斎藤恭代「恥じらいを捨てて殻を破った」 『月刊 斎藤恭代』は官能的で今までにない作品に

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斎藤恭代
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モデルでタレントの斎藤恭代が10日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで、最新写真集『月刊 斎藤恭代』(講談社)の発売記念イベントを行った。

斎藤さんは、ミス・アース日本代表に選出された経歴を持ち、昨年からグラビアやカバーガールとして注目を集めている。写真集は、173センチの高身長と9頭身のプロポーションを活かし、Eカップのバストや丸みを帯びたヒップを強調した内容となっている。カメラマンにはアンディチャオ氏(ND CHOW)、装丁には清水正己氏が起用され、両観音開きのデザインが特徴的な構成で、被写体の魅力と作家の技術、デザインが融合した一冊とされている。

写真集では斎藤の「これぞモデル」というボディラインを強調し、男性の視線を引きつけるビジュアルを追求したという。注目ポイントは、「圧倒的フォルム」と「奇跡的バランス」を強調。カメラマンと装丁家のコラボレーションによる手の込んだデザインも特徴で、仕掛け絵本のような展開が楽しめる。

5月9日に発売された本作について、斎藤さんは「グラビアを始めて3年目で、短期間に3冊目の写真集を出せたことに驚きと喜びを感じています。歴史ある『月刊』シリーズに自分の名前を刻めたことがとても嬉しい」と率直な気持ちを語った。発売直後の反響については、「母から『イベント頑張ってね』『発売おめでとう』とメールをもらいました。一緒に暮らしているのにわざわざメールで(笑)。ファンの皆さんからも『絶対ゲットするよ』という声がたくさん届いていて、今日お渡しできるのが楽しみ」と笑顔を見せた。

本作の特徴である独特なデザインについて、斎藤さんは「ファースト、セカンド写真集とは全く異なり、デザイナーさんやプロのみなさんにほぼお任せしました。信頼できる方々との仕事だったので、安心して任せられた。8ページ連続の観音開きや、ペタンとした肌感を残した表現が新しいポイント」と説明。『月刊』シリーズの魅力については、「キラキラした笑顔やクールなイメージではなく、生に近い自分を見せられる。原作に近い私を表現できた」と語り、作品作りでのこだわりを明かした。

お気に入りのカットについては、「カメラマンのアンディチャオさんらしい一枚で、自然との融合が美しい。潮の満ち引きや天気のタイミングが全て整った奇跡的な写真」と紹介。撮影時のボディメイクについては、「昨年、ベストボディジャパンに出場し、千葉大会で優勝、日本大会でトップ10に入った時期に撮影があった。パーソナルトレーナーと食事管理や筋トレを徹底していたので、身体はかなり仕上がっていた。特に足の横の筋やふくらはぎの筋肉に注目してほしい」とアピールした。

撮影エピソードでは、「海辺のスタジオで、朝から夜まで撮影した。潮が近づいてくる中で、朝、昼、夕方の海の表情が全く違った。船に乗ったシーンでは海が荒れ、スタッフが船を抑えてくれて、皆の力を合わせて撮ったのが印象的」と振り返った。船酔いを心配する質問には、「動かないように抑えてくれたので大丈夫でした」と笑いながら答えた。

仕上がりについての評価を求められると、「今日は5月10日なので、510点!」とユーモアたっぷりに回答。次回の写真集では「また日付で考える」と茶目っ気を見せた。今後の目標については、「ファッション誌に乗ることが夢。演技にも挑戦したい」と意欲を語り、演技で挑戦したい役柄について聞かれると、「173センチの身長を活かして、女スパイや女性教師をやってみたい。機械体操の経験もあるので、アクションもできる」と前向きに答えた。機械体操については、「中学から始めて、高校では体操の特待生として進学。体育教師を目指していた時期もあったので、今回の写真集や演技でその経験が生かせた」と話した。

家族に関する質問では、「母は美容師で、姉と私を育ててくれた。美容室で母の仕事を手伝っていたが、母はハサミよりバリカンで丸坊主を勧めるユニークな人(笑)。写真集はまだ見ていないけど、『やっちゃん、すごいね』と言いつつ、筋肉に突っ込みそう」と母親とのエピソードを明かし、会場の笑いを誘った。

写真集をたとえると「卒業アルバム」と表現。「1年目から3年目のグラビアの集大成であり、機械体操や29年間の人生が詰まった作品。アート作品のような構成やデザイナーの意図が感じられる」と語った。衣装については、「表紙が赤で、ファンからも赤い花を贈られたので、赤を基調にしたドレッシーな衣装を選んだ」と説明。撮影の苦労については、「アンディチャオさんに撮ってもらう憧れがあったので、恥じらいを捨てて殻を破った。日焼けも気にせず、全力で挑んだ」と振り返った。

最後に、「3冊目の写真集『月刊 斎藤恭代』は、官能的で今までにない作品になった。ぜひ手に取ってご覧ください」とアピール。イベントではファンとの交流も予定されており、直接の反響を聞くのが楽しみだと締めくくった。

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