福原遥が殺人鬼役に「理解できないような役をやってみたかったので すごくうれしい」

ニュース 女優 映画・ドラマ

女優の福原遥さんが29日、都内で行われた、杉野遥亮さんとダブル主演した映画『羊とオオカミの恋と殺人』の初日舞台あいさつに出席した。

本作は、漫画アプリ『マンガボックス』で連載され話題となった漫画『穴殺人』の映像化。殺人鬼の美少女・宮市さん(福原)を好きになってしまった青年・黒須(杉野)との恋を描くスプラッター・ラブコメディーだ。

福原さんは殺人鬼役を演じて「理解できないような役をやってみたかったので、すごくうれしい」と満足そうな笑顔。共演した江野沢愛美さんは「普段は可愛らしい感じなんですけど、“宮市さん”になると目が鋭くなって、まさに殺人鬼でした」とコメントした。福原さんは「そんな目、してました?」と照れながらも感想を嬉しがった。

さらに “信じられないでしょうが、これはラブコメです。” という映画のキャッチコピーにちなんで、登壇者が自身の意外なエピソードを披露した。福原さんは「私はこう見えて……足が速いんです」といたずらっぽく笑いながら、「走れるの?とか、苦手そうとか言われるんですけど、リレーの選手だったこともあります」と明かした。周りからなおも疑いの視線を感じて「急いでいて次の現場までダッシュだ!というときも、マネージャーさんから早いって言われます」と俊足をアピールしたが、杉野さんは「それ、マネージャーさんが遅いんじゃないの?」とまだ半信半疑のようだった。

朝倉加葉子監督は助け舟を出すように「映画でも走っているシーンがありますよ」と紹介しつつ、自身のエピソードとして「実は怖い映画が苦手でした」と明かした。「18歳まで観ることも出来なかったのですが、映画好きが高じて観てみたら逆にハマって。なので、この映画も怖いのが苦手な方にも楽しんでもらえると思います」と作品もアピールしていた。

『羊とオオカミの恋と殺人』公式サイト http://hitsujitookami.com/