10月24日、作詞作曲を自ら手がけるソロアイドル・みきちゅが、ワンマンライブ『みきちゅ、終焉。』を渋谷・club asiaでを行い、およそ6年に渡った活動を休止した。
ライヴは、みきちゅの最後の姿を見ようと、東京だけでなく地元の仙台からも多くのファンが詰めかけ、会場のclub asiaは、フロアに人が入りきらないほど、パンパンになった。PA卓横の関係者席や通路までも、ミスiDなどで親しくなったアイドルたちが身を寄せ合うようにして、みきちゅのラストステージを見守っていた。
ライブはこれまでに歌ってきた数々の歌や、これまでの活動を綴った映像など、約6年間の想いがぎゅっと凝縮されたような濃い内容となった。都内でのワンマンライブは、今年1月に行われた原宿アストロホール以来、2度めとなるが、1年足らずの間にも、ダンスが見違えるほど上達していて、アイドル・みきちゅを終わらせてしまうことが本当に惜しく感じた。
アンコールでは、ライブで一番の定番曲「フローズンストロベリー」を披露したが、さよならを惜しむピンクのサイリウムに応えて、2度、3度と同曲を繰り返して歌った。その後は溢れそうな涙をこらえながら、「守ってね」を歌い、しっとりと最後を締めくくった。
そして、みきちゅが去ったステージに映像が映しだされた。“この世界を去ってしまった少女が、再び目を開けるとそこは…”「to be continued…」の文字が最後に浮かんだ。
■GirlsNews取材班は、ライブを終えたばかりのみきちゅさんにインタビューを行った。
-ライブを終えて、今の心境は?
「本当に終わってしまうという実感がないほど、いつも通りの暖かいファンの応援の中でライブができて嬉しかった。でも、アンコール開けに“やめないでくれ”って言われて、泣きそうになりました。本当にそんなふうに想ってくれる人に出会えてよかったです。」
-夏のTokyo Idol Festivalで突然の活動休止を発表したわけですが、それからのファンの反応などについてはどうでしたか?
「それまで“みきちゅには解散も卒業もないよ”と、ずっと言い続けていたので、嘘だったとか、裏切ってしまったとか、後ろめたい気持ちはありました。皆んなの気持ちもよく解っていたので、すっかり自分に自信を失ってしまって。でも、はやく戻ってきてとか、次の展開を楽しみにしてるとか言ってくれる人が増えて、自分の中の失望から、またファンのみんなのおかげで抜けられました。今は前向きな気持で、はやくみんなのところに戻れるように頑張りたいです。」
-ライブではフローズンストロベリーの3連ちゃんが印象的でした
「普通に1回やって、次の曲の“守ってね”で美しく終わろうと思っていたのに、ここで終わるのはイヤだと思って、もう一度歌ったら、ファンの人からまさかのもう一回って言ってくれて。ライブといえば“フローズンストロベリー”だったので、3連チャンできてよかったです。」
-もう、アイドル・シンガー・ソング・ライターみきちゅとして思い残すことはないですか?
「“みきちゅ”としては、思い残すことはないです。まだアイドル界には、どうにかして人をもっと幸せにしたいという気持ちがあります。」
-最後にファンへのメッセージを。
「今まで、“みきちゅ”を愛してくれてありがとうございました。asiaがあんなにパンパンになって、みんなに愛されながらみきちゅを完成させることが出来て本当に嬉しかったです。終わりはすごく悲しいし、まだ実感も湧かないけど、ここからまた新しいスタートなので、これからも見守ってください。」
ライブの終了後には、会場の出口で“号外”と書かれたビラが配られ、翌日から瑞稀ミキに改名することが発表された。今後の活動については、11月上旬にお知らせされるという。
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