SKE48の入内嶋涼が27日、1st写真集『さやけき光』(扶桑社)の発売記念イベントを神田神保町・書泉グランデにて開催した。
昨年の水着グラビアデビュー以来、大きな反響を呼んでいた彼女が満を持してリリースした念願の写真集。ロケは奄美大島と、彼女の地元・神奈川県で行われ、人生初のランジェリーカットや、海での水着姿などを披露している。
写真集の発売が決まった時の心境について、入内嶋さんは「率直にすごく嬉しかったという気持ちが大きかった。初めてグラビアをさせていただいてから、写真集を出したいという目標が初めてできました。その目標を口に出してから1年も経たずに夢を叶えることができたので、嬉しさと同時に驚きも大きかったです」と笑顔を見せた。
撮影が行われた奄美大島では、天候に左右される場面もあったという。「夕日の撮影をしたかったのですが、直前に大雨が降ってしまい、スタッフさん全員が諦めモードでした。でも、カメラマンの時永(大輔)さんが『大丈夫、行ってみよう』と背中を押してくださったおかげで、雨が止んで素敵な夕日を撮ることができました。とても印象深い思い出です」と振り返った。
タイトルである『さやけき光』については、「さやかという下の名前に掛かっているなと思ったのと、爽やか、はっきり、明るいという意味が、私の名前の由来と重なって運命的なものを感じました。古語なので普段あまり聞かない言葉ですが、一度聞いたら印象に残るし、検索した時に一番上に引っかかるなと思ったのも理由です」と選定の裏側を明かした。
写真集の中では、自身の意外な一面も披露している。「生き物が好きなので、ヤギや大好きなカブトムシと一緒に撮影しました。父の影響で、物心ついた頃から好きなんです。一番はカブトムシのメス。オスは大きな角があって魅力的ですが、メスの背中やお腹にある毛深さがすごく好きで、そこに魅力を感じています。カブトムシ限定の“毛フェチ”なんです」と話し、報道陣を驚かせた。「以前はSNSにも載せていたのですが、フォロワーが減ってしまって、あまりプラスの反応がなかったので最近は控えています。写真集では、そんな素の私が見られます」とアピールした。
26歳での制服カットについては、「自分の中では危ういなと思っていました(笑)。でも周りのメンバーや家族からは『まだいけるよ』と言ってもらえたので、それを信じて着ています」とはにかんだ。
また、お気に入りのカットとして奄美大島で「鶏飯(けいはん)」を食べているシーンを挙げ、「普段、家族以外の前ではご飯を食べないように徹底しています。恥ずかしい気持ちが大きいのですが、写真集では食べている姿を多く見せています。その中でも、照れている素の表情が見られるのでお気に入りです」と理由を述べた。
2025年を振り返り、「ありがたいことに、とても忙しい1年を過ごさせていただきました。夢だった写真集を叶えることができて幸せです。今年の漢字は『変』。写真集の中でも、ファンの方に見せたことがない姿や雰囲気、笑顔を見せることができたので、自分の気持ちの変化も出ていると思います」と総括した。
来年の抱負については「この写真集をよりたくさんの方に手に取っていただきたいです」と意気込み、大晦日の過ごし方については「例年は神奈川の地元に帰っていますが、今年は帰らずに、部屋で飼っている生き物たちと一緒にゆっくり年を越したいです。紅白歌合戦は観たいですね。かつてSKE48も出演していた舞台なので、いつかは出たいという夢は諦めたくないです」と力強く語った。
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