小島梨里杏、2019年3月舞台初主演決定「気持ちは強く でもどこまでも繊細に」

ニュース 女優 舞台・ミュージカル
小島梨里杏
小島梨里杏

女優でタレントの小島梨里杏さんが2019年3月27日から上演される『キ上の空論 #10 ひびのばら』で舞台初主演を果たす。

2014年、『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ3号/ミオ役を演じ、注目された小島さん。以降も女優としてさまざまな作品に出演、キャリアを重ねている。

そんな小島さんが初めて舞台出演する“キ上の空論”は、2013年12月に旗揚げ。”オフィス上の空”代表・劇作家の中島庸介氏の個人ユニットで、言葉遊びや韻踏み、擬音の羅列や呼吸の強弱、若者言葉や方言など、会話から不意に生まれる特有のリズム〈音楽的言語〉を手法に“ありそうでなさそうな日常”を描く。

物語は「花山荘」が舞台。引っ越してきた寿(ことぶき)は、初めての一人暮らしに少し緊張しながら生活していた。ウォシュレットもついていない花山荘を、妹の歩(あゆむ)は「ボロいボロい」と馬鹿にするが、寿は気に入っていた。近所の惣菜屋でアルバイトをしながら、徐々にこの街に溶け込んでいく。
そんな日常の中で、フラワーアレンジメント教室で出会った梶原文(かじわらふみ)に興味を持ち始める。同じく花山荘に住んでいる輝男(てるお)はどうしようもない男だった。いつも友人にお金を借りては、すべて”遊び″に費やしてしまう。ある日、遊びで付き合っていたマミが「子供ができた」と言ってきて、輝男の何かが変わりだす。

小島さんは「‬‪物語をまだ私自身も詳しくはわかりませんが、おそらく挑戦したことのない、見たこともない世界が広がるはず。‬‪楽しみでもあり、正直、だいすきな方との再共演もありドキドキしておりますが、気持ちは強く、でもどこまでも繊細に頑張ります‬」と意気込みを見せている。

オフィス上の空プロデュース キ上の空論#10『ひびのばら』は、2019年3月27日(水)~31日(日)、東京芸術劇場シアターウエストで上演。