【SKE48インタビュー】37thシングル『ため息未来』選抜メンバー4人、それぞれの同期への想い
アイドルグループ・SKE48が、37thシングル『ため息未来』を9月9日にリリース。今回表題曲選抜メンバーの中から8期生・井上瑠夏さん、佐藤佳穂さん、11期生・森本くるみさん、12期生・河村優愛さんが登場。新曲やそれぞれの期の絆、今後の目標などを語ってくれた。
--森本さんと河村さんの二人は選抜入りが今回で4作目、レコーディングやMV撮影など、いろいろと慣れてきましたか?
森本くるみ「はい! 最初の頃は二人とも不安で……」
河村優愛「一緒にごはん食べに行ったときに『頑張ろうね』ってお互い励まし合っていました」
--前作『サンダルだぜ』のMVでは二人でニコイチみたいなシーンも目立ちました。
河村「今回も多いですよね」
森本「(立ち位置が)シンメ(トリー)なので」
--今回の4人では河村さんがGirlsNews初登場ですが、初登場の方にはデビューのきっかけを聞かせてもらっています。河村さんはもともとアイドルが好きで目指していたんですか?
河村「私はもともと心理学の道に進もうと考えていました。人を幸せにすることをしたいと思って。でももっと身近な存在でいて、人を幸せにすることを実感できるものとは何か?と考えていたときに、SKE48の12期生オーディションの募集があって、“あ、アイドルだ!”って思いました(笑)。そして初めて受けたオーディションで受かりました。運命的な出会いだったなと思っています」
--もともとアイドルを見るのが好きだったということもなく?
河村「そう……ですね。“アイドルっていいな”と思ったことはあるんですけど、自分がなれると思っていなかったので、本当に一番迷っていた時期にオーディションの告知を見て、応募してみたら受かって……」
--心理学って悩んでいる人の相談に乗ったり?
河村「そうですね。心理カウンセラーとか目指していました」
--それが中学生くらいのこと?
河村「はい。先の人生のことを考えるタイプだったので(笑)。中学生のときに大学のオープンキャンパスに行ったりしていて、心理学の勉強をすることしか考えてなかったんですけど、人って急に変わるなって思って(笑)」
--先輩3人はアイドルに興味があってオーディションに応募したんですか?
佐藤佳穂「いえ、私は興味なかったです。テレビで観たりはしていたんですけど、日本のアイドルに詳しくなくって、あんまり知らないまま入りました」
井上瑠夏「私は逆に大好きで、特にAKB48グループが大好きで、熊本に住んでいたんですけど、福岡の今のPayPayドームでのツアー公演に行ったりだとか、総選挙の後夜祭に行ったりだとか。オーディションもたくさん受けていて、最後のチャンスだと思って受けたオーディションがSKE48の8期メンバー募集でした」
--森本さんもオーディションはSKE48が……
森本「初めてです。私は幼稚園の頃にAKB48さんをテレビで観ていて、また関西なのでNMB48さんがテレビに出ているのをよく観たりして憧れました」
--河村さんは加入後は順調に?
河村「はい、順調です」
--河村さんは明るいキャラクターで、あまり壁にぶつかって落ち込んだようなことはなさそうなイメージがあります(笑)。
河村「はい。こんな感じです(笑)」
--森本さんは前回のインタビューで、加入してから結構悩んだり考え込んだりしたという話もしてくれました。でも悩んでいてもしょうがないので、今できることをやろう、と。
森本「はい」
--その点、河村さんはあっけらかんとしている印象(笑)。
河村「(笑)。まったく悩んだことがないわけではないんですけど(笑)。研究生の時期はつらいこともありましたけど、正規メンバーに昇格してからは、ひたすら頑張れば報われるかなと思って頑張ってきました」
--やっぱり、そういうひたむきな努力があってこそ今のポジションがあるんでしょうね。
★「言わなくてもわかり合えるところが同期の良さかなと」
--佐藤さんと井上さんは8期生で。
井上「はい。今年の11月でSKE48 8期生はデビュー10周年を迎えます」
--これまで続けてきた中で、やっぱり壁にぶつかったり、くじけそうになった経験もあるのだと思います。
井上「私は自分からなりたくてメンバーになって、本当に今まで悔しいこととか悲しいこと、楽しいこと、大変だったことなどいろいろ経験してきて、気づいたら10年経ったという気持ちのほうが強いです。自分が歌って踊るのが好きだから続けてこられたというか、AKB48グループのメンバーにどうしてもなりたかった理由、劇場公演で毎日衣装を着て人前で踊れる、毎日アイドルをやりたいという気持ちでオーディションを受けたので、劇場公演の一つ一つがすごく楽しかったなって、だから続けて来られているのかなと思います。やっぱり同期の存在も大きくて、この同期じゃなかったら絶対に10年も続けられなかったなとすごく思います」
--つらいことがあっても励まし合えたり?
井上「悲しいときも楽しいときも、常にそばにいてくれたのは同期だったので、本当に支えられています」
佐藤「そうですね。るーちゃん(井上)の家で一緒に泣いたり(笑)、ホテルの部屋で朝5時まで語り合ったり、同期と過ごす時間は長くて。私はこの10年間、8期メンバーと過ごす時間もあれば、6期の先輩方と仲良くさせてもらったりだとか、いろんな期のメンバーと関わってきた思い出もあるんですけど、その中でもずっとファンの方が支えてくれていた、という思いもあります。ただ、やっぱりファンの方には見せたくない姿もあって。そういう部分もお互い見せ合えるのは同期だけなので、普段私はあんまり人に言わないタイプなんですけど、さりげなく話す内容から、“やっぱり思っていることは一緒だな”と思って、言わなくてもわかり合えるところが同期の良さだなと。10年、どんどん年数を重ねるごとにそれを感じることが増えて。ちびっ子たちがみんな大人になってきたので(笑)、頼もしいというか、10年間一緒に過ごせてきたのが大きいかなと思います」
--一緒に泣いたというのは、たとえば自分の頑張りがなかなか報われない、みたいなことだったり?
佐藤「それもあるし、やっぱり表には明るい姿を見せていたいし、頑張っている中にも苦しいことがあったときに、お互い“元気?”みたいな感じで声をかけたり、相談し合ったりもしますし。10年もやっているとショックなこととか辛いことがあって……。仕事のことだけじゃなく、愛犬が__みたいなこともあるじゃないですか。そういうときにそばで支えてくれる存在がいるのは大きかったなと思います」
森本「11期も仲がいいんですけど、研究生の頃から私の同期の選抜入りがすごく早かったんです。仲間でもあり、みんなライバルでもあるので、どうしても比べてしまって……。“今自分に何ができるんだろう?”“自分が頑張れることってなんだろう?”と思ったときに、SKE48には劇場公演があるので、ただひたすらに、がむしゃらに劇場公演の(いろんな)ポジション(のパフォーマンス)を覚えて頑張っていたな、と思い出します」
--それが報われて選抜入りし、4作連続を数えるようになりました。一方で、同期(大村杏)がセンターを務めることは嬉しいけど、“いつかは自分も!”という気持ちも?
森本「はい。自分がセンター、センター、というのはおこがましいんですけど、もちろん同期が頑張っているのを一番近くで見ているので、それは素直に嬉しいですし、同期からセンターが出たというのは誇らしいという気持ちなんですけど。やっぱり自分ももっと頑張らなければと、奮い立たせられるような存在だなと思います」
--河村さんの同期は?
河村「私を含めて8人います」
--その中で河村さんはわりと早めに抜擢されたほうですよね。
河村「そうですね、12期生の中では、早いと思います。12期生の子たちって、私と伊藤虹々美ちゃんが選抜に入ったときに、すごく褒めてくれて。『今まですごく頑張ってきたからね』『同期から選抜が出るということが本当に誇らしいから、私たちも頑張るね』って言ってくれて、その優しさが嬉しくて心に染みました。内心悔しいと思っている子もいるかもしれないけど、でも自分のことのように喜んでくれる同期が大好きです。12期生は『8期生の先輩方のようになりたい』と話しているんです。8期生のみなさん本当に仲がよくて。12期生もすごく仲がいいし、一致団結していろんなことに挑戦したいと思っているから、“目指すは8期生!”という感じです(笑)」
--さっき言っていたように『なんでも話せる』ということだけでなく、8期生は側から見ていて感じる“まとまり感”みたいなものもあるのかも。
佐藤「握手会のときってそれぞれ入り時間が違うんですけど、自分が会場に行ったらもう席が用意してあって(笑)。8期みんなで一緒に座りたいから、朝イチのスケジュールの子たちが席を確保してくれます。それ以外にも気づいたときには、みんなで集まっているし、一人だけ別仕事でいないときにも『佳穂ちゃん、どこー?』って感じで、みんなから自撮り写真が送られてきたりとか、いてもいなくても居場所はずっと作ってくれている、それはすごく愛おしいですね。LINEグループもめっちゃ動いてる(笑)。卒業した仲村和泉ちゃんも含めた8人のグループは一生残しそう。今現役7人のグループもあるし、8期のグループは10個以上あるよね(笑)」
井上「いろんなペアペアで」
佐藤「8期の中のチームメンバーごとのグループとか」
★ 「この夏が終わってほしくない」という気持ちをファンの方とも共有できる
--そんな4人が選抜メンバーを務める新曲『ため息未来』。夏の終わりに聴きたくなる爽やかな楽曲ですね。
佐藤「明るい曲だなって感じました。前作『サンダルだぜ』も久しぶりに明るい楽曲で、ファンの方も嬉しかったと思うので、また喜んでくれるんじゃないかなと思います」
井上「本当に夏を感じさせる、ワクワクさせてくれるような楽曲だなと最初に聴いたときは思ったんですけど、まず私は歌詞のほうに注目して、タイトルが『ため息未来』だったので、どういう曲だろうと疑問のまま聴いたら、すごく可愛くて元気な楽曲だったので嬉しかったです」
森本「夏に恋をしている女の子が、楽しいから夏が終わってほしくない、という気持ちを描いた楽曲なんですけど、“夏が終わってほしくない”という気持ちは、恋愛じゃなくてもあって、SKE48は夏フェスに出させていただいたり、特に夏は盛り上がるので、“この夏が終わってほしくない”気持ちはメンバーはもちろん、ファンの方も同じなのかなと思います。みんなで楽しめる曲だなと思いました」
河村「“ため息”ってネガティブなイメージが一般的にあるじゃないですか。でも曲を聴いたらポジティブな明るい曲で、ファンの方もコールしやすい曲だと思うし、曲調や歌詞のテイストは全然違うんですけど、『サンダルだぜ』の次の曲としてピッタリだなと思いました」
--衣装はこれまでになくビビッドなカラーになっています。
河村「“こういうのが着たかった!”という衣装で、好みとドンピシャだなと思って! ダンスは、振付の先生によると、ギャルをイメージしたダンスらしくて、確かに、手を伸ばすところだったり、“フレミングの法則”みたいな手をしていたり(笑)。そういう振付がすごく好きで、踊っていて自分はアイドルだなと思えるし、ファンの方もそれを見て、“あ、推しが楽しそうに踊っている”と思ってくれると思います」
--最後にそれぞれの今後の目標をうかがいたいと思いますが、グループとしての目標としては変わらずに……。
佐藤「20周年に向けて、今SKE48、メンバーとスタッフさんとファンの方で目指している場所があるので……」
--バンテリンドーム ナゴヤで。
佐藤「はい。20周年のときにバンテリンドーム ナゴヤに立っていられるグループであるように、ここからあと2年、どんな活動ができるかということが大事になってくるのかなと思っています。やっぱり新しいファンの方と出会える機会も作りつつ、ずっと支えてくださっているファンの方も誰一人置いて行かないように、素敵な活動ができたらいいなと思います」
--個人的には、化粧品の仕事をすることが目標と語ってくれていましたね。
佐藤「その夢は人生での目標ということで。卒業後違う道に進んでも挑戦できると思いますし、化粧品に関する仕事はSKE48ではなかなかないので、これから自分が切り開いていけたらいいなと思っています。あと、るーちゃんが昨年熊本で凱旋ライブをしていましたが、私も地元の豊橋で凱旋ライブをやって、みんなを私の故郷に連れて行きたいなと思います」
井上「本当にこの10年間、いろんなことを叶えさせてもらったんですけど、やっぱり地元でSKE48としてお仕事できたことが嬉しかったです。熊本で私一人で観光バスツアーをさせていただいて。予想以上に多くの方が応募してくださって熊本を楽しんでくださったので、またそういうツアーだったり、ファンの方を熊本に連れて行ったり、熊本の方に少しでもSKE48を知っていたくことができたらいいなと思います」
森本「グループとしては 、楽曲がSNSでバズってほしいなと思っていて。個人的にはSNSがあんまり得意じゃないんですけど、私なりには頑張っているつもりなので、どこかでSKE48の楽曲がたくさんの方に見てもらえたら嬉しいなと思います。テレビの歌番組とか観ていても、“ここにSKE48がいたらな……”と思うことがすごくあるので、まず楽曲をたくさんの方に観てもらいたいなと思います」
--SNSで楽曲がバズってテレビの音楽番組にひっぱりだこ、というパターンは最近よくあります。
森本「はい。あと今の選抜で関西メンバーは私だけなので、前作では関西に行けなかったのですが、今回は行けると嬉しいなと思います。また、県外出身のメンバーだからこそできるお仕事とかいろいろあると思うので、奈良の方にもSKE48を少しでも広められるメンバーになりたいなと思います。
--引き続き、奈良市の観光大使としても頑張ってください。
森本「はい!」
河村「私はSKE48がもっとテレビ番組に出られたらいいな、と思っていて。全国のテレビももちろん大事なんですけど、やっぱり地元のテレビに出ることが大事だなと感じています。名古屋・栄のグループなので、県内の活動を活発にすることで、新たに知ってくれた方も劇場やイベントなどに観に来やすいし、そこから広げていけたらと思います。私個人としてはいつかソロライブをやりたくて! 佐藤佳穂さんがソロライブ2回目をされたんですけど、本当にキラキラされていて。私もいつかあの場所に立てたらいいなと毎回見るたびに思っているので、いつかソロライブができたらと思っています!」
--テレビの音楽番組にもっと出たいという話は、先輩メンバーもよく話してくれていましたね。
佐藤「私たち8期メンバーはありがたいことにテレビ出演の機会に恵まれていた時期を経験していましたが、なかなか思うようにいかない、もっと後輩メンバーにも出てほしいと思うし、今のこの環境がもどかしいと感じることもあります。やっぱりいろんなきっかけがあると思うので、そういう機会を作れるように8期が引っ張っていきたいですし、全メンバーの頑張りがどこかで実を結んだらSKE48にとって嬉しいことだなと思います!」
SKE48
名古屋・栄を拠点に活動する、AKB48グループの国内二番目のグループとして2008年に結成。2009年『強き者よ』でメジャーデビュー。その他詳細プロフィールやニューシングル『ため息未来』の詳細は公式サイトにて。
井上瑠夏 Team KⅡ 8期生 2001年6月12日生まれ 熊本県出身 2016年加入
佐藤佳穂 Team KⅡ 8期生 1997年5月16日生まれ 愛知県出身 2016年加入
森本くるみ Team E 11期生 2007年9月3日生まれ 奈良県出身 2022年加入
河村優愛 Team E 12期生 2006年1月31日生まれ 愛知県出身 2023年加入
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