6月13日よりヒューマントラストシネマ渋谷、イオンシネマほか全国で公開が始まった映画『きさらぎ駅 Re:』に主演する本田望結と共演の恒松祐里が、インタビューを通じて、本作の新たな魅力と撮影の舞台裏を詳細に紹介した。
『きさらぎ駅 Re:』は、ネットミーム「きさらぎ駅」を題材にした前作『きさらぎ駅』(2022年)の待望の新作続編。主演の宮崎明日香役を本田望結、堤春奈役を恒松祐里が続投し、ホラー界で注目を集める永江二朗が監督、宮本武史が脚本を担当した。主題歌は前作に続き弐誠の「ガタゴト」が作品に彩りを添えている。
前作『きさらぎ駅』は、2004年に匿名掲示板「2ちゃんねる」に「はすみ」と名乗る女性が投稿した、存在しない異世界の駅「きさらぎ駅」での体験談を基にしたホラー映画だ。公開後、SNSや配信サービスで爆発的な話題を呼び、Netflixランキング1位を獲得するなど、社会現象を巻き起こした。本田は「映画館での公開時はもちろん、配信が始まったり、なにか話題がある度にSNSでトレンド入りしていて、盛り上がりをすごく感じました」と熱く振り返った。
恒松も「配信で1位になったときは、撮影当初では想像もできなかったほど作品が愛されていることに驚きました。ほかのお仕事の現場で『きさらぎ駅見たよ!』とメイクさんや撮影スタッフさんから声をかけられることが多くて、業界内での人気も感じました。続編のニュースが出たとき、『恒松さん出るの?』と聞かれて、話せないのがもどかしかったです。」と興奮を隠さなかった。
本田は続編のオファーを受けた際の心境を「前作で私の役は元の世界に戻ったので、続編に出演できるのか疑問でした。『出演できるんですか?』と質問してしまったくらい、最初はピンとこなかったんです。でも、出演できると聞いて本当に嬉しかったです」と笑顔を見せた。
一方、恒松は「台本と一緒に出演の話を聞いて、『すぐにでも撮影したい!』と思いました。前作のメンバーにまた会える喜びと、永江監督が新たな設定を考え抜いた台本に感動しました。撮影メンバーが本当に仲良しなので、みんなに会えるのが楽しみでした」と目を輝かせた。
前作はネットミームを基にしていたが、本作はオリジナル要素を大胆に取り入れた挑戦作だ。恒松は「前作の設定を活かしつつ、全く新しい『きさらぎ駅』を作り上げた監督のアイデアに驚きました。台本を読んだ時点で素晴らしくて、早く撮影したい、なんならもう見たい!と思いました」と絶賛した。本田も「前作の世界観や監督の指導方法、キャラクターを熟知していたから、台本を読んだときに映像がすぐにイメージできました。『この走るシーンはあの場所かな』とか、具体的に想像できたのは続編ならではの感覚です」と補足した。
本作のストーリーは、前作から3年後、奇跡の生還を果たした明日香(本田)が、再び「きさらぎ駅」に挑む姿を描いている。映像ディレクターの角中瞳(奥菜恵)との出会いをきっかけに、取り残された春奈(恒松)らを救うため、彼女は再び異世界へと足を踏み入れていく。
恒松は自身の役について「私の役は記憶がリセットされた状態なので、前作との整合性を保つプレッシャーがありました。衣装や髪型をどうするか、早く衣装合わせで詰めなきゃとハラハラしました。でも、ゲーム要素が強化されて、失敗を繰り返しながら上手くなる過程が新鮮で、ゲーム好きとしては本当に楽しかったです」と明かした。
本田は「前作で春奈を助けられなかったモヤモヤが残っていて、公開後も『私だけ帰っちゃった』という感覚がずっとありました。今回は私が助けに行けるのが嬉しくて、自分のモヤモヤを消せた気がします」と役への深い思い入れを打ち明けた。
本作では、ホラー要素に加え、コミカルさと人間ドラマが際立っている。本田は「ホラーよりも人間の心理や感情に焦点を当て、クスッと笑える部分がたくさん散りばめられました。前作のファンが愛する『きさらぎ感』をしっかり引き継ぎつつ、裏切らない作りになっています。オタク心をくすぐる知識で笑えるポイントもあって、2回見るとさらに楽しめます」と魅力を強調した。
恒松は「今回は感動パートが加わり、攻略の中で絆が深まる人間ドラマが描かれています。前作から思い入れがある人は、泣ける人もいるかもしれません。まさかの感動要素があるのが今作の大きな違いです」と新たな一面をアピールした。
二人の息の合ったアクションも本作の大きな見どころだろう。恒松は「前作では私が明日香を引っ張る側だったけど、今回は逆に引っ張られる立場です。最初の線路を降りるシーンで手引っ張られたのが新鮮で、撮影していても不思議な感覚でした。2人で蹴りを入れるシーンや、アドリブで考えたハイタッチは本当に楽しかったです」と笑顔で振り返った。
本田も「アクションシーンは予告でも盛り上がっていて、本編では何度も見られます。前作の春奈のアクションシーンが好きだった人は、今回も絶対楽しめます! 特に春奈が敵を倒すシーンは最高です」と自信を見せた。恒松はさらに「明日香が武道を習って強くなって戻ってきたので、二人のガールズパワー全開で敵をボコボコにするパワーアップした連携プレーがポイントです。アクションチームが二人でできる技をたくさん考えてくれて、撮影が本当に楽しかったです」と付け加えた。
撮影現場は、前作の温かい空気を引き継ぎつつ、新メンバーが新たな風を吹き込んだ。本田は「恒松さんが前作で作ってくれた雰囲気がそのまま残っていて、安心して役に入れました。続編は前作があるから難しい部分もあるけど、みんなが同じ目標に向かう一体感がありました。恒松さんが中心にいてくれる安心感は本当に大きいです」と感謝を込めて語った。
恒松は「新メンバーが個性的で、ホストのハヤト役の大川泰雅さんが名刺を出すシーンのエピソードはすごく面白かったです。かっこよく見えるように家でめちゃくちゃ練習したのに、本番では緊張して手が震えちゃって、結局本編では使われなかったって(笑)。実際の夫婦である柴田さん夫妻は、撮影外でも『あんた、しっかりしなさいよ』みたいな掛け合いで、まるで夫婦漫才のようでした。カットがかかってもそのままで、現場がいつも笑いに包まれていました」と楽しそうに話した。
本田は3年ぶりとなった恒松との再会について「3年間一度も会えなかったけど、そのリアルな距離感がお芝居に乗っていたと思います。会えなかったからこその感情が、自然と役に活かされています」と振り返った。恒松も「望結ちゃんは当時高校生だったけど、20歳を超えても相変わらず元気で、ヒヒヒって笑うのが全然変わらなくて安心しました。みんなから『望結ちゃん、全然変わらないね!』って言われていました」と笑顔で語った。
本作の冒頭パートが二重三重に物語に深みを加えている。本田は「1作目のおさらいが必要だけど、やりすぎないように監督がドキュメンタリーテイストとして描き、普段の明日香に差をつける演出を求めたのが面白かったです。カメラの前での緊張感を意識して、監督と話し合いながら演じました」と語った。このパートが後半の意外な展開に繋がった点も、永江監督の巧みな構成が光った。
恒松は「前作はホラーや恐怖が強かったけど、今回は人間ドラマが深まり、仲間感を意識しました。特定の映画を参考に、音楽も合わせて絆を強めながら撮影しました。『アルマゲドン』みたいな全員で進むシーンが好きです」と見どころを熱弁した。
最後に本田は観客へのメッセージとして「夜のレイトショーで見て、終電ギリギリの電車に乗って『きさらぎ駅に行っちゃうかも?』ってドキドキを楽しんでほしいです! 前作と同じく、夜の時間が最高です」と呼びかけた。
恒松は「応援上映で『春奈、行け!』『明日香、倒せ!』って叫びながら観たいです! 家族や友達と前作を観た流れで本作を見ると、絶対仲が深まります。物語の深みや人間ドラマも楽しんで、声を出して楽しんでほしいです」と熱く訴えた。
前作を超える衝撃の展開、強化されたアクションと人間ドラマ、コミカルさとシリアスさの絶妙なバランスが織りなす『きさらぎ駅 Re:』は、ホラーとエンターテインメントの新たな地平を開く。
2025年6月13日(金)より ヒューマントラストシネマ渋谷、イオンシネマほか全国公開中
『きさらぎ駅 Re:』公式HP https://kisaragimovie-re.com/
ヘアメイク/【本田望結】横山雷志郎(Yolken) 【恒松祐里】藤尾明日香
スタイリスト/【本田望結】石川奈央 【恒松祐里】武久真理江
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