“警察官と女子高生の年の差結婚”という設定が話題を呼んでいる少女コミック『PとJK』が待望の実写映画化。ヒロインの女子高生・カコ役を土屋太鳳さんが演じることが決まった。主演の警察官・功太役には、恋愛映画初主演となる亀梨和也さん。二人は本作が初共演となる。土屋さんは「私は今、とても緊張しています。原作がとても魅力的だということ、そしてその世界を創り出す映像の中で大先輩である亀梨和也さんと御一緒し、歌子として存在するということ。ものすごく嬉しい気持ちと同時に、ものすごく大きな責任を感じます。でもだからこそ、歌子として生きる心に、全力で集中しようと思います」と意気込みを語っている。
原作は、2013年から『別冊フレンド』(講談社)で連載されている三次マキさんの同名コミック。めちゃくちゃイケメンな“P (=POLICE・警察官)”と恋愛初心者の“JK(女子高生)”との秘密の結婚という斬新な設定と、年の差カップルのピュアなラブストーリーが連載当初から話題になり、さらにストーリーが深まるにつれ、二人のまっすぐな想いが感動を呼び、女子中高生を中心に大ヒット、累計210万部という売り上げを誇る人気作となった。
ヒロイン役に選ばれた土屋さんについて、プロデューサーは「ご本人のお人柄が純粋でひたむきなヒロインの歌子そのままであり、恋愛初心者である普通の女の子が恋をすることで成長していく姿を等身大で共感しやすいキャラクターとして、とてもチャーミングに表現していただけると考えました」と起用理由を語る。
土屋さんの初々しい制服姿も見どころ。また、まっすぐに人を好きになることで成長していく等身大の女子高生を演じる彼女の姿を中心に、少女コミックに多い「学園もの」の枠を超えた、ダイナミックな展開の作品となっている。
メガホンをとるのは、大ヒットを記録した『余命一ヶ月の花嫁』『ストロボ・エッジ』、そして公開が控える話題作『オオカミ少女と黒王子』などを手掛け、女の子の心をつかむ繊細な映画作りに定評のあるヒットメーカー、廣木隆一監督。
大学生のふりをして参加した合コンで、高校1年生のカコ(土屋)が、年上の功太(亀梨)に出会うところから物語はスタート。お互いに惹かれあう二人だったが、カコが女子高生だとわかると、功太は急に冷たい態度を取る。実は功太は警察官で、立場上、女子高生とは付き合えないと自分を押さえていたのだった。しかし、自分をかばってカコがケガをしてしまったことがきっかけで、カコの一途な思いを受け止めようと決意した功太は、警察官として高校生の彼女と一緒になる唯一の手段として、「恋人として付き合うのではなく、正式に結婚する」ことを提案。二人の誠実な思いがカコの両親にも通じ、「高校を卒業するまでは通い婚とし、周囲には内緒にすること」という条件付きで結婚が許される。晴れて夫婦となり幸せをかみしめる二人。しかし、その結婚生活には次々と困難が立ちはだかるのだった…。
映画『PとJK』は2017年春、全国公開。
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