【東京パフォーマンスドール インタビュー】ラストライブ直前の思い「メンバーと過ごす時間を大切で貴重だなと思いながら歌って踊ってます!」

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東京パフォーマンスドール
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6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(以下TPD)が30日をもって、グループとしての活動を無期限で休止することを発表。26日にはZepp Tokyoにてファイナルライブ「DANCE SUMMIT The Final」を開催する。今回メンバーの高嶋菜七さん、上西星来さん、浜崎香帆さんに、ラストライブを直前に控えた今の思いやライブの見どころについて聞いた。

--ラストライブが間近に迫った今の率直な気持ちを教えてください

高嶋菜七「徐々にラストライブなんだなと実感しています! 毎日ライブのリハーサルをしていて、それが今までは当たり前のことだったのですが、一回一回が尊いというか、メンバーと過ごす時間をすごく大切で貴重だなと思いながら歌って踊ってます!」

上西星来「寂しい気持ちです。ライブで歌う一曲一曲がラスト。6人でステージに立てるのもラスト。全てにラストがつくのが今でも信じられない気持ちです。
いつものように、リハーサルでクタクタになり、帰り道みんなで『疲れたー。お腹すいたー。家帰ったら夜ご飯何食べるの?』という会話さえも愛おしい気持ちです」

浜崎香帆「正直今は不安な気持ちが大きいです。久しぶりにさまざまな演出を付けてやるライブなので覚えることがたくさんで毎日新しく上書き保存していくことに精一杯です。今はまだ次がラストライブだという実感が湧いていないですが、ファンの皆さんに会えることを楽しみに日々リハーサルを頑張っています」

--当日のライブではどんなところを観てほしいと思いますか? また、言える範囲でライブの内容の見どころも教えていただければと思います。

高嶋「今回は結成当初からお世話になっている演出家のウォーリー木下さんが総合演出をしてくださっていて、私たちがどういうことをしたいのかとかを事前に打ち合わせを重ねて作っているのでメンバーの思いがたくさん詰まったライブになると思います。8年間の感謝の気持ちをみなさんにお届けできたらいいなと思います」

上西「映像や、セット、早着替えなど演出的な部分はもちろん見ていただきたいですが、何よりメンバーみんなの表情に注目していただきたいです。全てがラスト。どんな表情も表現も見逃さず見ていただきたいです!」

浜崎「新生TPD8年間の軌跡が詰まっているダンスナンバーがあります。とにかくやばいです。おかげで毎日違うところが筋肉痛です!!!」

--今回のライブの準備を通して、改めて気づいたことなどがあれば教えてください。

高嶋「スタッフのみなさん、振付師の先生方の愛をすごく感じました。今回新しいダンスナンバーがあり、今まで振り付けしてくださった先生方が、1曲の中で少しずつ振り付けをつけてくださりました。最後に参加したいと言ってくださった方がすごく多くて本当に嬉しいことだなと感動しました」

上西「TPDのライブは体力勝負だなと改めて気づきました。そして体の使い方やお芝居の心も大事だな思いました」

浜崎「今回のライブは今までお世話になったスタッフの皆様が演出や振付に携わってくださっていて、本当にたくさんの方に支えていただいた8年間だったなと改めて感じました」

--これまでのTPDの活動の中で特に思い出に残っているライブは?

高嶋「一番思い出に残ってるのは中野サンプラザホールでやったライブ(2017年3月)で、登場したときの人の多さの感動を忘れられません! そこまで頑張ってリリイベも重ねてきたので見に来てくださった方がたくさんいて本当に嬉しかったです」

上西「中野サンプラザ公演です。ライブ本番はもちろん記憶に残っていますが、ライブまでの道のりが大変だった記憶があります。当時のTPDには高い壁だった中野サンプラザの座席数。なんとか形になるよう、いろんなイベントに出演したり、リリースイベントで手売りチケットを発売したり、アイデアを出し合ってどうやったらライブが成功できるかを話し合ったりしていました。大変だったからこそ、本番で得た物が大きかったです」

浜崎「大手町三井ホールで行った5周年記念ライブ(2018年5月)です。6人体制初のワンマンライブだったのですが、全曲フォーメーションも歌割も変わり、リハがとても大変でした。9人から6人になると全体の見え方も全然違うし、より個人が目立つようになったので、自分のこともメンバーのことも以前以上に研究するようになりました。このライブをきっかけに自分自身の見せ方の幅が広がったと思います」

--今だから言える、ライブでの恥ずかしい失敗エピソードなどあれば教えてください。

高嶋「リリースイベントで衣装のチャックが全開のまま踊ってたことがありました(笑)。それをファンの方がジェスチャーで踊ってるときに教えてくださいました(汗)」

上西「本番中、衣装の後ろファスナーが取れたときです。一番ライブで焦った経験です。気づくのが早かったので何事もなく無事でした(笑)」

浜崎「今だから言える恥ずかしい失敗をあまり覚えていないです…(笑)。ただ、昨年行った配信ライブで『One Day One Life』を披露したときに、歌い出しの私が完全に歌詞を飛ばしてしまったことは未だに根に持っています(笑)」

--最後に改めてラストライブに向けての意気込みをお願いします。

高嶋「わたしの青春である東京パフォーマンスドールとしての8年間の想いをたくさん応援してくださった皆様に精一杯届けたいと思います! 絶対最後泣いちゃう自信しかないけど途中で泣かないように笑顔で張り切っていきたいと思います!!」

上西「絶賛リハーサル中です! これまでの集大成!と言えるようなライブに仕上がりつつあります! ライブができ上がるのは本番のみ! ライブ会場に足を運んでくださる皆様、配信で見てくださる皆様が揃ってからです! とても楽しみにしています! ラストだから!と気負わずいつも通り落ち着いてパフォーマンスしたいと思います! 本番お待ちしています!」

浜崎「ラストライブだから気合を入れるのではなく、いつも通り気合を入れて日々過ごしています。ライブリハも佳境に入りました。緊張感漂う毎日ですが、残り数日でまだまだブラッシュアップしていきます。ファンの皆様に全力で楽しんでもらえるように、そして悲しむのではなくて全員が笑顔で新たなスタートラインに立てるようなライブにしたいと思っています!」

東京パフォーマンスドール「DANCE SUMMIT The Final」は9月26日(日)、Zepp Tokyoで開催。
13:30開演と18:30開演の2回公演。会場観覧チケットは完売したが、生配信も実施。1週間の見逃し配信も。

▼配信チケット購入はこちら
https://stagecrowd.live/3920818303/

東京パフォーマンスドール
1990年代、現在女優として活躍中の篠原涼子、EAST END×YURIの市井由理、穴井夕子などを輩出した伝説のグループ。2013年6月19日、全国8,800人の中から選び抜かれたメンバーで新生・東京パフォーマンスドールが誕生。唯一無二のパフォーマンスグループを目指し活動を続けてきた。活動休止後もメンバー全員が事務所に引き続き所属、個々の活動をさらに活発化していく。

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