「借金返済ユニット」ザ・マーガリンズが1stライブを挙行!新メンバー2人が電撃加入

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12月23日、ザ・マーガリンズ1stLIVE「借金はLIVEで返せ!!」が新橋・ヤクルトホールで行われた。

ザ・マーガリンズは「借金返済」を目標に掲げた、前代未聞の9人組ガールズユニット。メンバー全員の借金総額は1億3070万円にもおよび、アイドル活動を行っていく中でこの膨大な額を返済していくことを目的としている。

また、GMには売れっ子女芸人であるオアシズ・大久保佳代子さんが、総監督には人気演出家であるマッコイ斉藤さんが就任。テレビ番組で活動の様子を伝えるなど、バラエティ色の強い活動を前面に打ち出している。

そんな彼女たちが、12月17日のデビューシングル発売に続き、初のソロライブを今回開催。「無謀じゃないかと思ったんですけど、来ちゃったんでね。わかんないです、フタ空けてみないと」(大久保佳代子GM)、「一人10枚ずつ、100枚はメンバーで売りました。ノルマだったので…イベントを何回かさせていただいて、その中で私たちのことを気にいってくださったり応援してくださる方が来てくれれば、もう少し入ると思います」(藤原亜紀乃)と集客に不安を見せていたが、会場は多数のファンが集合。彼女たちのパフォーマンスを温かく見守った。

テレビの人気者が自ら手掛けるグループだけあり、会場は常に笑いが絶えないライブとなった。まずはデビュー曲である「グッバイ借金天国」「神様無しの神頼み」をそれぞれ歌唱。自らの境遇を懐かしいメロディーラインとコミカルなフリに載せて歌い、会場は大きな拍手に包まれた。しかし、彼女たちの持ち歌は現状のこの2曲のみ。「ここで悲しいお知らせがあります。私たちにはこの2曲しかありません。なので続いてもこの曲聞いてください」(藤原亜紀乃)と再び2曲を歌い、今度は会場が笑いに包まれた。

続いてはメンバーにスポットを当てた企画へ。ダンスが特技だという小野美公さんは、ハイヒールを脱ぎ捨て裸足で激しいダンスを披露。時に客席に降りキレキレのパフォーマンスを見せたが、終わる気配のないダンス強要のBGMに最後はステージ上に力尽きた。また、ラーメン店の店長代理を務める藤原亜紀乃さんは自らの借金形成をミュージカル仕立てにした「アナと雪の店長」を、メンバーいちの歌唱力を誇るも歌い方が気になる西田真己さんは「鼻につく歌謡祭」をそれぞれ披露。メンバーの個に焦点を当て、違った角度から客席を笑顔にした。

ライブ中盤では次々とゲストが登場。合宿ではメンバーのパフォーマンス指導を行った元SDN48・KONANさんは、ムチャ振りで何度も代表曲「MIN・MIN・MIN」を歌わされ、ステージでの生き方を背中でメンバーに伝えていた。また、同じく元SDN48の野呂佳代さんは、トークパートでのオチ担当として大活躍。アイドル界を生き抜いているスキルの高さをメンバーに背中で伝えた。

さらに、後半では一世を風靡したガールズユニット、恵比寿マスカッツから希志あいのさんが登場。ザ・マーガリンズはこの恵比寿マスカッツの製作スタッフがそのまま手掛けており、「武道館、アリーナ、ドームでのライブっていうのは、大人の事情でですね、できなかったんですマスカッツ。皆さんにはマスカッツの夢を託していけたらなと思うんです」と、希志あいのさんから自分たちの悔しさを含めてエールを送られたザ・マーガリンズ。スピリッツの継承として恵比寿マスカッツの校章がリーダーの藤原亜紀乃さんへ送られ、最後は一緒になって「バナナ・マンゴー・ハイスクール」を歌った。

この日は大きなサプライズも。1時間近くに及んだトークコーナーの最後に、大久保佳代子さんの口から語られたのは新メンバーの加入だった。「ビジュアルの補充をしなきゃダメなんじゃないかということで」(大久保佳代子GM)という思わぬ理由で加入したのは、石岡真衣さん・臼井愛佳さんの二人。「路上で弾き語りをしていたら詐欺にあった」(臼井愛佳)という借金の衝撃的なエピソードも特徴的な新メンバーの今後にも注目だ。

最後は「同情するなら金をくれ」の名フレーズを復唱して、ライブを締めくくったザ・マーガリンズ。苦しい思いをしている彼女たちのライブなのに、客席は常に笑いで包まれ、帰途につく観客たちはみな笑顔だった。前代未聞のコンセプトで産まれた、ザ・マーガリンズの挑戦。彼女たちの頑張りからパワーをもらいに、ライブへ足を運んでみてはいかがだろうか。

ライブ写真提供:(C)マルガリン銀行本店

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