「ミス iD」より「あにお天湯」と「せんす」のデジタル写真集が同日発売 タイプの違う二人のパーソナルに寄り添う

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あにお天湯
あにお天湯

今年で9年目を迎える「ミス iD」より、「あにお天湯」のデジタル写真集『Crimson Girl』とせんすのデジタル写真集『おもてなし』が11日に同日発売された。

ミスiDデジタル写真集シリーズの第6弾・第7弾は、「ミスiD2019」サバイバル賞を受賞した「あにお天湯」と、「ミスiD2020」岸田メル賞を受賞した「せんす」。タイプの違う二人が各々のパーソナルに寄り添ったテーマで撮影している。

「あにお天湯」さんの写真集は樹海で撮影が行われた。「ずっと人生で一度は行って見たいと思っていたので、嬉しかったです。ひとりじゃ帰ってこられないから、行くなら誰かと一緒がいいと思っていたけど、一緒に行ってくれる人もなかなかいなさそうで(笑)。自然が好きなので、樹海で寝そべったり湖に入ったりしてすごく楽しかったです」と撮影を振り返った。

特にお気に入りのシーンについては、「パジャマを着て撮った写真です」とのこと。「廃墟っぽい場所に入ったり、夕暮れ時に空が急に赤くて変な色になったり、小雨が降り始めてそれが雪みたいに写っていたり。なんだか夢の中にいるみたいな写真ばかりです。また、パジャマのときはメイクが薄くて普段の自分の顔に近かったから、なんとなく安心して写れた気がします。個性的な衣装が多かったけど、着てみると意外としっくりきて楽しかったです!」と満足そうに語った。

一方「せんす」さんはメイド服に身をつつみ、秋葉原の街でのビラ配りから始まるまさかのストーリーを展開。初挑戦となったランジェリー姿も注目だ。

「せんす」さんは「今まで、趣味でポートレート撮影をすることはあってもお仕事での撮影はほぼ初めてだったので、すべが新鮮でした。遠出のロケがメインでもあったので、知らない土地へ行き、その空気感を味わいながら撮影してもらうことが今までになかったので、すごく楽しかったです」と撮影を振り返った。

そして「今回、デジタル写真集を制作するに際して、最初に打ち合わせをさせていただいたんですが、私の今までの経歴(旅館にいたことやメイドをやっていること)や好きなものをテーマに撮影することになり、結果なんとも奇妙な組み合わせになりました(笑)。ストーリーとしても不思議な世界に巻き込まれていく感じが滲み出ていて、私の好きが詰まった素敵な作品になっていると思います!」と満足の様子。

特に大好きという写真は、「メイド服でチラシを撒いているシーンです。なんといってもめちゃくちゃカッコいい。構図も素晴らしいです。なぜメイドはチラシを撒くのか? それは誰にもわからない。でも人は、時として自分でもわからないような行動をする生き物なんです。そして、なんといってもチラシは私の手作りなので、よく見える写真を選んじゃいました(笑)。ぜひ、よく見てもらえると嬉しいです……!」とアピールした。