my favが感動のラストライブ 満員の観客を前に全曲披露、熱いステージを見せる「約2年半、本当に幸せでした!」

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6人組アイドルグループ・my fav(マイ ファブ)が28日、東京DDD青山クロスシアターでラストライブを開催。満員となった会場で、これまでに発表した全楽曲を披露、約2時間半の熱いステージを繰り広げた。

2023年に“新生ラストアイドル”としてデビュー。2024年、my favとして再スタートした。結成時からライブを中心に、精力的な楽曲リリース、イベント出演、ラジオ出演などの活動を続け、着実にファンを増やしてきたが、今年初めに解散を発表。今回グループとして初の東名阪ツアーの東京公演がラストライブとなった。

この日のライブでは冒頭、黒瀬梨花、園田一花、西村瑠香、古松華の4人のみが登場。場内を驚かせたが、この顔ぶれはグループ結成メンバーの4人。一人ずつ登場していき、デビュー曲『未完成スターライト』を歌唱した。これは2023年のお披露目ステージを再現したもの。歌の途中で、2024年加入の川又あん奈、田中美帆の二人がステージに加わり、続けて、現体制初シングル『間違ってないyes!future!!』へ。序盤からグループの物語を感じる演出で、場内はエモーショナルな空気につつまれた。小道具も使った楽しい『約束Anniversary』、そして『キミへDIVE!』へと続き最初のMCへ。

それぞれ今日のライブへの意気込みを語る。田中さんは「人生最後のライブなので、命懸けで歌って踊りたいと思います!」と強い覚悟を表した。

その後も、『無自覚やきもち』『しろくろぱんだ』など、これまでリリースした楽曲を次々と披露。『一生アイドル宣言』ではメンバーそれぞれがプレゼントを客席に投げ入れるサービスも。園田さんと田中さんの二人による『100秒と6文字でおしえて』では可愛いさが弾け、また川又さんと古松さんのハードなダンスパフォーマンスが印象的な『No Way』は観客の目を惹きつけた。

曲の合間には、これまで定期ライブでコーナーMCを務めたハマカーンや三拍子 久保孝真からのビデオメッセージが流されたほか、久保さんがステージに登場しステージ上で卒業式を行う面白企画でも観客を楽しませた。

終盤、『キミ僕』『I LOVE YOUをキミに』など初期からの人気曲が歌われると、会場のボルテージは上がっていき、メンバーからの最後の挨拶の時間に。

古松さんは「今この時間がずっと続けばいいのにな、と心の底から思っています。パフォーマンスをしていていろんなことを思い出していました。初めて6人体制をお披露目した2年前のTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)、1周年ライブ、たくさん出演させていただいた夏フェス、2周年ライブ……。その中でも昨年のTIFの『オールスター合唱バトル』の公開オーディションで、メンバーみんなも来てくれていて、一緒にガッツポーズしたあの瞬間は絶対に忘れることはないと思います。my favで学んだこと、経験したこと、みんなからいただいた言葉を胸に、これから全力でいろんなことに挑戦していきたいなと思います。そして、もっと準備して、みんなに成長した私の歌を聴いていただきたいなと思います。みんなのことは絶対に忘れません。みなさん大好きです!」

園田さんは「今日は楽しかったなと思います。今日が最後なんだなと、そういう感じはしないけど、そういう感じもしました」と彼女らしい独特な言い回しで挨拶。「今回こうして辞めるという決断をしたのは、正しかったのかどうかわからないんですけど、これからの人生を後悔しないように前に進んでいきたいなと思っています。みんなに会えたりライブできたることが幸せで、生き甲斐で……。ステージに立つのは今日が最後かもしれないんですけど、この時間をかみしめていきたいと思います。私はずっとみんなのことを忘れないけど、みんなはどうせこれからいろんなアイドルを好きになっていくと思うんですけど(笑)、でも、my favというグループがみんなにとってちょっとでも……、ちょっとでも特別な存在の思い出としてこれからあり続けられたらうれしいなと思います」

黒瀬さんは「この活動をしてきた期間はすごく幸せなことだったり、嬉しかったり、眠れないくらいつらい夜もあったり、涙を流した日もありました。支えてくれたのは、まずはパパとママ、私がどんな決断をしても応援してくれてありがとう。そして大好きな友達、私のことを選んでくださったスタッフのみなさん、何より大好きなファンの人たちに出会えました。今までかけてくれた言葉や一緒に過ごした時間はずっと忘れません。幼稚園の頃、卒園アルバムに『アイドルになりたい』と書いたあの日から、短いようで長いような日々でした。毎日幸せで楽しく過ごせたのは本当にみなさんのおかげです。何もなかった私のことを好きになってくれて、my favにたくさんの愛を届けてくれて、本当にありがとうございます。一緒に過ごした時間はみんなにも忘れてほしくないし、ずっと覚えていて欲しいです。私はみんなと出会えたこの2年半が人生の中で一番幸せでした!」

STU48でのアイドル経験を経て、2024年に加入した川又さんは「みんなに愛されて、ライブをすることができて、とてもうれしく思っています。またアイドルをすると決断して、my favに入ると決めてよかったなって心の底から言えます。そう思えるのはファンのみなさんのおかげです。私のことをたくさん照らしてくれて、ありがとうございます。アイドルって苦しくてつらいことも多いと思ってたけど、みなさんのおかげで楽しい思い出であふれてて、すごく楽しかったなって思えます。こんなにも大好きなみなさんに会えて、私は嬉しいです」と語りながらどんどん涙声に。「だからまたみなさんに会いたいし、もっともっと愛を届けたかったです。伝えきれなかった分、これからも伝えられるように頑張っていきたいと思います。my favを愛してくださり、ありがとうございます」

同じくSTU48卒業後、2024年に加入した田中さん。「“とうとうこの日を迎えたんだな”という実感がここで湧いてきました。さっきまではライブが楽しくって、まだまだこの時間が続くのかなって思いながらパフォーマンスをしていたんですけど、終わりが見えててくると……」と話しながら感極まった様子。「寂しい気持ちも正直あります。アイドル活動をやってきて、以前出会えた方もいればmy favに入ったことで出会えた方もいるし、ここで経験できた新しいこともたくさんあります。こんな素敵なメンバーたちにもスタッフさんにも恵まれて幸せなアイドル人生を送ることができました。ここまで来れたのも、今日この会場をいっぱいにしてくれたのもみなさんのおかげです。本当にみなさんに出会えてよかったなと思います。私はこれからはもうアイドルをやることはないんですけど、my fav田中美帆を記憶に刻んで一生忘れないでいてくれたらうれしいです」

西村さんは「このグループで過ごした約2年半、大変だったことも、うまく行かなかったことも何回もありました。だけど、それ以上に楽しかったこと、嬉しかったこと、やっててよかったなと思える瞬間がたくさんありました。そういう一つ一つの出来事が重なって、今身体の中にあります。何か一つでも選択が違ったら、この場所でみなさんとこの時間を過ごすこともなかったのかなと考えると、全部の時間をもっと大切に過ごせばよかったなとちょっと思います。でも、だからこそ、この時間を大切に、心に残しておきたいです。忘れっぽい私ですが、みなさんとの思い出は忘れたくないです。私は忘れないようにたくさん思い出します。みなさんもいっぱいいっぱい思い出してください。メンバーのみんな、ファンのみなさん、出会ってくれて、ありがとうございました。約2年半、本当に幸せでした!」

そして本編最後に『From my future』を披露。メンバーたちの歌声も涙まじりながら、頑張って歌う姿が感動的だった。最後に「今日私たち、みなさんとここで過ごすことができて、本当に幸せでした! 本当にありがとうございました!」と挨拶し一旦ステージをあとにした。

そして熱いアンコールの声援に応え、改めてステージに登場した6人。これからの6人の未来を照らすような『透明色のミライ』、そしてデビュー曲の『未完成スターライト』を改めて冒頭から6人で披露した。

川又さんは「解散なんだな、というのを今日やっと実感したというか、みなさん最後まで盛り上げてくれて、とても嬉しいです。思い出は一生持ち続けていきますので、みなさんもこの思い出を忘れないでいてくれたら嬉しいなと思います」と挨拶。そして大ラスには、最新曲でありラストシングルの『スターライン』を歌った。涙声になりながらも、力強く歌いきった6人だった。

田中さんが「今日という日をみなさんと過ごせて、本当に幸せでした。この日をいつか思い出してくれる日があったらなと思います。みなさんと出会えて嬉しかったです」と挨拶、そして最後に全員で「以上、私たちmy favでした! ありがとうございました!」と深く長くお辞儀した。

最後の曲を歌い終えたメンバーたちは感謝の思いをもって客席に降臨。通路を歩きながら感謝の気持ちを伝え、客席の扉から会場を後にした。こうして約2時間半におよぶ熱いステージに幕をおろした。

プロジェクトスタートから、そしてデビュー後も決して順風満帆とはいえなかった。だが選ばれたメンバーたちは健気に頑張り、パフォーマンスの向上とともに、ライブの動員も着実に上げていった。この日の会場もソールドアウトで満員、熱いパフォーマンスでつめかけたファンを大いに満足させた。この日で見納めというのがもったいないと感じる、充実のステージとなった。これからも芸能活動を続ける人、ステージを降りる人、さまざまなようだが、メンバーたちのこれからにも期待したい。

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