JK21がAKIBAカルチャーズ劇場に登場！アイドル禁断の「寝起き」トークをぶっちゃけ

6月15日、アイドルユニット・JK21のワンマンライブ「JK21やねん supported by アイドルSMS」が秋葉原・AKIBAカルチャーズ劇場にて行われた。

JK21は関西発のご当地アイドルグループ。メンバーの変遷を経て、今年で結成6周年を迎えた関西アイドルシーンのパイオニアともいえる存在だ。拠点とする近畿に加え、「JK21やねん」と銘打ったワンマンライブを東京でも定期的に行うなど精力的な活動を行っているJK21。今回は2日連続の東京ワンマンライブとなり、前日にも負けないパフォーマンスを見せようとする意気込みが伝わるステージとなった。

彩り鮮やかなリボンを持ったメンバーが登場し、「七色リアル」でステージの幕が開く。「七色リアル」は聞いているだけで背中を押されるような、JK21随一の応援歌だ。奇しくもライブはサッカーW杯で日本代表がコートジボワール代表に逆転負けを喫した直後。秋葉原にも立ち込めた暗い雰囲気を、メンバーが笑顔と一緒に打ち消した。続いての「年上のダーリン」「エニシングゴーズ」も、アップテンポが耳に残る曲たち。夏の空を思わせるようなパフォーマンスで、老舗としての実力を存分にアピールした。

MCの話題の中心は、今回の東京遠征での「ホテル」エピソード。田中梨奈さんはメンバーの東彩音さんに「なんかみんなかわいく見えてん、みんな寝ててんやんか、最初は抱き着こうと思ってんけど重いからやめて」と思わずキスをしてしまったというエピソードを披露した。また、最後まで起きていたという横峰りのんさんは、一番ひどい「寝顔」を発表。「ひどかったの言っていいですか？トンちゃん(＝東彩音さん)！寝顔とかトータルで寝相がめちゃくちゃ悪くて、アイマスクとかしてるの全部取れとって、口も空いとったし…かわいかったけどメンバーの中で言うと一番下かな」と、またしても東彩音さんの名前が飛び出した。

また、後半のMCでは新垣桃菜さん・田中梨奈さんが昨晩テレビでたまたま見たという「アイドルの寝起きドッキリ」についてトーク。前述のとおり就寝にまつわるエピソードがたくさん出てきただけに、いつか来るであろう寝起きドッキリに備えてリーダーの新垣桃菜さんが「日頃からちゃんとしましょう」と念押しして締めくくった。とはいえ、彼女たちのプライベートが凝縮したトークだけに、会場のファンはぶっちゃけトークに興味津々の様子だった。

ライブ後半には人気曲が続々登場。会場のファンも一緒に手を振り、一体となってライブを楽しんでいる様子が見られた。13曲目・14曲目は4月30日に発売したダブルA面シングル「みゃー/レシピ」の2曲を続けて披露。「レシピ」では恒例のエプロンを着てのパフォーマンスとなったが、吉田桂華さんのエプロンの紐が時間内に結べないというハプニングが発生。幾多のライブ経験を積んでいる彼女たちだが、ハプニングで今日は少し違った表情を見ることができた。そして、最後はJK21の代名詞ともいえる「ラッキートリッパー」でフィニッシュ。充実の1時間半のライブを終えた。

アイドルブームの黎明期から活動しながら、フレッシュな魅力も持ち合わせるJK21。ホームとする大阪はもちろん、この夏はたくさんのアイドルフェスに出演も決まっており、様々なステージで彼女たちの笑顔を見ることが出来そうだ。

●セットリスト
M1 七色リアル
M2 年上のダーリン
M3 エニシングゴーズ
M4 天使と悪魔
M5 恋のキセキ
M6 Vanilla
M7 堕天使の恋
M8 恋するハートは忙しい
M9 Kiss
M10 ほんの少し片想い
M11 涙目ピースサイン
M12 ハピグラ2014
M13 みゃー
M14 レシピ
M15 ラッキートリッパー