AKB48 向井地美音、自身初“総選挙”のなかった夏を振り返る「競い合うというより一つになれた夏でした」

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AKB48が56thシングル『サステナブル』の発売記念イベントを21日、ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場にて開催。岡田奈々・柏木由紀・向井地美音・村山彩希・横山由依・矢作萌夏の代表メンバー6名が登場した。ミニライブ後の記者会見で、総監督の向井地美音さんは「オープンスペースでのライブって少なかったので、今回AKB48を初めて観たよ、という人にも好きになってもらえていたらいいなと思います」と感想を語った。

台風17号が日本列島に上陸、その影響で関東の空も厚い雲に覆われた中でのライブとなったが、予想された雨も降らず、メンバーたちの元気な歌声が“ガンダム広場”に響き渡った。

この日は、『フライングゲット』『大声ダイヤモンド』といった、一般的にも親しまれる楽曲中心のセットリストで、場内につめかけたファン以外に、お台場の多くの通行人も彼女たちの歌声に耳を傾けていた。

そして、今回初センターに抜擢された矢作さんの「みんなを“すち”(矢作独特の“好き”の言い回し)にさせられるようにがんばります!」という紹介と共に新曲『サステナブル』。矢作さんを中心に元気いっぱいのパフォーマンスで見せた。ライブ後半は『言い訳Maybe』『重力シンパシー』『ヘビーローテション』といった、やはり幅広い層に親しまれる曲で大きな盛り上がりを見せ、ミニライブは幕を閉じた。

その後の記者会見では矢作さんは、「リリースイベントが初めてで緊張したんですけど、ファンの方が温かく迎えてくださって、パワーをもらいました」と初々しく感想を語った。そんな矢作さんについて、先輩の岡田さんが「甘え上手で、愛嬌もあるし、『すち』とか自分流の言葉を使う、今までになかったタイプの子だと思うんですけど、その一方でパフォーマンスや歌声が素敵で、実力的に今後グループを引っ張ってくれる存在になるんじゃないかなと思います」と評すると、「うれしいです」と喜ぶ矢作さんだった。

ミニライブ内のMCで、新曲のミュージックビデオの撮影の際、北海道で車を運転し、「一緒に乗せていた(白間)美瑠が昨日の動画配信で“田んぼに落ちそうな運転だった”と言っていたんですが、それは本当に盛り過ぎでそこまでではないです」というエピソードを話した柏木さん。「実は免許を4年前に取ってから一回も運転したことがなくって、ブレーキ、アクセルをもう一回確認するところから始まりました」と明かすと、メンバーから「怖い、怖い」の声が。「一本道だったのですが、それでも難しくて、みんなに怖い思いをさせてしまいました。これを機に運転をしばらくやめようと思いました」と運転自粛宣言。

また今年は恒例の「AKB48選抜総選挙」が行われなかったが、このことについて向井地さんは「入ってから選挙がある夏が当たり前だったので、ちょっと寂しい気持ちもあったんですけど、今年はAKB48として全国ツアーを回らせていただき、みんなで競い合うというより、一つになれた夏でした。青春という感じの思い出もたくさんできましたし、楽しかったです」と振り返った。

そんなAKB48の全国ツアー「楽しいばかりがAKB!」は9月26日、27日に千葉・森のホール21、10月22日に北海道・苫小牧市民会館で行われる。

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