アニメ『【推しの子】』声優・伊駒ゆりえ、潘めぐみらが第3期先行上映会に登壇

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『【推しの子】』第3期 第1話先行上映会イベント
『【推しの子】』第3期 第1話先行上映会イベント

2026年1月のテレビ放送に先駆け、アニメ『【推しの子】』第3期の第1話(第25話)先行上映会と舞台挨拶が12月28日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。声優の伊駒ゆりえ、潘めぐみ、石見舞菜香、大久保瑠美、大塚剛央が登壇し、放送開始を心待ちにする全国のファンへ向けて作品への意気込みを語った。

本作は、全世界で累計発行部数2500万部を突破した赤坂アカと横槍メンゴ氏による人気コミックのアニメ化作品。第3期では、アイドルグループ「B小町」が本格的な活動を広げる中、星野ルビーが芸能界を突き進み、有馬かなが役者とアイドルの間で葛藤し、黒川あかねが実力派女優としての深みを増していく姿が描かれる。

上映後に行われた舞台挨拶では、まずルビー役の伊駒さんが、第3期の幕開けをファンと共に迎えられたことへの幸せを表現した。続いて登壇したキャスト陣も、それぞれが演じるキャラクターの成長や第3期で見せる新たな一面について言及した。伊駒さんは、ルビーが単に明るく真っ直ぐなだけでなく、自分自身でも新たな発見があるような深い内面が描かれている点に触れた。潘さんは、アイドルの活動を続けながらも役者としての焦燥感を抱えるかなの複雑な表情や、周囲との対比について語った。

石見さんは、あかねとアクアの正式な交際が始まるなど、第2期までとは異なる新鮮な関係性や、物語の深層に迫る展開への期待を口にした。MEMちょ役の大久保さんは、キャラクターたちがそれぞれの道を歩む中で、第3期には青い炎が赤く燃え上がるような熱量があると感じていることを明かした。

主人公・アクア役の大塚さんは、ようやく作品の内容について語れる時が来た感慨を伝え、他者との関わりの中でアクアの感情がより見えてくるシーンが増えている点を見どころとして挙げた。

アフレコ現場の様子についても話題が及び、キャスト陣は非常に和やかな雰囲気で収録が進んだことを振り返った。特に、五反田監督役の加瀬康之さんが大塚さんの隣の席に座りたがるなど、ベテランキャストを含めた仲の良さが伝わるエピソードも披露された。

イベント内では新情報も次々と解禁された。第3期のオープニング主題歌がちゃんみなさんの『TEST ME』、エンディング主題歌がなとりさんの『セレナーデ』に決定したことが発表され、ちゃんみなさんからは、作品のテーマである復讐や葛藤を込めた楽曲制作についてのビデオメッセージが寄せられた。

また、2026年1月からのラジオ番組の再開や、4月から愛知・大阪・東京を巡る『B小町 ライブツアー2026』の開催など、放送開始に向けて多角的な展開が予定されていることも明かされた。

TVアニメ『【推しの子】』第3期は、2026年1月14日より全国36局にて放送が開始される。

公式サイト http://ichigoproduction.om/
公式X @anime_oshinoko

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