瀧本美織、代表作をオマージュしたスタイルのカレンダー 『てっぱん』『風立ちぬ』『越路吹雪物語』のヒロインが蘇る⁉︎

ニュース 女優
瀧本美織
瀧本美織

女優の瀧本美織さんが23日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて『瀧本美織 カレンダー2019.4-2020.3』の発売記念の握手会を開催。つめかけた約500人のファンとともに和やかムードの中、交流を楽しんだ。

1月スタートの連続ドラマで平均視聴率1位を獲得した、テレビ朝日系 木曜ミステリー『刑事ゼロ』にヒロイン役で出演するなど女優として好調の瀧本さん。

今回のカレンダーでは、NHK 連続テレビ小説『てっぱん』、TBS 系ドラマ『美男(イケメン)ですね』、NHK BS プレミアム『妻はくノ一』、映画『風立ちぬ』、舞台『ブエノスアイレス午前零時』、テレビ東京系ドラマ『フラガールと犬のチョコ』、NHK ドラマ『わたしを見つけて』、テレビ朝日ドラマ『越路吹雪物語』といった、過去出演作のオマージュ的なスタイリングや小物などの要素を盛り込んだビジュアルとなっている。さらにさまざまな時代のトレンドやファッション要素も取り入れ再現し、オリジナリティのあるビジュアルで構成される。

そんな内容について瀧本さんは「今回は、私が提案させていただいたことが皆さんのご協力によって実現されて、本当に嬉しく思います」と語り、「今年で女優として活動しはじめて10周年という節目を迎えました。そこで、ファンの方にも喜んでいただけるものを作りたかったんです。自分の今まで演じてきた作品やこれまでやってきたことを写真にして表現してみてはどうかなと思い、提案させていただきました」とその経緯を紹介した。

特にお気に入りのページは10月だという。その内容について「私は男性の役や男装したり、など男の子っぽい役をやらせていただくことが多くて、去年は、テレビ朝日『越路吹雪物語』に出演させていただいて。このカットはその要素がとても強いものだと思います。私のそういう一面を知らない人にも、『こういう雰囲気もあるんだ』と見ていただけたらと思っています」と語った。

これまで女優として 着実にキャリアを重ねる瀧本さんにとって、特に印象に残っているものはNHK連続テレビ小説『てっぱん』とのこと。「初めてのドラマでしたし、初めてが朝ドラというのは大きなことだと思います。今でもずっと大切な作品なので、これからも大切に思って行きたいですし、この作品があったから女優を10年続けてこれたんだなと、感謝の気持ちも年々増して行くので、自分の中ではずっと大事な作品です」と語った。

また、この日のイベントでの衣装については「今回のカレンダー撮影で、『風立ちぬ』をモチーフにした撮影のときにこの衣装を用意してくださっていたのを見て、着たいなと思っていたので、今日はこの衣装を選ばせていただきました。ちょっと大人っぽくてレトロな雰囲気もあると思うので、いろんな要素が楽しめるお洋服だなと思います」と紹介。

そしてこのカレンダーについての自己採点は「70点」とのこと。「これからの期待を込めて。今回は、10周年という節目で作らせていただきましたけれど、今後のさらに10年、20年、30年でもっとよりいいものが作れるのではないかな、という期待も込めての点数です」と微笑んだ。