【Jams Collectionインタビュー 1】今夏7人体制で新スタート 未経験の新人加入で「みんなで支えよう」といい雰囲気に
昨年念願の日本武道館単独公演を実現、今年6月からは7人新体制で活動するアイドルグループ・Jams Collection。29日に約2年ぶり、新体制としては初となるミニアルバム『Jam Emotion』をリリースする。新体制がスタートして4ヶ月。6月に加入したばかりの新メンバー・花坂環さん、北乃咲久さんが現在の思いを、そして先輩メンバーの保科凜さん、村望しおんさんが7人体制のグループの現在について語ってくれた。
--加入して約4ヶ月、新メンバーはグループでの活動に少しずつ慣れてきた頃でしょうか?
花坂環「自分ではまだ慣れたとは思えなくて、毎回ライブは緊張するし、まだまだ課題も多くて、ライブ映像を後で見ても課題しかないんですけど、ファンのみなさんからは『慣れてきたね』とか『お披露目ライブぶりに来たら、めちゃめちゃ成長してたね』とか結構な確率で言ってもらえて、もしかして周りから見たら慣れてきたように見えるのかも、と思いました」
--客観的に見られると、自分が思う以上に馴染んできているのかもしれません。
花坂「6月のお披露目ライブの映像は、もう見たくないくらい表情もかちこちで、うまく笑えてないし、歌うときもずっと下を向いているみたいな感じだったんですけど、7月のKanadeviaホールでのライブ映像を見たときに、ちゃんとずっと笑えていて、なんかそのときの記憶はあんまりなかったんですけど、6月の頃と比べたら別人のように思えます」
--今回、人生初のライブ出演だったんですか? それ以前に別のグループで活動していたというわけでなく。
花坂「ないです。ステージに立ったことがなくて」
北乃咲久「私も緊張しました」
--北乃さんもアイドル経験はなく?
北乃「はい。お披露目ライブは二人ともド緊張していて、振りを飛ばすんじゃないかと思っていたんですけど、最近は自分のファンの方のことをちゃんと見られるようにもなりました。まだ自分のパートとか緊張して固まっちゃったりするんですけど、ステージに立っていることを楽しめていて、そう思うと慣れてきたのかなと思います」
保科凜「グループとしては、出会ってすぐの頃は5人と新人2人でお互い探り探りだったと思うんですけど、今はすごく馴染んでいて、楽屋でも一緒になってずっと話していたりとか、先輩後輩関係なく、ごはんのときや遠征先で和気あいあいと話せています。グループとして一つになれているのかなと思います」
--ジャムズって先輩後輩の間は、タメ口で“ちゃん”呼びでしたっけ?
保科「それは、そんなことはなくて……」
村望しおん「よく『敬語はやめて』と言われてきました」
保科「後輩からは“さん”呼びです」
村望「しなりんさん(保科)、つしさん(津代美月)、るーさん(小此木流花)は入ったときからずっと敬語使ってます」
保科「るーさんはあなたより後でしょ(笑)」
村望「るーさん、貫禄あるので(笑)」
--じゃ、二人は当然「さん」呼びで?
花坂、北乃「はい」
北乃「でもたまに“ちゃん”呼びになりそうになってしまいます(笑)。ファンとしてずっと見てきたから、“つしちゃん”とか“凜ちゃん”とか言ってしまいそうになります(笑)」
--加入前からもともとファンだったんですね。
北乃「はい。入ったときに、“るーちゃん”とか“さらら”って呼びそうになったり(笑)、ファンって“さらら”とか呼んでいるから、最初はさん付けに慣れるのが大変でした(笑)」
--二人ともジャムズのライブもお客さんとして観ていた?
花坂「はい。もともとTikTokなど映像ですごく観てきたんですけど、実際に生でライブを観たときは感激しました」
--ファン時代は誰推しとかあったの?
花坂「私は(水瀬)さららさんを推していました」
北乃「私は特に誰というのはなく、グループとしてのキラキラ感が好きでした」
--箱推しみたいな感じで。二人とも加入したときには、グループがスタートしてすでに4年だから曲数はすごく多いけど、ほぼ知ってた?
二人「はい!」
--振付も見てきたから……。
保科「でもただ見るのと、振りを覚えるのは全然違うと思います」
--じゃあ、メンバーになってから最初のお披露目までは猛練習を?
花坂「はい。二人のためにスタジオを取ってもらって、ずっと練習していました。ひたすら映像を見ながら覚えて、先輩方と合わせたのは6月に入ってからだったんですよ。お披露目が6月18日だったので、2週間でみなさんと合わせるのが大変でした」
村望「よく頑張ってくれたなと思いました。これは“新メンバーあるある”なんですけど、みんな怒涛の2週間を過ごしているんです。自分が新人の頃、今の彼女たちのような表現力を発揮できていたのかなと思ったくらい、二人ともすごく頑張ってきてくれて、レッスンでもライブでも。二人で協力し合ったんだなと思いました。私と、(同期の)さららって、“もう頭に入りきらないよ”と泣いちゃうこともあったんですけど、新人の二人も頭がパンパンでつらそうな時期もあったんですけど……ね、大変だったよね」
北乃「意外とケロッとしていて、なんでだろう(笑)」
--北乃さんは大変な状況だったり、悩んだことがあってもあまり表に出ないタイプなのかも?
花坂「同期でずっと一緒にいるんですけど、周りの人から見ると、“悩んでなさそう”とか“常に元気”とか言われますけど、そう見せているだけで、悩んでいても明るく接している感じがあります」
--やっぱりあえてそう見せている? それとも自然に身についたのかな?
北乃「なんでだろう、生きていく中で自然にそうなったのかな」
花坂「私は思っていることや感じたことが全部出るんですよ。アイドルとして繕ったりすることもできなくて、いいことも悪いことも感情が全部表に出てしまって。それが悩みで……」
北乃「素直でいいなって」
花坂「お互いうらやましがってて(笑)」
北乃「そうそう」
花坂「つらいときにも周りに大丈夫な姿を見せられるところが私もほしい」
北乃「お互いに補い合っている感じ。支え合ってますね(笑)」
--初めて先輩メンバーに会ったときってやっぱり震えた?
北乃「いまでも衝撃が!」
花坂「可愛すぎて!」
--それ以前にファンとして特典会に行った経験は?
花坂「なかったです。ファンの頃は近くで話したことはなかったから……」
保科「オーディションのときに初めて対面しました」
花坂「びっくりでした! もう可愛すぎて!」
北乃「目デカ!って(笑)。可愛すぎてびっくり、衝撃で、スタッフさんの話があまり入ってこなかったです(笑)」
花坂「スタッフさんに『私たちって横に並んで大丈夫ですか?』って聞いたくらい(笑)。メンバーに決まってからも、“え、ちょっと私たちって違わない?”って(笑)」
北乃「なんか“間違えて紛れ込んでしまった大学生感”がすごくて(笑)、全員にただただ衝撃を受けました」
--加入当初はみんなそうですよね。見られることで自然に磨かれていくものです。
村望「でも私たちから見たら最初の段階ですでに馴染んでいましたよね」
--しおんさんも加入当初にインタビューさせてもらった頃は、ちょっと硬くなっていた印象でした。
村望「最初は芋っ子も芋っ子、ド芋だったので。初めてのジャケット撮影のとき、カメラマンさんが、『この子はどの角度から撮っても腑に落ちないな』って言ってて、プロデューサーさんが、『これから化粧とか覚えますから』とフォローしてくれて。その点、さららはアイドルを経験していたので、みんなから“可愛い可愛い”って言ってもらってて、私はしゅんとしていたんですけど、今の新人の二人は入った直後から完成していたから、私から見たら。本当に二人がうらやましいです」
--ファンには新人の垢抜けてない感じ、フレッシュさが好き、という人も多いと思います。
花坂「馴染んでいく過程も楽しく感じてもらえればいいなと思います」
--7月のKanadevia Hallでのライブは新体制が軌道に乗るのに大きかった?
保科「タイトルも 『Start-Up One-Man LIVE』ということで、7人のジャムズで再スタートの意気込みを込めたライブとなりました。新体制になってから1ヶ月後にワンマンということもあり、たくさんの曲を覚えたり構成もつけてやるのが初めてだったので、みんなで一生懸命頑張りましたし、結果的に素敵なステージにできました」
--準備期間にはカベにぶつかったことも?
北乃「ありましたね、二人でカラオケで練習しながら泣いていたり」
花坂「覚えることがたくさんあるし、完成されているジャムズというグループに、何もしたことがない私たちが入る、歌って踊って、というのをできるのかなって。不安が大きすぎて、カベしか見えなかったです」
--不安だらけだったと思いますが、でも先輩たちの支えもあり?
花坂「最初のお披露目ライブ前には先輩方がお菓子(のつつみ紙)にメッセージ書いてくれたりして、それ見て号泣しました」
保科「楽屋で二人とずっといたんですけど、ずっと泣いてました」
北乃「凜さんの包容力、母のような、そこにいてくれるだけで安心感がすごくて、安心で泣いちゃうという感じです」
--聖母のような。
花坂「そう!」
北乃「マリア様みたいな」
花坂「レッスンでも、今行き詰まっているかなというのを察知して、抱きしめに来てくれたりして、“えっ、なんていい人なんだ!”って(笑)」
--新人がカベにぶつかりながらもみんなでライブを乗り越えたことで、メンバー全員の結束も固まったのかもしれません。しおんさんはいかがでしたか?
村望「二人が入りたての頃はどう接したらいいかわからなくて、さららとずっと話していたことは、まず、二人に嫌な思いはしてほしくないね、ということ。二人が“ジャムズが想像していた以上に素敵なグループ”って言ってくれていることが嬉しくて、さららもめちゃ泣いちゃって……。何より、二人がジャムズに入って、メンバー間で嫌な思いをしなかったということに安心しました」
--もともと雰囲気のいいグループというのはありました。
保科「そうですね。新メンバーが入る前の5人のときも、5人で頑張ろうっていう空気はあったんですけど、二人ともアイドル活動未経験だったので、私たちが教えてあげなきゃというか、二人が入ってきてそれぞれが一つお姉さんになって、みんながケアしたいとか構ってあげたいという空気ができ、みんなで支えようという雰囲気になりました」
--そういう経験をすることで先輩たち自身も成長につながる?
保科「より一層まとまって、団結感も生まれました」
※最新ミニアルバムについて4人が語ったインタビュー後半に続く
Jams Collection
2021年に結成。2022年2月、アルバム『Jam Mode』でメジャーデビュー。昨年、日本武道館でワンマンライブを開催。今年6月から現在の7人体制で活動中。ニューアルバム『Jam Emotion』(徳間ジャパンコミュニケーションズ)は10月29日発売。
その他グループの詳細プロフィールやCD収録曲、リリースイベントスケジュールなどは下記公式サイトにて。
保科凜(ほしな りん)3月9日生まれ、東京都出身。特技=書道、事務作業、スキー、乗り物酔いしない、事務作業 趣味=パントマイム、VR、子ども、YouTube ※結成メンバー
村望しおん(むらもち しおん)3月9日生まれ、埼玉県出身。特技=フラフープを回すこと 趣味=ショッピング、アイドル鑑賞 ※2023年にグループに加入。
花坂環(はなさか たまき)3月23日生まれ、東京都出身。特技=散歩、趣味=美容、音楽鑑賞 ※今年6月に加入
北乃咲久(きたの さく)9月13日生まれ、埼玉県出身。特技=踊ること、友達を可愛く撮ること 趣味=UFOキャッチャーでぬいぐるみをとる、辛い食べ物巡り ※今年6月に加入
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