熊澤風花、お気に入りの一枚は、泡風呂で大人びた表情「大人っぽいのをやりたいってお願いしました」

アイドルグループ「Task have Fun」のメンバーで、グラビアでも人気の熊澤風花さんが6日、自身の誕生日である2日に発売されたセカンド写真集『小さくて大切なもの』（秋田書店）を記念し、HMV＆BOOKS SHIBUYAで取材会を開いた。

今作は、旅行好きで知られる熊澤さんも初めて訪れたという、インド洋に浮かぶ島・スリランカで撮影された。「二人きりで旅行をしているかのようなプライベート感」をテーマに、現地の魅力と共に彼女の姿を収めている。

写真集には、青く澄んだゴールのビーチではしゃぐ様子や、「スリランカ絶景建築の神様」とも呼ばれる建築家ジェフリー・パワ氏が設計したリゾートホテルでくつろぐ姿、ゴールやコロンボの市街地を散策する様子、世界遺産ゴールフォートから眺める夕景などが記録されている。

水着やランジェリー姿のほか、これまでのグラビアでは見られなかったという、ドキッとするようなカットも収録。ファースト写真集から2年が経ち、「“ふぅちゃん”から“熊澤風花”へ」と成長した、あどけなさに加えて楽しさや色気が増した彼女の「今」を切り取った一冊となっている。

熊澤さんは撮影地がスリランカとなったことについて、カメラマンからの推薦だったと明かす。「行くのは初めてで、セイロンティーくらいしか知識がなかったのですが、行ってみると国も住んでいる方々もとても温かくて」と振り返る。滞在中は驚きの連続だったようで、「普通に撮影で道を歩いていると、クジャクとかサルとか、自然がすごく豊かで。泊まらせていただいたホテルにはホタルがいました。映像でしか見たことがなかったので、『え、ここにいる？』ってびっくりして。人生で初めてのホタルでした」と目を輝かせた。

食文化も満喫したという。「スリランカカレーを初めて食べたのですが、こんなに美味しいものを私はなんで22年間知らなかったんだろうって思うくらい感動しました。日本に帰ってきてからもお店を調べて、これから行こうと思っています」と、すっかり魅了された様子だった。

お気に入りの一枚には、泡風呂での大人びた表情のカットを挙げた。「グラビアを始めて6年くらい経つんですけど、大人っぽいとかセクシーなものにずっと憧れがあって。今までは爽やかなものが多かったので、今回は『大人っぽいのをやりたい』って強くお願いしたんです。それがかなった一枚だなと思います」とその理由を説明した。

写真集の見どころについては、「私が叶えたかった大人っぽい、セクシーっていうのが実現できたものもあれば、ファンの方々がいつも褒めてくださる笑顔のカットもいっぱいある。そのギャップを楽しんでいただきたいなと思っています」とアピールした。

1st写真集との違いを問われると、「1stのときは1年間かけて撮っていただいたので、成長記録のようでした。今回は撮り下ろしで短期集中。撮影に向けてボディメイクも頑張れましたし、『セクシーなものにしたい』と気持ちも作って臨めたのが前作との違いかなと思います」と、自身の成長を語った。

ボディメイクについては、普段から着圧ソックスや整体、パーソナルトレーニング、食事管理などに取り組んでいるといい、「写真集に向けてはより徹底的に、お尻だけを鍛えるトレーニングも教えていただきながら頑張りました」と努力を明かした。

周囲からの反響も大きい。グループのメンバーからは「ふうかちゃんのお尻が可愛いって言ってもらえることが多くて。今回の写真集でも、自分でも好きなパーツなんですけど、お尻ヒップのカットも多いので、そこをたくさん褒めてもらいました」と嬉しそうに報告。一方、「家族には、今回けっこう大胆なカットも載せていただいているので、『ちょっと恥ずかしい』って言われました」と照れ笑いを見せた。

7月で今年の折り返しを迎え、下半期の目標を尋ねられると、「この写真集を見て私を知ってくださった方とか、会いに来てくださった方に、想像以上の人であれるようになりたいなと思っています」と意気込んだ。

また、来年に結成10周年を迎えるグループ「Task have Fun」としての目標も語った。「3人デビューから変わらず活動できているのが誇り。コロナ禍のときにさいたまスーパーアリーナで無観客ライブをさせていただいたんですけど、そのときに『今度はファンの方々と一緒に帰ってきてね』という言葉をいただいたので、それが実現できるように日々頑張っていきたいです」と力強く語った。

個人的に挑戦したいこととして、演技を挙げた。「スタッフさん方に『ふうちゃんは絶対演技に挑戦した方がいいよ』と昔から強く言っていただいていて。グループが10周年を迎えるタイミング、自分も少しずつ大人になれたタイミングで挑戦していけたら。自分と真逆な、プライベートではおうちにずっといるタイプなので、すごくキャピキャピした元気な女の子を演じてみたいです」と未来を見据えた。

最後に、「写真集で海外に行くというのが個人的な夢だったので、今回それが実現できてとても嬉しいです。素敵な写真集なので、たくさんの方に届けられるように頑張ります」と改めて感謝を述べ、会見を締めくくった。