HKT48、指原莉乃の地元・大分にてツアーファイナル 新曲『最高かよ』初披露

AKB48グループ
HKT48『夏のホールツアー2016~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~』ファイナル公演 (c)AKS
HKT48『夏のホールツアー2016~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~』ファイナル公演 (c)AKS

HKT48の『夏のホールツアー2016~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~』のファイナル公演が15日、指原莉乃さんの地元・大分iichikoグランシアタにて開催。公演中、9月7日発売の8thシングル『最高かよ』を初披露した。また夜公演では、7月で卒業した穴井千尋さんもサプライズ登場、場内をわかせた。

7月11日、福岡サンパレスホールよりスタートした本ツアー。この日の大分でのファイナル公演は、指原さんにとってAKB48選抜総選挙2連覇を達成後、初の凱旋公演。昼と夜の2回公演、全メンバー53名が出演した。

ファイナル公演を控え、宮脇咲良さんは「回を増すごとにファンの皆さんが盛り上がってくださったので、最後の公演もすごく盛り上がるんじゃないかなとわくわくしています」と笑顔。兒玉遥さんは「4期生も加わって大きくなったHKT48の集大成をここで見せられるよう、頑張ります」と力強く宣言していた。

新センターの松岡はなさんは「最後の公演、一番良いパフォーマンスが出来るよう頑張りたいと思います」と緊張した面持ちで話し、約2年ぶりの地元・大分での凱旋公演となる指原さんは「今回はHKT48としても初めての試みに挑戦しています。毎回セットリストが変わったりするので、その時の私たちの慌てっぷりも楽しんでいただけたらと思います。楽しみます!」と意気込んだ。

指原さんの登場で幕が開くと、満席(1800人)の会場から大歓声が。「離脱」か、「残留」か…それぞれの派閥で演説が行われ、1曲目は欅坂46の『サイレントマジョリティー』でスタート。クールな雰囲気から一転、HKT48のシングル曲『しぇからしか!』や『スキ!スキ!スキップ!』などアップテンポナンバーが続き、会場も一気にヒートアップした。

冒頭のMCで指原さんは「自分がモーニング娘。さんを見に来ていた会場なので、とっても感慨深いです」と語った。ツアータイトルにもある「残留」と「離脱」。今回のツアーでは、入場時に配布された「赤/離脱」または「青/残留」のうちわを使って、コンサート中盤に観客による投票を行い、「離脱」の場合はHKT48のみの楽曲、「残留」の場合は姉妹グループの楽曲を披露する、一部変動型のセットリストで構成されている。

本日の投票結果は、昼公演「残留」・夜公演「離脱」という結果に。圧倒的「離脱」という最後の投票結果を受けて、離脱派メンバーの兒玉さんは「最後に『メロンジュース』が歌えてうれしい!」と喜んでいた。その『メロンジュース』では、会場中のペンライトが緑色に染まり、指原さんの「大分ラスト、まだまだ盛り上がっていくぜー!」との声に盛り上がりも最高潮となった。

そしてアンコールでは9月7日発売・チームTⅡの松岡はなさんが初センターを務める、HKT48の8枚目のシングル『最高かよ』を初披露。今回の新曲は、歌詞に「MIX」と呼ばれる、アイドルファンが会場での一体感を共有するために、楽曲中に入れる掛け声が盛り込まれ、ライブ経験を積んできたHKT48のカラーが色濃く出たパワフルな楽曲となっている。

楽曲タイトルの発表時には笑いが起こったが、初披露にも関わらず、会場中に「MIX」が響きわたった。松岡さんは「前にメンバーがいないから、フォー!!って感じです」と緊張した様子も見せずに笑顔で話し、指原さんが「さすがだね!」と驚く一幕も。

昼公演終了後、初披露に関して兒玉さんは「初披露だったのですが、お客さんが盛り上がってくださって、これからこの曲を披露するのが楽しみになりました」と話し、宮脇さんは「曲の中に掛け声がたくさんあるんですが、皆さんがなんとかついてこようとしてくださって、すごく嬉しかったです!これからもっともっと盛り上がる曲になるんじゃないかなと思います」と新曲に対する思いを話していた。

また、夜公演のアンコールでは『最高かよ』のカップリング曲で、7月31日をもって卒業した穴井千尋さんの卒業ソング『夢 ひとつ』も初披露。楽曲中盤に穴井さんがサプライズ登場すると、多くのメンバーが驚き、そして涙を流していました。穴井さんは「めっちゃ楽しい!」と恥ずかしそうに話し、明日から留学することを報告。場内には大きな歓声が巻き起こった。

関連動画を観る