山田杏奈、実家帰省時の心温まるエピソードを披露「すごく愛を感じました」 W主演映画『恋に至る病』完成披露舞台挨拶 

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長尾謙杜、山田杏奈
長尾謙杜、山田杏奈

女優の山田杏奈さんがW主演を務めた映画『恋に至る病』(10 月24 日公開)の完成披露舞台挨拶が7日、有楽町朝日ホールて行われ、同じくW主演を務めた長尾謙杜さん、不審死事件を追う刑事役の前田敦子さん、さらに、本作のために主題歌『奇跡を待ってたって』を書き下ろしたSaucy Dog ギター・ボーカルの石原慎也さん、廣木隆一監督とともに登壇した。

人気作家・斜線堂有紀による小説『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)が原作。不器用で一途な初恋、同級生の不審死と恋人への恐ろしい疑惑、抑えられない純粋な想いを描く。二人がたどり着く、〈切なすぎるラスト4 分〉と〈明かされる彼女の本心〉とは……。

今回山田さんと長尾さんは3年ぶりの共演。改めてお互いの印象を尋ねられると、長尾さんは「素敵に成長されているなと。変わられたところもあれば、いい意味で変わっていないところもあって。落ち着いていらっしゃるんですけど、ふとしたときに見せる無邪気な笑顔とか、少し少女な部分が残っているのも素敵だなと感じました」と現在の山田さんの魅力を語る。「3年前は“姉さん”というイメージが強かったんですけど……」という長尾さん。この“姉さん”感については「3年前の共演で初対面のとき、『よろしくお願いします』って挨拶したら、『あ、タメ語でいいよ』って言っていただいて(笑)、『ああ、姉さんだ』って(笑)。また堂々とされていて、頼り甲斐があって……」とその理由を紹介した。

一方で山田さんは長尾さんについて「3年前とはあまり大きく変わってないなと、いい意味で(笑)。3年前はまだ“なにわ男子”としてデビューされる前で、その後私もテレビで、『ああ長尾くん頑張っていらっしゃるな』って見ていたし、3年前のベースがあるからこそ、今回『お久しぶり』って言えたのはすごく嬉しかった」と語る。

舞台挨拶では本作の「君は、ぼくのために人を殺したの?」というコピーにちなみ、周りの人が「まさか自分のためにしてくれたの?」というテーマでトーク。山田さんは「私、実家に帰省していたんです、ちょっと用事があって。両親と弟がいて、ご飯食べたりして、そうしたら帰るのが寂しくなっちゃったんですよ。でも明日仕事なので帰らなければいけない。そしたら母と弟が、私が電車で帰る道をついてきてくれて、家まで一緒に来てくれて、二人はそのまま、とんぼ返りでまた埼玉の実家へ帰っていきました。すごく愛を感じました」と心温まるエピソードを披露。

さらに「いま何よりも愛してやまないこと」についてもトーク。山田さんは「ベランダでリラックスする時間」を挙げた。ベランダにリクライニングができる椅子が置いてあって、そこで時間を過ごすことで癒されているとのことだ。

最後にこれから映画を観る人々に向け「純粋なラブストーリーではない、でもラブストーリーなのかな、いろんな見方をしていただける作品だと思いますし、これはこうと決めることはできない、いろんなことが世の中にはあると思って、この映画を見て、その気持ちや感覚に触れてもらえたらすごくうれしいなと思います」とメッセージを送った山田さんだった。

映画『恋に至る病』は10 月24 日全国公開
(c)2025『恋に至る病』制作委員会

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