矢島舞美、舞台『夕-ゆう-』で女優魂みせる 内山理名を「超えます!」宣言

矢島舞美(タクフェス 『夕-ゆう-』ゲネプロより)

℃-uteの元メンバーで女優の矢島舞美さんが主演する舞台「タクフェス 第12弾『夕-ゆう-』」が、11月1日より10日まで池袋・サンシャイン劇場にて上演中。初日前日に行われたゲネプロが関係者に公開され、出演者が意気込みを語った。

本作は、演出家・脚本家・俳優として、ドラマ・映画で活躍する宅間孝行さんが企画するエンターテインメントプロジェクト「タクフェス」の12弾。今回は2014年にも内山理名さんの主演で好評を博し、“名作”との呼び声が高い『夕-ゆう-』を再演する。キャストには矢島さんのほか、古屋敬多(Lead)・松本幸大、中村静香、三戸なつめ、浜谷健司、藤田朋子、宅間孝行ら、多彩な顔ぶれが揃った。

矢島さんは「みんなでいい作品を作っていきたいと気合十分で挑んでいます。全国へ公演に参りますので、たくさんの方に笑いや涙をお届けしたい」と意気込み、古屋さんも「プレッシャーで毎日潰れそうですが、詫間さんを倒さない限り超えることはできないなと思うので気合いで頑張ります!」と力を込めた。

作品の出来栄えについて聞かれた矢島さんは「今日もベストを尽くしましたが、まだまだいけます!」と自信満々。演出も兼ねる詫間さんから「前回は内山理名さんがやってましたけど、比べてどう?」とイジワルな質問が飛ぶと、「うまくやってやるという気持はあります」と控えめな答えをしたが、さらに「超えてます?」と詰められると「超えます!」と力強く宣言した。

本編のほかにも舞台を楽しんでもらう試みとして、最後にダンスを踊る場面もあるが、踊りに慣れている者から初心者まで、出演者のレベルはそれぞれ。ダンスが得意な松本さんは「みんなで楽しい感じだったらいいじゃないですか」と丸く収めようとしたが、詫間さんから「で、本心は?」と突っ込まれて「ステージを前から見て直したい。みんなの位置とかも気になっちゃう」と暴露して笑いを誘った。

一方で浜谷さんは「俺がなんでブカブカなズボンを履いてるか知ってる?下手なのがバレないようにだよ」と、ダンスが不得意なことを明かし、「音楽に接してこなかったのよ。No,Music.No,Lifeなんで。AメロとかBメロとか、ぜんぜん分からない」と嘆いた。

最後に詫間さんは「タフェスは、素晴らしいお芝居をみなさんにご覧いただけるように、一生懸命稽古しております。舞台をあまり観たことがなくて、難しいと思ってるお客さんにはうってつけのチームですし、この『夕』は特に初心者も観やすい作品なので、ぜひ騙されたと思って劇場に遊びに来てください」と呼びかけていた。

公園は東京に続き、大阪(11/14~17、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、長崎(11/20、SASEBO大ホール)、福岡(11/23、キャナルシティ劇場)、名古屋(11/29~12/1)、札幌(12/12、カナモトホール)でも上演される。

タクフェス 第12弾『夕-ゆう-』公式WEBサイト https://takufes.jp/yuu2024/

【あらすじ】※資料より

言葉にできなかった想いの行方は・・・
最高に切ない夏の物語

ボディコン、DCブランド、校内暴力、そしておニャン子クラブ。好景気に沸いた1980年代の長崎から物語は始まる。

舞台は長崎のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3人は地元では「長崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。

そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない青春の片思い真っ只中!!でも、そんな想いをしらない元弥は夕の親友である高橋薫に夢中、そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてたりなんだりするからもう大変!恋と友情の板挟み。これぞ青春!これぞ初恋!!切ないとはこういう事だ!!!

そして青春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。
それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉にできなかった想いの行方は……
誰にでも身に覚えのある淡い初恋の思い出。どこにでもあるような平凡なラブストーリー。しかし!だからこそ泣ける!!その想いがわかるからこそ泣ける!!宅間孝行が恥ずかしげもなく描いた切ない青春ど真ん中ラブストーリー。あなたは劇場で今までに聞いた事のない量のすすり泣きを聞くことになる!?

あなたを青春時代にお連れしましょう。

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