元HKT48 宮﨑想乃、写真集でランジェリー姿に挑戦「これまでと違ういろんな自分を見てほしい」

元HKT48の宮﨑想乃が4日、渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAにてファースト写真集『その魔法が解けても…』(双葉社)の発売記念イベントを開催した。

2022年にアイドルを卒業し、現在は女優やモデルとして活躍する宮﨑さんにとって、初の写真集となる本作は、地元・佐賀、第二の故郷・福岡、そして沖縄で撮影したカットが満載。彼女の変わらぬ魅力と、これまでにない一面が詰まった一冊に仕上がっている。

実際に完成品した写真集を手にして宮﨑さんは「データでは見せていただいていたのですが、いざ手にすると、本当に発売されるんだなという実感がようやく湧いてきました」と喜びを語った。写真集のオファーを受けた際には、「本当に私で大丈夫?」という不安もあったというが、「話を進めるうちに不安よりも楽しみの方が何百倍も増えました」と、前向きな心境に変わったことを明かした。

今回の写真集のテーマは「帰省」で、宮﨑さんの希望も反映し、地元・佐賀や福岡での撮影が実現した。佐賀では以前から家族と訪れたいと話していた地元のビール工場を撮影地に選び、「親には内緒で先に行っちゃいました」と満足げに語った。福岡や沖縄での撮影では天候がさまざまに変わり、晴天の日や土砂降りの日があったが、それもまた多彩な表情を引き出す良い機会となったと振り返る。

また、発売から数日が経過したが、ファンからは「新たな姿が見られて嬉しい」との声が多数寄せられている。普段のSNSには載せないような写真も盛り込まれているため、「違った一面を見せられた」と手応えを感じているようだ。また、HKT48時代の同期で、現在はFRUITS ZIPPERに所属する月足天音さんからは「グループのメンバーみんなでキャーキャー騒ぎながら見たよ」と連絡をもらい、「肌の露出が多くてドキドキした」と感想をもらったことを嬉しそうに語った。

故郷を舞台にした本作について、「地元に帰って撮影した表情は、改めて自分でも安心していると感じます。素の宮﨑想乃に近い表情が詰まっています」と自信をのぞかせた。さらに、初挑戦となるランジェリーカットなどの大人っぽいカットにも挑戦しており、「これまでと違ういろんな自分を見てほしい」とアピールした。

お気に入りのカットについては「全部好き過ぎるんですが、特に夕日を浴びたプールでのカットが気に入っています」と紹介。実は浮いているのではなく、脚を持ってもらって撮影していたことを明かし、「私はすました顔をしているけど、裏ではスタッフさんが濡れながら大変でした」と裏話も明かした。

秋の過ごし方について尋ねられると、「食欲は一年中あるので『食欲の秋』にはならないですね」と笑い、「最近は自然や美術館など落ち着いた場所を散歩するのが好きになってきました。大人っぽいことをしてみたい」と語った。写真集の中で印象に残っている場所については、コテージでの撮影が思い出深いとし、「シンプルに睡眠をとっただけなんですけど、あのゆっくりした時間が心地よかった」と振り返った。

タイトル『その魔法が解けても…』について、多くの候補の中から慎重に選び、「全てが良すぎて自分だけでは選べなくて。スタッフと話し合って決めました」と説明。「今欲しい魔法は?」という質問には、「自分の家が好きすぎてギリギリまでいたいから、瞬間移動ができたら嬉しい」と笑顔で答えた。

10月30日に誕生日を迎えたばかりの宮﨑さんは、23歳の1年を振り返って「充実していた」と満足げに語り、「新しいことに挑戦したい気持ちで東京に出てきた一年。24歳の抱負も多すぎるほどあるので、やりたいことをもっと消化する年にしたい」と、次の年への抱負を述べた。写真集の出来栄えには「1000万点!」と自信を見せ、「自分へのご褒美として最高の仕上がりになりました」と締めくくった。

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