新垣結衣のサプライズ登場に国分寺第三中学校合唱部の生徒たちが歓喜！

映画「くちびるに歌を」国分寺第三中学校特別授業イベントより

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2月19日、映画「くちびるに歌を」の特別授業イベントが東京・国分寺市の国分寺第三中学校で行われた。

国分寺第三中学校は2014年「NHK全国学校音楽コンクール」東京大会で銀賞に輝いた合唱の名門校。

この日、恒松祐里、下田翔大、葵わかな、柴田杏花、山口まゆ、佐野勇斗、室井響、朝倉ふゆな、植田日向、高橋奈々、狩野見恭兵、三浦翔哉の12人の生徒たちが同校を訪問。国分寺第三中学校の合唱部の生徒たち20人と夢の混声チームを結成し合唱を行う。

学校のチャイムが鳴り、特別授業イベントがスタート。生徒たちが制服姿で登場。そして、合唱を聞く聞き役として三木孝浩監督も駆けつけた。

三木孝浩監督は「この映画を作るにあたり、最初に国分寺第三中学校を取材させていただきまして、皆さんの歌う姿、練習する姿を見て、歌う楽しさが本当に練習の時から滲み出ていて、コンクールの予選も見に行かさせていただいて、歌う喜びがいろんな人に広がっていく様が、すごく感動して、それを映画の中に是非取り入れたいなと思って、歌う喜びをキャストの皆にも伝えて映画を作ることができました。今日は本当に楽しみにして来ました。」と語ると、「僕以上に実は楽しみにして来てる人がいるんです。」と語ると、なんと、新垣結衣・木村文乃・桐谷健太の先生役を務めた3人がサプライズで登場！

すると生徒たちは歓喜！ 感激の声や拍手をして喜びました。

開口一番、新垣結衣さんは「皆さんが大好きな先生たちを連れて来ました(笑)。」と笑わせると、「素敵な歌声を聞かせてください！」と挨拶。

桐谷健太さんは「楽しんで！」と声援を送り、いよいよ夢の混声チームが歌う。

葵わかなさんの指揮で「手紙 ～拝啓 十五の君へ～」を熱唱。新垣結衣、木村文乃、桐谷健太、そして三木孝浩監督が生徒たちの合唱にうっとり、必然的に手拍子も出るなど、大成功となった。

新垣結衣さんは「表情がすごく豊かで、一編お話を読んだような充実感で今日も素敵でした。」、木村文乃さんは「皆がすごく楽しそうで、本当に歌が好きになってここに来てるんだなというのが伝わってきて感動しました。」、桐谷健太さんは「何回聞いても良かったです。ホンマに！ 今日はくちびる三中の人たちも迫力を増して最高でした。」とそれぞれ感想をコメント。

三木孝浩監督は「自分がイメージしていた手紙の15歳が歌うまっすぐさが見えた気がしてすごく良かったです。」と絶賛。

この日は、国分寺第三中学校の合唱部の生徒たちが今悩んでいることを先生役の新垣結衣、木村文乃、桐谷健太の3人が答えることになり。

将来なりたいものが決まっていないことについて質問されると、新垣先生は「決めなくても良いんじゃないですか？ 本当に好きなことが見つかった時に、それを目指して行けばいいんじゃないかなと思います。それを見つけるために何か行動を起こすことは大事だと思います。」と回答。

人見知りで友達を作ることが苦手な悩みが打ち明けられると、木村先生は「皆同じ気持ちだと思うから、特に自分は頑張ろうと思わなくても、同じ気持ちを持ってるだけで、ちょっと距離が近くなれると思います。桐谷さんのように“皆集まって！”という所に行ってみたら自然と輪の中に入れると思います。」と語ると、現役の高校生の葵わかな先輩は「私も去年同じ悩みを持っていて、実際高校生になったら友達がたくさんできたんです。私は友達を作るために自分の好きなキャラクターのキーホルダーを付けて、それが好きな人に話しかけてもらうのを待ったり、1日中 笑顔でいて話しかけて欲しいアピールをするとかいろいろ試したんですけど、結果上手くいかず、でも、自然と仲良くなる日が来ると思います。私は来ました。」と熱弁していた。

最後に新垣結衣さんは「私、撮影中に皆の歌声を聞いていて、どんどん声を出す、気持ちを出すことが当たり前になっていくことがすごく素敵で羨ましかったんです。それを今しか無い時間に、仲間たちとその時間を一緒に過ごせることがすごく素敵だと思いました。皆さんの歌声にすごく励まされたので、これからも何か機会があれば(合唱を)やって行って欲しいと思います。この出会いに感謝してます。」と、生徒たちに感謝していた。

映画「くちびるに歌を」は2月28日(土) 全国ロードショー♪

(C)2015 『くちびるに歌を』製作委員会　(C)2011 中田永一／小学館