映画「向日葵の丘 1983年・夏」の初日舞台に常盤貴子・田中美里・藤田朋子・芳根京子・藤井武美・百川晴香の6人の美女が勢ぞろい

ニュース 女優 映画・ドラマ
映画「向日葵の丘 1983年・夏」初日舞台挨拶より
映画「向日葵の丘 1983年・夏」初日舞台挨拶より
  • 常盤貴子
  • 田中美里
  • 藤田朋子
  • 芳根京子
  • 藤井武美
  • 百川晴香

8月22日、映画「向日葵の丘 1983年・夏」の初日舞台挨拶が東京・品川プリンスシネマで行われ、常盤貴子、田中美里、藤田朋子、芳根京子、藤井武美、百川晴香、太田隆文監督が登壇した。

本作は、30年ぶりに再会した高校時代のクラスメート3人をめぐる、感動の青春ストーリーだ。

この舞台挨拶は太田隆文監督自身が司会を担当し、太田監督から撮影時の思い出や苦労したことを聞かれた常盤貴子さんは、「いきなり進行と違う話をしてもいいですか?」と、なぜか最近観たという塚本晋也監督の映画「野火 Fires on the Plain」について、「戦争の追体験をできる映画だったので、ぜひみなさん観てください。」と宣伝。

一方、田中美里さんは「この映画の初めての撮影が、常盤さんが演じる多香子と再会するシーンでした。常盤さんと『宜しくお願いします。』と挨拶をしてから、すぐに『久しぶり。』という感じで撮影でした。」、藤田朋子さんは「撮影の苦労はなかったです。髪の毛を金色にしましたが、脱色すると痛いそうですが、まったく痛くありませんでした。でも、金色にしなくてもよかったので、髪色を変えたときは、現場が『藤田さんの髪の毛が金色になっている。』と騒然としていましたよ。」、芳根京子さんは「藤井さんが演じるみどりと喧嘩をするシーンが印象的で、仲がよい子と喧嘩をしたら、本当にそういう気持ちになるのだろうと思いました。」、藤井武美さんは「ボニーメイクをして登場するシーンがありますが、メイクを監督に見せたら『違う。もっと下手に。』と言われ、メイクさんとどうしたらいいか相談していました。」、百川晴香さんは「帰国子女の役だったので、英語の発音をどうしたらいいか悩んでいたら、監督から私生活でも身振り手振りをもっと大きくするようにアドバイスされました。だんだんできるようになりましたが、最初は苦労しました。」と明かした。

続いて、この映画を観てほしい人について太田監督が質問すると、田中美里さんは「高校時代の友だちと10年くらい会っていないので、連絡してこの映画を一緒に観たいと思いました。」、藤田朋子さんは「“自分の映画”だと思える作品なので、さまざまな人に観てもらいたいですね。」、芳根京子さんは「私は多香子と同じく高校生の時に文化祭で映画を製作したことがあるので、一緒に映画を作ったみんなに観てもらいたいです。また不思議な感覚になると思います。」、藤井武美さんは「80年代を知らない世代にも観てもらいたいし、80年代を過ごしてきた方にも懐かしいものがたくさん出てくるので、その時代に戻った気分で観てもらいたいです。」、百川晴香さんは「小学校の時に仲がよかった子が転校してしまいました。最初の2~3年は年賀状のやり取りをしていましたが、今はまったく連絡していないことをこの映画を観た時に思い出したので、その友だちに連絡してみたいです。」と話した。

そして、最後に発言したいと話していた常盤貴子さんは、再び「野火 Fires on the Plain」に触れ、「さっきから話しているのは理由があるんですよ。この映画は戦争を知ることができない私たちが、さも自分が戦争を体験したかのような気持ちになって映画館を出ることができたので、驚いたんです。このように映画は、その時代を知らない世代も、そこに連れて行ってくれる力があります。だから、『向日葵の丘 1983年・夏』も80年代を知らない人を80年代に連れて行ってくれて、80年代を知っている人たちはその時代を懐かしめるように連れて行ってくれるものだと思います。その経験をみんなができる映画だということを言いたかったんです。」とまとめた。

常盤貴子さんのまさかの話題の展開に、太田監督も「話が繋がってよかった。最後はみんなで『野火 Fires on the Plain』を宜しくお願いしますと言って終わるのかと思った。」と笑いをとり、会場を盛り上げた。

映画「向日葵の丘 1983年・夏」は品川プリンスシネマを皮切りに、全国順次ロードショー!

関連リンク

映画「向日葵の丘 1983年・夏」公式ホームページ