向井地美音から倉野尾成美へ 伝統の歌でAKB48総監督を継承「昨⽇までのAKB48が私たちのライバル」
AKB48が17日、神奈川・ぴあアリーナMMにて「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM」昼夜2公演を開催。前⽇に柏⽊由紀さんの卒業コンサートを終え、倉野尾成美さんが4 代⽬AKB48 グループ総監督に就任、夜公演「AKB48春コンサート2024 inぴあアリーナMM夜の部 〜涙はいつの⽇か〜」では、前・総監督の向井地美音さんと、新・総監督の倉野尾さんが歌で共演、メッセージを送り合った。
倉野尾さんが総監督の象徴であるメガホンで「ワン・ツー・スリー・フォー︕」と叫び、この⽇のために⽤意された新⾐装に⾝を包んだメンバーがステージに登場、昼公演でも披露した『始まる。』で幕を開けた。続いて『サステナブル』『彼⼥になれますか︖』など4曲を弾ける笑顔でパフォーマンス。オープニングから会場に⼤きな⼀体感を⽣み出した。冒頭のMCでは倉野尾さんが「1曲⽬で念願の“総監督と⾔えば”のメガホンを使ってスタートしたんですけど、ちゃんと重さを感じました」とその重みを噛み締めたことを明かし「“AKB48が新しく⽣まれ変わったぞ”という姿を⾒せられるコンサートになっているので、本⽇も最後までよろしくお願いします︕」と挨拶した。
コンサート中盤のユニットパートでは、3代⽬AKB48グループ総監督の向井地美⾳さんと4代⽬を継承した倉野尾さんが登場。初代総監督・⾼橋みなみさんと2代⽬・横⼭由依さんの楽曲『出逢いの⽇、別れの⽇』をデュエットで歌唱し、曲中では互いにメッセージを贈り合った。
向井地さんは総監督を務めた5年間を振り返り「昨⽇3⽉16⽇をもちましてAKB48グループ総監督を退任させていただきました。5年間⽀えてくださったみなさん、本当にありがとうございました︕ 今⽇なるちゃん(倉野尾)と『出逢いの⽇、別れの⽇』を披露して、これはもともと⾼橋みなみさん・横⼭由依さんのゲンソー・ジキソー(現総監督・次期総監督)で歌っている曲で、私も横⼭さんと歌ったこともあって、今回なるちゃんと歌って歴史の⻑さ・重さをすごく感じました。⾃分で⽴候補した総監督だったんですけど、“本当に⾃分が総監督で良かったのかな︖”と思うこともありましたが、曲の中でなるちゃんが“おんさんのつくったAKB48が好きでした”と⾔ってくれたり、ファンのみなさんやゆきりんさんが “みーおんが引っ張るAKB48が好きだよ” と⾔ってくれて、総監督やって良かったなって思いました」と語り、ここで涙で声を詰まらせながらも、「あの頃のAKB48も好きだし、今のAKB48も⼤好きで、この先の未来のAKB48も⼤好きなので、バトンを繋ぐという役⽬ができて良かったです。私は総監督ではなくなりますが、1メンバーとして、なるちゃんのそばでモトソー(元総監督)として頑張っていきます︕ なるちゃん率いる新しいAKB48の応援をよろしくお願いします︕」と充実感に溢れた表情で語った。
向井地さんからバトンを受けとった倉野尾さんは「おんさん(向井地)や、ゆきさんの二人が引っ張ってくれるAKB48が昨⽇で幕を閉じたと思うとすごく寂しいのですが、19期研究⽣が加⼊してくれたり、17期⽣がみんな(正規メンバー)昇格できたり、KLP48に移籍する3⼈がいて海外からAKB48グループも盛り上げてくれるという気持ちも聞けて、AKB48が新しい節⽬を迎えているなと感じました。ここからまた楽しいこともうれしいことも、ときにはつらいこと、寂しいこと、苦しいこと、壁にぶつかることも増えてくるかもしれません。でも、これまでたくさんの先輩が繋いできてくれた歴史あるAKB48、これからも大切に守っていきたいですし、今のメンバーで作り上げるAKB48をみなさんにお届けできたらなと思います。これまで最強で最高のアイドルグループ・AKB48と思ってきましたが、昨⽇までのAKB48が私たちのライバルだと思います。ここから大変なこともあると思うけど、メンバー一丸となってまた一から積み上げていって、メンバーもファンのみなさんも胸を張って、AKB48のことを誇れる存在であるるように、これからも頑張っていきたいと思います。新⽣AKB48の幕開けを⾒届けていただきありがとうございました︕ これからもファンのみなさん一人一人が私たちを強くしてくれる大切な存在です。これからもAKB48をよろしくお願いします」と熱い想いを伝えた。
なおコンサートの最後には、6 ⽉ 25 ⽇からテレビ東京にてAKB48メンバーが出演するドラマ『星屑テレパス』の放送がスタートすること、AKB48の活動拠点であるAKB48劇場を⽼朽化のため全⾯リニューアル⼯事にともない、9⽉1⽇(⽇)に現AKB48劇場ラスト公演を⾏い、リニューアル⼯事期間中に⽇本全国出張公演を開催すること、そして、AKB48劇場が19周年を迎える12⽉8⽇(⽇)に延期となっていた秋元康⽒書き下ろしのオリジナル新公演でリニューアル初⽇を飾ることを発表した。倉野尾さんは「ちょっぴり寂しい感じもありますけど、20周年を迎えるにあたって、そして全国のみなさんに会いに⾏ける出張公演も設けていただいたので嬉しいです︕ 全国でまたAKB48をお届けできたらなと思います」とコメント。そして最後は、夜公演のサブタイトルにもなっている楽曲『涙はいつの⽇か』で「AKB48春コンサート」3公演のフィナーレを飾った。
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