BEYOOOOONDS里吉うたの、大ファンの『科捜研の女』に出演決定 沢口靖子と対面し「人って喜びが度を超えると固まってしまうんだ…」

アイドルユニット/グループ ニュース ハロプロ
里吉うたの、沢口靖子
里吉うたの、沢口靖子

ハロー!プロジェクトのアイドルグループ、BEYOOOOONDSの里吉うたのさんが、22日にスタートする『科捜研の女』の新シリーズ第1話にゲスト出演することが発表された。里吉さんはかねてから『科捜研の女』ファンを公言しており、今回念願叶った形となった。里吉さんは「大好きな作品で一生懸命演じたので見てくださったらうれしいです」と熱くアピールした。

里吉さんが演じるのは、10年前、山岳部の登山練習中に滑落死した女子高生・河合範子。彼女の死はすでに事故として処理されていたが、ゲストの大久保佳代子さん演じる元非常勤講師・星名瑠璃が突然、殺害したのは自分だと自首してきた。瑠璃はなぜ今になって自首してきたのか、そして本当に範子を殺したのか…!?  科学で供述を裏付けるべくマリコたちは鑑定を開始するが、浮かび上がってきたのは“女優みたいに華やかな名前を持つ、地味な女”=瑠璃の歪んだ感情と意外すぎる真実で……というストーリーとなっている。

現在20歳の里吉さんは、小学生のころから『科捜研の女』にハマっていたという筋金入りのファン。動画やイベント、SNSでドラマへの愛を発信し、新シーズンの放送が決定したときには、「私の幸せな木曜日が帰ってくる…♥」などとブログで綴っていた。それらが制作陣の目に留まり、『season20』の初回という記念すべき節目に念願の出演が叶ったという

里吉さんはドラマ初出演、しかも山中で滑落死をとげる女子高生役という切なく難しい役柄だったが、BEYOOOOONDSの一員としてストーリー性を重視したパフォーマンスをこなしてきた里吉さんは「高校時代を思い出しつつ、ナチュラルな感じでオーバーにならないように演じました」と、堂々ドラマデビュー。

共演シーンはなかったものの、撮影の合間をぬって憧れの沢口靖子さんと対面したことも打ち明け、「すごーーく感激したのですが、それをうまく出すことができずに固まってしまいました…。人って喜びが度を超えると固まってしまうんだってことが、はじめてわかりました」と、感動のあまりガチガチになってしまったことを告白しました。

また、里吉さんは『科捜研の女』の魅力を、「科学捜査でひとつひとつ証拠を見つけていく過程が大好き! 確固たる科学的証拠が見つかるところに、スカッとするんです。指紋や音声の鑑定でピタッと結果が合致する瞬間は、ゾクゾクしちゃいます(笑)」と、瞳を輝かせて熱弁。もしもひとつだけ鑑定を体験できるとしたら、どんなことをやってみたい?という問いには、「うーん…私が好きなのは歩容認証(※歩く姿で個人を認証するシステム)と成傷器鑑定(※遺体の損傷から凶器を特定する鑑定)なんですけど… (笑)」と悩みつつ、「歩容認証で、自分が歩く姿を見てみたいです! 歩くときの自分のクセを科学的な観点から見つけるのも面白そう」と、マニアックな視点でコメントを。

そして、「科学鑑定のこととなると周囲を振りまわしてしまうところが好き。捜査のために着ぐるみ姿になったり、お茶目でかわいらしいところも大好きです」と主人公・マリコへの熱烈な支持も明かし、さらには「(橋口)呂太くん(渡部秀)と(涌田)亜美ちゃん(山本ひかる)の、ワンちゃんとネコちゃんみたいな関係性に癒されます」「もしちょっとでも科捜研のメンバーになれるとしたら、亜美ちゃんの下について“Ami special(※亜美が自作した解析プログラム)”についてたくさん教えてもらいたいです!」と、どこまでも深い『科捜研の女』への愛を語っていた。

◾️里吉うたの(BEYOOOOONDS)コメント全文

――『科捜研の女』にハマったきっかけを教えてください!

「ハマったのは小学生のときです。学校から帰るとちょうど再放送をやっていて、お留守番中に見ていたら面白さに夢中になりました。とにかく、科学捜査でひとつひとつ証拠を見つけていく過程が大好き! 私は数学など答えが定まっているものが好きなので、確固たる科学的証拠が見つかるところにスカッとするんです。指紋や音声の鑑定でピタッと結果が合致する瞬間は、音楽の効果も相まってゾクゾクしちゃいます(笑)」

――今回のオファーを受けたときの率直な気持ちを教えてください。

「事務所のスタッフの方々から、サプライズで教えてもらったんです。まったく違う動画の撮影をしていたとき、くじ引きするシーンがあったのですが、引いたくじを開いたら“里吉うたの、『科捜研の女』出演決定!”と書いてあって、一瞬、頭が真っ白になりました。腰がぬけちゃったので、カメラ的にはあまりよろしくないリアクションになってしまったのですが(笑)、こんなに早く夢がかなうとは1ミリも思っていなかったので、『科捜研の女』が大好きって発信してきてよかったなと思いました。私があまりにビックリした顔で楽屋に戻って来たので、メンバーの平井美葉ちゃんが「もしかして『科捜研』…?」っていち早く気づいてくれて、自分のことのように喜んでくれました。母も大ファンなので、報告したら「うわぁぁぁっ!」って、いつもの50倍ぐらい大きな声をあげていました(笑)」

――撮影はいかがでしたか?

「夢がかなってうれしい気持ちももちろんあったのですが、ドラマ撮影自体が初めてだったのでやっぱりひとつひとつ勉強させていただこう、という気持ちで臨みました。山の中でのロケで、緊張感あるシーンも多かったので集中してやらないと…とも思いました」

――被害者の女子高生・範子役を演じる上で気をつけたところは?

「私たちはストーリーを演じながらパフォーマンスをするグループ。歌いながらわかりやすい表情や仕草でパフォーマンスをしているのですが、今回は高校生役ということもあり、自分の高校時代を思い出しつつナチュラルな感じでオーバーにならないように演じました。でもナチュラルだけでは伝わらないこともあるので、バランスが難しいなと思いました」

――共演シーンはなかったようですが、沢口靖子さんにもお会いしたとか?

「はい!! すごーーく感激したのですが、それをうまく出すことができずに固まってしまいました…。人間って喜びが度を超えると固まってしまうんだってことが、はじめてわかりました。そんな私にもやさしく接してくださって、すごくうれしかったです。科捜研のラボのセットも見せていただいたのですが、亜美ちゃんの寝袋や呂太くんのお菓子があったり、ホンモノの機材があったりしてすごくワクワクしました」

――もしもひとつだけ鑑定を体験できる…ということになったら何をやってみたい?

「うーん…私が好きな鑑定は歩容認証と成傷器鑑定なんですけど…選ぶの難しいですね…(笑)。でも、歩容認証で自分が歩く姿を見てみたいです! 私は小さい頃からダンスをずっとやってきたのですが、動画を撮って自分の踊りのクセを見つけて直していくので、歩くときの自分のクセを科学的な観点から見つけるのも面白そうだなと思います」

――主人公・マリコの好きなところは?

「真実に向かって一直線で、鑑定のこととなると周囲を振りまわしてしまうところが好き。風丘先生(若村麻由美)がマリコさんに振りまわされるシーンには「あぁ、『科捜研』だな~」ってニンマリしちゃいます(笑)。あとは、捜査のために着ぐるみ姿になったり、お茶目でかわいらしいところも大好きです」

――ほかに好きなキャラクターはいますか?

「みなさん大好きなのですが、(橋口)呂太くんと(涌田)亜美ちゃんの、ワンちゃんとネコちゃんみたいな関係性に癒されます。クスっとなるポイントだなと思って、毎週、お2人の絡みを楽しみにしています。もしちょっとでも科捜研のメンバーになれるとしたら、亜美ちゃんの下について“Ami special(※亜美が自作した解析プログラム)”についてたくさん教えてもらいたいです!」

――視聴者にメッセージをお願いいたします!

「大好きな作品で一生懸命、演じたので見てくださったらうれしいです。私自身も第1話を見るのが楽しみですし、今回の経験をグループのパフォーマンスにも生かしていきたいです!」