原菜乃華、雨の日の撮影にも満足「インドア派なので、素に近いカットが撮れました」

女優の原菜乃華さんが9日、2月7日に発売となった『原菜乃華カレンダー2025.04-2026.03』（KADOKAWA）の発売を記念し、HMV & BOOKS SHIBUYAにてイベントを開催した。

大ヒットアニメを実写化した話題作『【推しの子】』で有馬かな役を演じたほか、2025年前期の連続テレビ小説『あんぱん』への出演も決定しており、若手女優として注目を集めている原さんの初めてのカレンダー。4月始まりの卓上型で、原さんの等身大の魅力が詰まった作品となっている。ナチュラルな表情を捉えたカットをはじめ、原さん自身がリクエストした大人っぽいドレス、オフショルダーのニットワンピース、リラックスした雰囲気の「彼シャツ」など、多彩なスタイルを披露。さらに、ゴスロリ風衣装での撮影にも挑戦し、バラエティ豊かなビジュアルが楽しめる。カレンダーは差し替え式で、写真立てのようにも使用できる特別仕様となっている。

完成したカレンダーに「2年前に写真集を発売させていただいて、こうして短期間でカレンダーを出せるとは思っていなかったので、すごくありがたいです。今回は衣装やシチュエーションも自分で考えて撮影できたので楽しかったです」と、喜びを語った。

撮影は2024年6月、千葉県の九十九里にあるスタジオで1日かけて行われた。撮影場所については「私自身が選んだわけではないのですが、以前の写真集でも海が好きだと話していたので、スタッフの方が気を使ってくださったのかなと思っています。次回はぜひ海での撮影にも挑戦したいです」と語った。

カレンダーの中でお気に入りのカットについて聞かれると、「唯一、目線がカメラに向いていないカットです。ナチュラルな表情を捉えていただけたので、とても気に入っています」と話した。また、10月のページについては「ハロウィンの時期なので、私の好きな乙女チックな、ぶりぶりの女の子らしい衣装を着てもいいよと言っていただきました。ハロウィン好きな私のこだわりが詰まったページになっています」と紹介した。

家族や友人からの反応については「母と友人に1番最初に渡したんですが、『すごくいいね！』って言ってくれて、オフショットももっと送ってほしいって言われました。『一番目に入るところに飾るね』と言ってもらえて嬉しかったです」と笑顔を見せた。

撮影当日はあいにくの雨だったが、それがかえって良い効果をもたらしたようだ。「漢字1文字で表すなら『雨』ですね。天気が悪くてほぼ室内撮影になったんですが、私はインドア派なので、素に近いカットが撮れました。結果的に、よりよいものになったと思います」と振り返った。

さらに、「1日で撮影したので、スケジュールはタイトでした。でも、スタジオに入った瞬間に衣装がずらっと並べられていて、『この中から好きなものを選んでいいよ』と言われたのがすごく嬉しかったです。普段はそんな機会があまりないので、テンションが上がりました」と語った。衣装は事前に決められておらず、当日その場で選んだという。「私の好きな色や形のワンピースがたくさん揃えてあって、選ぶのが大変なくらい可愛い衣装ばかりでした。泣く泣く諦めた衣装もあるので、次回はもっと衣装数を増やして、またカレンダーを作れたらいいなと思っています」と次回作への期待も膨らませた。

自身初のカレンダーに点数をつけるとしたら何点かという質問には、「100点……、120点満点で！（笑）十分に満足していますが、あとの20点は晴れていたらまた違った雰囲気になっていたのかもしれないので残しておきます」と満足感を表した。

今後の目標については「専門用語を使うような職業の役や、アクションにも挑戦してみたいです。これまでほとんどアクションをやったことがないので、今年から運動を始めようかなと思っています。キックボクシングやピラティスなど、いろいろ試してみて、自分に合うものを見つけたいです」と新たな挑戦への意気込みを語った。

最後にファンへのメッセージとして「今回のカレンダーは私の好きがたくさん詰まったカレンダーになっています。衣装やヘアメイクも自分で考えて、とにかく1ページ1ページこだわり抜いて作りました。毎月楽しみにページをめくっていただけたら嬉しいです」と感謝の気持ちを伝えた。