山谷花純、『鎌倉殿の13人』せつ(若狭局)役で念願の大河出演「ブレない愛を大切に演じたい」

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山谷花純
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女優の山谷花純さんが現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に、比企能員の娘で源頼家の妻妾となる、せつ(若狭局)として出演することが決定した。

『鎌倉殿の13人』は、平安時代末期の源平での争いから始まり、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たちと女たちの駆け引きが繰り広げられている。

今回、山谷さんが演じるせつ(若狭局)は、父が武藤(現在の埼玉)の有力武士である比企能員の長女。父は、鎌倉幕府将軍源頼朝の乳母・比丘尼の甥ということもあり、その後頼朝の息子である頼家の妻妾となった。その後頼家の子である一幡を産むが、一幡が6歳の頃に、頼家の危篤になり、北条氏との権力闘争に巻き込まれていく。

山谷さんは12歳で女優デビューし、その後スーパー戦隊シリーズ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のモモニンジャー役で注目を集めるとその後多数のドラマや映画に出演。NHKの連続テレビ小説『おひさま』や『あまちゃん』などに出演し、女優としてのステップを一歩づつ登ってきており、2019年にはマドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を獲得している。

今回出演が決まった際には、「大河ドラマへ出演するのは、仕事を始めた小学校6年生の頃から14年間追いかけてきた夢でした。決まったと聞いたときには、あまりの嬉しさに涙が出ました。また一つ親孝行ができました」と喜びをあらわにした。

今回出演にあたり山谷さんは、時代劇の作品を見て喋り方などを学び、さらに、所作などを覚えるために日本舞踊のお稽古にも通ったという。「若狭局は、燃えたぎる赤い情熱を絶やさない愛を貫く人。世界中を敵に回してでも頼家の味方でいるブレない愛を大切に演じたい」という熱い意気込みで番組後半を盛り上げていく存在になっていく。

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