ガールズ演劇『アリスインデッドリースクール』が映画化 舞台の恐怖がさらにリアルに

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映画『アリスインデッドリースクール・アジタート』キャスト
映画『アリスインデッドリースクール・アジタート』キャスト

ガールズ演劇の制作で知られるアリスインプロジェクトが銀幕に挑んだ映画『アリスインデッドリースクール・アジタート』(10月30日公開)の完成披露試写会が16日に都内で行われ、主演の船岡咲をはじめ、中塚智実、大塚愛菜、永吉明日香、民本しょうこ、秋元美咲、花梨、天音、佐藤琴乃らが登壇した。

本作は、アリスインプロジェクトの旗揚げ公演にして、人気NO.1を誇る『アリスインデッドリースクール』の実写映画化となる。突如、発生したゾンビから逃げる少女たちの群像劇で、これまでの舞台では実際に姿を見せることのなかったゾンビたちとの壮絶な死闘がスクリーンで繰り広げられる。

若林倫香さんと女子高生漫才コンビを組む役柄の船岡咲さんは映画の仕上がりに、「ゾンビ映画なので、グロくなっていると思ったんですが、ただグロいだけじゃなくて、普通に感動しました!」と語った。生徒会長役の中塚智実さんは、「今まで舞台で表現できなかった部分が実際に映像になっていて見応えがありました」と話した。永吉明日香さんも「映画っていいなぁって、改めて思いました。カッコよくてすごくロックな作品になってます。あと何百回でも観てみたいです」と出来栄えに満足していた。

また、この日は登壇できなかったがスクリーンで大活躍している舞川みやこさんについて「めっちゃカッコよかったよね。セリフも決まってたし、強かったです」と、キャストたちはベタ褒めだった。

メガホンを撮った監督は、「先に舞台とアニメ化された作品を観させていただいたのですが、とても素晴らしくて、ここに戦いを挑んでもしょうがないと思ったので、今まで誰も見たことがないようなアリスインデッドリースクールにしたいと思って、ロックな感じでやってみようとチャレンジしました。とても個性的な作品になったと思います」と自信をのぞかせた。さらに、「ゾンビと漫才師の組み合わせという映画は他にないと思うので、ぜひゾンビ映画マニアの人にも変わり種として観てもらいたい」とアピールした。

同プロジェクトは「アリスイン・プログレス」と銘打ち、人気舞台を映画、アニメ、コミックなどとのメディアミックスで展開してゆく予定だ。本作も先日まで上演されて好評を博した舞台『アリスインデッドリースクール・ノクターン』と連動し、さらに、アニメ版の製作も進められてきた。映画の公開期間中は、今作のキャストが声優を務めたアニメ版の上映や、メイキング映像なども、日替わりで上映され、トークショーなども交えた盛りだくさんのイベントになるそうだ。

映画『アリスインデッドリースクール・アジタート』
2017年10月30日(月)~ 11月5日(日)
劇場:新宿:コフレリオ新宿シアター
全席自由:4000円

アリスインプロジェクト オフィシャルサイト http://aliceinmovie.info/