気印』オーディション」は、夏まゆみ氏が最後に指導したハロー！プロジェクト主催の合宿オーディションであり、石田さんは「夏まゆみ最後の教え子」の一人でもあった。当時のことを振り返り、石田さんは「高かった鼻をへし折っていただいた」と語り、アイドルとしてのダンスに真摯に向き合っていくきっかけの一つになったという。

また、石田さんはそのダンススキルの高さから芸能界ナンバー1を決めるバトル番組「TEPPEN2022冬」（フジテレビ系）に出演してダンスバトルで頂点を競うなど、「モーニング娘。のダンスマシーン」とも呼ばれるスキルの高さを披露したことでも話題に。その番組の審査員を務めたのが夏まゆみ氏であり、久しぶりの再会となったその番組では、夏氏は石田さんのダンススキルの高さ、遊び心を忘れない表現力の高さに涙し、その健闘を讃えたという逸話がある。

夏まゆみ氏が2023年6月に亡くなり、日本アイドル界に多くの影響をもたらしたその振付ノウハウを学ぶ「振付師育成カリキュラム」において、今度は夏まゆみ氏の教えを直接受けた石田さんが、カリキュラムの講師陣らとともに特別審査員として夏まゆみ氏のノウハウを学んだ生徒たちのパフォーマンスを講評する。

特別審査員としての参加に加えて、「ここ」でしか聞けない石田さんによる対談形式のトークセッションも開催。石田さんがこれまで経験してきた「アイドルグループとしてのダンス」についての話や、自身もアイドルとして活動していくなかで感じた「振付を教えることの難しさや楽しさ」、これまでに印象に残っているダンスシーン、また、卒業コンサートでこだわったところや自身の「セカンドキャリア」を描くにあたって考えたことなど、さまざまな角度からトークを交わす。これから振付やダンスを仕事に活かしていく人へのエールになるとともに、たくさんの人が「ダンス」や「振付」に興味を持っていただけるような対談を目指す。

業制作発表の日時
2025年3月27日（木）
石田亜佑美さんとのトークセッションダンスや振付、「グループにおける振付指導」をテーマとした対談を行う。
生徒の卒業制作発表後に開催予定（約30分予定）
概要
振付師育成カリキュラムに参加する生徒が、それまでの授業の集大成として１人１曲、踊り手に対して「振付指導」を行い、それをステージ上で披露してもらう。講師らをはじめとした審査員によって、踊り手を通して見た「振付師」としての評価を行い、優秀賞をはじめとした賞を決定する。
当日の様子は配信もしくは現地参加にて一般の人も観覧できるように調整中。

【石田亜佑美コメント】
振付の世界が簡単なものでないということ、13年間のモーニング娘。人生で、多くの作品をもらった身として、理解しているつもりです。ですが、簡単じゃないからこその面白さ、発見が、このカリキュラムに詰まっているのかなと思います。参加される生徒の皆さんが表現する心をしっかり感じられるよう、初めての審査という立場を精一杯努めますので、よろしくお願いいたします。

振付師育成カリキュラムの詳細は公式サイトにて
https://www.allchoreoproject.tokyo/

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