女優の岡本夏美さんが15日、都内にて行われたドラマ『大江戸スチームパンク』の完成披露試写会&囲み取材に、キャストの萩原利久さん、六角精児さん、佐野岳さんとともに登壇した。常に笑いが絶えない撮影現場になったそうだが、この日の取材会も終始和やかな笑いにつつまれたものになった。
江戸と似ているようで違う街「大江戸」が舞台。鍛冶屋で修行中の佑太(萩原利久)は、天才発明家・平賀源内(六角精児)と出会い、着た者の力を数十倍にまで高める「蒸気力甲冑」を与えられる。大江戸の街に忍び寄る「秘密結社シマヴァラン」に対し、佑太は甲冑を身にまとい“スチームパンク”となって立ち向かうというストーリーとなっている。
昨年秋、日光にて約1ヶ月間、ほぼホテルに泊まり込みで行われたという本作の撮影。初共演ながらすぐに意気投合したという萩原さんと佐野さんを中心に、和気あいあいとした現場で、岡本さんも含めた若手キャストたちは合間に六角さんのお話で楽しませてもらったそう。岡本さんも「お話が本当に面白くて、空き時間も楽しかったです」と語るが、気になる話の内容については、会見の場では言えないようなものが多かったそう。
コメディ作品ということもあり、撮影中も笑いが多く、時にはこんなハプニングも。「佐野さんがおまんじゅうを口に入れた状態でお芝居を続けていたときに、笑いをこらえきれずに、口の中のおまんじゅうを目の前にいた私に向けて吐き出したんですよ。『嘘でしょ!?』と思って……」と苦笑い。とにかく「笑いをこらえるのに必死な現場でした」と楽しそうに振り返った。
取材会では、自身が考えるヒーロー像について話が及んだが、岡本さんは「女性がカッコいい物語がいいなと思います。バキバキ戦える女性というのは私にとってなりたいヒーロー像。子どものころ、女の子が戦っている作品が好きだったなと思い出して……」と語った。
また話は「今年のお正月の過ごし方」にも。岡本さんは「今年は初めて家族とではなく、親友二人と年越しをしました」と語った。
最後に岡本さんは「この作品はピュアな、小さな頃に面白かったと感じたことがいっぱい詰まった作品になっているので、大人もその頃の気持ちになって楽しめると思います。私が演じたお照さんがこの作品の中でキーパーソンになっているので注目してください」と呼びかけた。
『大江戸スチームパンク』は18日、テレビ大阪にて放送開始。テレビ放送終了後よりTSUTAYAプレミアムで配信。
(c)カルチュア・エンタテインメント/「大江戸スチームパンク」
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