アプガ・℃-ute・藍井エイルが登場!ニコニコ超会議2015「超音楽祭」1日目レポート

アップアップガールズ(仮)

4月25・26日、ニコニコ動画発のイベント「ニコニコ超会議2015」が千葉・幕張メッセで開催された。2日に亘って行われたイベントの中から、今回は多数のアーティストが出演した「超音楽祭」1日目の模様をレポートする。

今年で早くも4回目の開催となった「ニコニコ超会議」。今年も目玉企画として、ライブコーナー「超音楽祭」が設定された。アイドル・声優・ゲームミュージックなどの分野から豪華な出演者を招き、サブカルチャーの象徴ともいえる同イベントらしいライブを開催した。そんなライブの中から、女性アイドルグループやアーティストの活躍を今回はレポートする。

すっかり代表曲に定着した「全力!Pump Up!!」でステージに飛び出したのは、アップアップガールズ(仮)(以下アプガ)の7人だ。ニコニコ超会議には第1回からの”皆勤賞”ユニットだけに、「今日はですね、この会場にいるみなさんも、今見ているみなさんも、一緒に体を動かして楽しむもよし、そこのお立ち台で私たちよりも目立つもよし」と佐藤綾乃さんもこのイベントならではの楽しみ方をファンに提案。続く「美女の野獣」では、自ら「私たちにしかできない野獣ダンス」(佐藤綾乃)で代名詞のキレキレパフォーマンスを披露し、初見の観客にもしっかりと存在感をアピールした。「ジャンパー!」や「アッパーカット!」では、ニコ生でイベントを見ていたユーザーからも「体力がすごい」「アッパーカットされたい」とお褒めのコメントが画面を覆い、しっかりと名前を売りこんだアプガ。自身最大規模の動員となる日比谷野音公演に向けて、大きな糧となったステージだった。

一方、こちらも皆勤賞となったのが℃-uteだ。この4年でハロプロを引っ張る中心ユニットへと立ち位置を変えた5人。ソロでの活躍も著しい彼女たちが、グループアイドルとしての最高峰のポテンシャルを幕張メッセ、そして画面の前の観客へと届ける。1曲目は発売したばかりの最新曲「The Middle Management~女性中間管理職~」。ダンスとボーカルのハイレベルな融合で、ニコ生の画面を驚きと称賛の弾幕が埋め尽くした。今回のニコニコ超会議で気になるブースをたずねられた岡井千聖さんは、苦手だというお化け屋敷の『超ホラーゲームお化け屋敷』を挙げ、「ファンの方に守ってもらいつつ行きたいな」とアピール。これには萩原舞さんから「ありえなくね?」と鋭く突っ込みが入り、最後はリーダーの矢島舞美さんが「ライブで熱くなった後はお化け屋敷ですっとね」と綺麗にまとめた。こんな完成されたMCも、経験が裏打ちする一幕と言えよう。最後は「Danceでバコーン!」で爆発的な盛り上がりを産んでライブを締めくくった℃-ute。ハロプロのフラッグシップとして、今年も引き続き活躍を続けてくれそうだ。

アーティストとして、グループアイドルとは一味もふた味も違う魅力を会場にふりまいたのが藍井エイルさんだ。1曲目の「IGNITE」から、会場は終始大きな盛り上がりに包まれた。ニコ生のタイムラインにも「歌うめえ!」「SAO2思い出す」といったコメントが溢れる。たった一人で大きなステージに立ち、様々なジャンルの出演者のファンがひしめく会場を自分の色にすぐに変えてしまえるのは、その高い実力ゆえ。トップアーティストとしての力をまざまざと見せつけるステージとなった。

他にも1日目には会場をセクシーかつド派手なライブで盛り上げた「A-Queen from BURLESQUE TOKYO」などが登場。ビッグイベントらしい多種多様なパフォーマンスで、幕張メッセ、そして日本中が熱くなったライブと言えよう。

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