桜井日奈子、ラグビー日本代表にエール「今日勝ってほしいです!」

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桜井日奈子
桜井日奈子

女優の桜井日奈子さんが20日、ブックファースト新宿店にて開催された2020年カレンダーの記念記念イベントに登場した。

21日より地上波での放送がスタートするFOD オリジナル連続ドラマ『ヤヌスの鏡』や、 現在公開中の映画『任侠学園』、 11月15日公開の映画『殺さない彼と死なない彼女』など、 主演作を含む多くの作品が控えるほか、 数々のCMにも出演している桜井さん。

その2020年のカレンダーの撮影では、湖畔でゆったりと遊覧船の中で過ごし、 レトロポップなゲームセンターでは無邪気にはしゃぐなど、 夏のひとときを満喫。 一方で、 タンクトップ1枚という無防備な格好で、 朝の光の中さくらんぼを頬張るカットや、 バスルームで見せたしっとりとした表情、 部屋着に身を包みベッドの上でまったり過ごす姿など、 ますます大人っぽくなった姿をとらえている。

なかでも印象に残っている場所は「レトロなゲームセンター」だそうで、 「私、 太鼓を叩くゲームが大好きなんですけど、 それがあったので、 ロケ中に撮影を忘れてやっていました」とエピソードを明かした

特にお気に入りに選んだのは1月のページ。 「デビュー当時に『あなた、 瞳が素敵だね』と褒められたことがあったんです。 『光がたくさん入る瞳をしているよ』と言っていただけて、 1月の写真はどのカットよりも瞳が一番綺麗に見えるなと思って選びました」と紹介。

来年は23歳になるということで「この間『立派な一人の女性だね』と言われて、 たしかに、 女の子ではなく、 女性として、 一つ一つの行動にしっかり責任をもたなければと思い、 自覚が芽生えています」とコメント。 そのうえで「自分で大人になった部分は?」という質問に、 「愛想笑いがうまくなりました!」とニッコリ。

2019年は「挑戦的な年だった」という桜井さん。 「『ヤヌスの鏡』で初めて二重人格の人物を演じさせていただきました。 初めて往復ビンタを全力でくらった作品で、 涙も鼻水も垂らしながら頑張りました。これまでに挑戦したことのない役との出会いが多かった年のように思います」と、 充実した表情を見せた。

女優として演技の幅が広がっていくなかで、 「来年はアクションに挑戦したいです」と目標を明言。
ひそかに家で練習を重ねる本気ぶりで、 「作品が決まっているわけではないですが、 今、 少しだけ定期的に練習していて、 自分は右の回し蹴りが得意だって気付きました」と早くも得意技を見つけた様子。 「左右差があって、 右で蹴る時は『バンッ』て良い音が出るので(笑)、 右の回し蹴りを発揮できるようなアクションをやってみたいです。 実践は…そうですね、 防犯的な意味でもやっつけられます(笑)」と自信をのぞかせた。

もともとは、 バスケットボールをずっとやっていた経験から「スポーツが大好きで、 負けず嫌いな性格」だという桜井さん。 「デビュー当時はあまりそういう面を出さないほうがいいかなと思って控えていたんですけど、 最近は出していきたいなと思っています」と心境に変化が。 実はこの日のイベントも、 カレンダーを購入したファンを相手に桜井さんと”あっち向いてホイ”で対決するというユニークな内容だった。 「私に勝つと、 写真にサインと名前を入れてプレゼントさせていただく企画なのですが、 負けず嫌いなので…勝たせる気はないです!」とキッパリ。 「(ファンの方には)ぜひ本気で挑んでいただければ。 私は全勝の意気込みで臨みたいと思います!」と、 とびっきりの笑顔で“宣戦布告”した。

スポーツ好きゆえに、 桜井さんにとっても2020年の東京オリンピック・パラリンピックは一大イベント。 注目競技はやはりバスケットボールだそうで、 「父とバスケのオリンピックの試合を見に行く約束をしているので楽しみで仕方ないです」と興奮気味に語り、 記者から「チケットが当たったんですか?」と質問されると、 ガッツポーズで答えた。

話題は、 まさに開催中の「ラグビーワールドカップ2019日本大会」にも及び、 ちょうど会見が行われたこの日は、 日本が初めてベスト8進出を果たし、 準々決勝の歴史的一戦が行われる直前。 桜井さんも「今日、 南アフリカ戦ですね!」と熱気を帯びながらコメント。 「日本戦は見ています。 この間の試合で、 姫野(和樹)選手がジャッカルしたとき『オーーッ!!!』って、 カッコイイなと思いました」と盛り上がったようで、 「それまではラグビーにあまり注目してこなかったんですけど、 これだけ日本全体で一丸となって『日本がんばれ』と応援している雰囲気ってすごいなと思いますし、 今日勝ってほしいです!」とエールを。 さらに「私も表に出ている人間として、 スポーツを通していろんな人に勇気や感動を与えられる選手の方々を尊敬します」と敬意を表した。

最後に 「カレンダーには大人っぽい雰囲気のカットもありつつ、 『いつもの日奈子ちゃんだね』って思われるような親しみやすいカットもあります。 2020年も皆さんの生活とともに、 一緒に飾っていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。