後藤真希、3年ぶりの写真集「旅を共有しているような感覚を楽しんでほしい」

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今年デビュー25周年を迎えた後藤真希が先月30日、約3年ぶりとなる写真集『fros』(講談社)の発売記念イベントを東京・代官山 蔦屋書店にて開催した。

「今回は自分発信で企画をスタートした」と語る本作は、2019年の『ramus』以来となるもので、「前作よりもさらに時間をかけて撮影に臨み、ボリュームもアップした」という。タイトル「flos」はラテン語で“花”を意味し、前作「ramus」(枝)からの進化を表現している。「デビュー25周年にあたる今年、写真集を通してファンへの感謝を伝えたい」と想いを明かした。

撮影は、冬の山形や夏の沖縄など、2泊のロケを複数回行い、自然体で臨んだ後藤さんの姿を写した。その結果、笑顔やリラックスした瞬間を収めた写真が多くなり、「旅を共有しているような感覚を楽しんでほしい」と語った。お気に入りの一枚は、スタッフと談笑する中で自然に笑顔がこぼれた瞬間を捉えたカットだという。

冬の山形では美しい雪景色を求め、山中を巡り歩いた。撮影中に食べたこんにゃくや、撮影後に楽しんだジャグジーでのひとときは特に印象深いエピソードとして挙げられる。一方で、次回はヨーロッパでの撮影にも意欲を見せ、「ナチュラルな自分をテーマにしたい」と展望を語った。

一年を振り返って、今年を象徴する漢字を尋ねられた後藤は「活力の『活』」と答えた。「今年は楽しさや感謝を重視した一年だった」と振り返り、「次の一歩を踏み出す力を得た年でもあった」と締めくくった。

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