こぶしファクトリー、平成最後のハロプロシングルをリリース 得意のアカペラを武器に「令和を代表するアイドルに」

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こぶしファクトリー (左から)広瀬彩海、浜浦彩乃、野村みな美、井上玲音、和田桜子
こぶしファクトリー (左から)広瀬彩海、浜浦彩乃、野村みな美、井上玲音、和田桜子

ハロー!プロジェクトの5人組アイドルグループ・こぶしファクトリーが24日、池袋サンシャインシティ アルパ噴水広場にてニューシングル『Oh No 懊悩/ハルウララ』の発売記念イベントを開催。ミニライブ後に取材会に登場したメンバーたちは、新たに迎える令和時代への意気込みを語った。

今回の新曲『Oh No 懊悩』について、メンバーの浜浦彩乃さんは「こぶしファクトリーらしく、カッコよさと面白さを兼ね備えた曲です。メンバー一人ずつ『懊悩』というセリフがあって、一人ずつ違った『懊悩』を言ってるので、そこに注目してもらいたいです」とアピールした。一転して『ハルウララ』は「意外と繊細な曲も歌えるんだぞという」(井上玲音さん)、新たな面を見せている。

さて、まもなく平成が終わり令和の時代を迎えるが、こぶしファクトリーはメンバーに井上“れい”(玲音)と“和”田桜子がいるということで自慢げな浜浦さん。ハロー!プロジェクトとしては、今回のこぶしファクトリーが平成最後のシングルリリースとなるが、リーダーの広瀬彩海さんは「令和最初のハロー!プロジェクトのライブも私たちがやらせていただくので(5月3日、東京・中野サンプラザ)、令和一発目でしっかり勢いをつけたい! 平成を代表するアイドルといえばモーニング娘。さんを挙げる人が多いと思うんですけど、令和を代表するアイドルとして名前が挙がるくらい、こぶしファクトリーの時代にしたいです!」と意気込みを語った。

また、こぶしファクトリーは最近アカペラ動画をアップし、そのコーラスワークのクォリティの高さでも話題だが、浜浦さんは「アカペラをやっているのは、ハロー!プロジェクト内でもこぶしファクトリーだけなので、それを生かして、ほかのグループに勝っていけたらと思います」と力強く語った。

ハロプロの先輩・鈴木愛理さんがツイッターで絶賛したことでアカペラ動画の再生回数が増え、最近は「アカペラ動画を観てファンになって握手会に来ました」という人も出てきた、と嬉しそうなメンバーたちだ。和田桜子さんも「これからもっともっといろんな曲をアカペラバージョンで歌って、アカペラだけのアルバムも出せたらと思います」と意気込んだ。

なお、この日のイベントは、スタンドマイクを使ったパフォーマンスがカッコいい『明日テンキになあれ』からミニライブがスタート。そして新曲の『ハルウララ』『Oh No 懊悩』の計3曲を披露した。

また曲の合間には『Oh No 懊悩』にちなんで、ハロー!プロジェクトの動画サイト『OMAKE CHANNEL』で公開されている『懊悩あるある』ストーリーズをダイジェストで紹介。この動画は、5人のメンバーが一人ずつ主役を務めたミニドラマで、前髪の長さや受験勉強などさまざまな問題に“懊悩”する少女たちを演じており、これまで4作が公開されたが、唯一未公開だった井上玲音主演作もこの日会場で初披露され、ファンを喜ばせた。井上さんはダイエットで“懊悩”する少女を元気に演じている。

■『懊悩あるある』ストーリーズ 井上玲子音編

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