8月1日、アリスインプロジェクト2014年8月公演「エデンの空に降りゆく星唄」の記者発表会が都内で行われ、前田希美、なあ坊豆腐@那奈、元SKE48研究生・今出舞、元SDN48の木本夕貴と伊藤花菜、日テレジェニック2013の末永みゆと日野麻衣、ウルトラマンギンガ・久野千草役の雲母(きらら)、ちーちゃん他アイドルや女優など30数名の女性キャストが勢揃いした。
本公演は、アリスインプロジェクトと3度目のコラボーレションとなる久保田唱さん(企画演劇集団ボクラ団義)を作・演出に迎え、1年ぶりに品川区・六行会ホールで公演を行う。
本作は、地球を目指す宇宙船で巻き起こる、少女たちとアンドロイドの出会い、愛と友情、そして別れがテーマとなっている。久保田唱さんのロジカルでスピード感の溢れる脚本・演出と、フレッシュな女優陣によるガールズ演劇の融合がどんな世界を生み出すのかと期待が高まっている。
自身の役柄や見どころについて、前田希美さんは「私の役は知能や感情の発達が遅れた女の子の役です。お芝居で表現するのが難しいので、どう気持ちを込めていいのか試行錯誤中ですが、演技に注目してもらえたら。」と答えた。
なあ坊豆腐@那奈さんは「教室の生徒たちと一緒に生活して、生徒たちの感情や知能の発達を促す役目を与えられたアンドロイドの役です。実はアンドロイドの役が3度めなのですが、今回がいちばん人間らしいです。感情的に動くアンドロイドに注目して。」
木本夕貴さんは「生徒たちの先生役で、歳上でしっかりした人。感情的になる場面でも、できるだけ優しい人として演じたい。宇宙船内で暮らす人達の話なので、狭い中でのコミュニケーションが大事だなと感じる。稽古でもみんなと仲を深めて高め合っていきたい。」
伊藤花菜さんは「科学者チームのトップの役です。テレビドラマ“ファーストクラス”の編集長や、アニメ“エヴァンゲリヲン”の赤木リツコに碇ゲンドウの冷酷さを足したようなイメージで役作りをしています。役柄のせいなのか、稽古場では誰も話しかけてくれないのですが(笑)、雰囲気を醸し出せているなら、役者冥利につきます。」
末永みゆさんは「初めてのアンドロイドの役で、どういう話し方をしたらいいのか悩んだのですが、しゃべり方をみんなの褒めてもらえて嬉しい。」
日野麻衣さんは「知能が発達してない教室の中でも、いちばん遅れている子の役ですが、星が好きないい子です。」
平山空さんは「違う宇宙船から漂着してきた人の役で、彼女たちに全く違うものをもたらす役柄です。いい意味で他の皆さんが作り出す空気を壊していきたい。」とそれぞれコメントした。
舞台で共演の機会が多い前田希美さんとなあ坊豆腐@那奈さんは、アイドルユニット“ななのん”としてのデビューも決まっており、こちらも活躍が楽しみ。
また、ちーちゃんの実の妹・水希あゆかさんとの姉妹初共演など、キャスティングの面でもファンには目が離せない公演となりそうだ。
○ STORY ○
地球に向け航海を続ける宇宙船『ノア』。
その中のに『エデン』