北原里英、人生計画を妄想「東京オリンピックが終わったくらいには結婚したい」

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4月にNGT48を卒業し、女優として活躍中の北原里英さんが20日、フォトブック『妄想実写化計画』(双葉社)の発売記念イベントを都内で開催し、多くの取材陣を前に囲み取材を行った。

 

■今回のフォトブックの内容について

以前から約6年間ぐらい“Girls!”さんで連載していたものを一つにまとめたものなんですけども、前半は新しくセブ島に行って撮りおろしてきた写真で構成されています。連載では自分の妄想を写真にしていたんですけど、今回は大久保佳代子さんにお願いして、妄想を物語に書いていただきました。それを私が被写体になって実写化するという形になっています。大久保さんの妄想がすごい見所かなと思います。

 

■今回大久保さんとやられたきっかけは?

「スタッフさんが“大久保さんだったら素晴らしい物語を考えてくるんじゃないかな”と考えてお話を進めてくださいました。今までお仕事で何回かご一緒させていただいたのですが、今回こういう形でガッツリと何かを作れたことが、すごく嬉しいと思います。仕上がってみて、すごく褒めてくれて、本の帯も大久保さんが書いて下さいました。

私には飛び抜けたことが出来ないことが悩みなんですけれども、出来ないからこそ、ぶっ飛んだことをやりたいなって願望がすごくあったんです。今回のストーリーは、自分とは正反対な性格の女の子だったので、“私が思い切ったことができないことに悩んでることを大久保さんは知ってるのかな”と思うくらい、すごい私の夢でもあるような、私の憧れでもあるようなストーリーを考えてくださったので、撮影はすごい楽しかったです」

 

■ロケでのできごと

「セブ島には5月末に行ったのですが、ちょうど他の海外の仕事から連続だったので、自分では英語が上達したと思ったんですけども、帰ってきてからサボっているのでダメですね(笑)、セブ島では、ジョリビー(Jollibee)という日本で言うとマクドナルド的なすごく身近なファーストフード店があって、そこでキャラクターの着ぐるみがダンスを踊っていたので乱入させていただいたんです。海外の人はノリがいいので、みんなが入ってくるかなと思ったらぜんぜん入ってこなくて。フィリピンの人にドン引きされちゃいました」

 

■お気に入りの写真は?

「好感度が上がる写真を選んだほうがいいですか?(笑)こちらはセブ島の中心から30分ぐらいガタガタの道を走って行った海なんですけど、そこの子供達がすごく元気で全く人見知りしなくて。撮影していたら“what’s your name?”って寄ってきて、どんどんカメラに入ってくるんです。すごい可愛くてめちゃくちゃ癒されました。現地の子供達とのふれあいはとても楽しかったです」

 

■6年の連載で特に印象に残っているのは?

「連載第1回が包帯でぐるぐる巻きにされている“包帯姿萌え”を追求した撮影になっているんですけれども、すごい夏の暑い日で、“けっこう包帯はあったかいんだな”と感じた思い出があります」

 

■普段も妄想されるのですか

「大人になって現実を知って、なかなか妄想することも減ってきたんですけれども、色々考えますよ。大人になったからこそ現実的な妄想をするようになりましたね」

 

■実際にこれを実現したいというのはありますか

「仕事ではずっと“海外の映画祭に行ってみたい”という夢があって、映画の上映後に5分間の鳴り止まないスタンディングオベーショを浴びて映画館から出ると、動線で監督と一緒にめちゃくちゃ握手を求められる、というのは夢であり、妄想であり、目標であるかなとは思います。

プライベートでは、めっちゃ計画人間なので、結婚するまで2年は付き合いたいとか、何歳までに子供が欲しいなとか、そういうのは考えますね。今年で27歳なので、あまり現実的ではないんですけども、東京オリンピックが終わったくらいには結婚したいです」

 

■AKBを卒業してから考え方などに変化ありましたか?

「もう慣れましたね。自分が AKB に居たのが今はすごく不思議なくらいです。今年の総選挙も初めて外から見ていて、こんなに卒業しちゃったら部外者なんだっていう風に思いましたが、外から応援するのは素直に応援できてすごく楽しいですね」