アプガ(仮)、新体制1年の集大成ライブは最大規模のクラブチッタ公演 来年1月発売のミニアルバムから新曲初披露

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アップアップガールズ(仮)
アップアップガールズ(仮)

アップアップガールズ(仮)(以下、アプガ(仮))が19日、神奈川・川崎CLUB CITTA’でワンマンライブ『アップアップガールズ(仮)2021 End of the Year』を開催。公演内では、ミニアルバム『アプガヤバイ』が2022年1月25日に発売されることを発表し、その中から4曲を初披露。そして、ミニアルバムリリースに向けて、メンバーが「ヤバイ」ネタに挑戦していく新企画『アプガのヤバイ1か月』が新年1月1日から始まることを発表した。

今年、8人の新体制となったアプガ(仮)にとって最大規模となる川崎CLUB CITTA’でのワンマンライブ。新体制の1年目の集大成を見せるべく、新衣装に身をつつんだメンバー8人は、『イチバンガールズ!2021』から勢いたっぷりにライブをスタート。続く『UPPER ROCK』でパワフルな歌とダンスを炸裂させ、彼女たちはライブ冒頭から観客をアプガ(仮)ワールドに引き込んでいった。

自己紹介を挟み、8人体制の初シングル曲『宣戦 Brand New World!』を披露すると、和なメロディと勇ましいステージで観客を魅了する。続けてキャッチーな『リスペクトーキョー』『バレバレI LOVE YOU』『キラキラミライ』を披露して会場を楽しい空気に満たしていった。

MCタイムで、この夏に行われた『アプガのヤバイ楽曲コンテスト』について語られる。DJイベントで何度も共演しているダイノジとアプガ(仮)がタッグを組み、楽曲募集のコンテストを新人アーティスト支援プラットフォームEggsで開催。多数の応募の中から、6曲が入賞した。そして、それらの楽曲と、新曲『僕らのVoyage』を含む7曲が収録されたミニアルバム『アプガヤバイ』が、2022年1月25日に発売されることが発表された。

さらにこの場で、彼女たちは入賞曲の『Up!Up!Up!』と新曲『僕らのvoyage』を初披露。『Up!Up!Up!』は、諦めない夢への思いを明るいメロディで歌う爽快なナンバー。『僕らのvoyage』は、環みちるが作詞、fu_mouが作曲・編曲を手がけた、個々の光を輝かせていく思いを歌うクールさとエモさをあわせ持つ楽曲となっている。楽曲たちの持つ新鮮な響きに、会場から大きな拍手が送られた。

ここで、本公演でのソロ歌唱をかけたバトルを制した鈴木あゆのソロコーナーに突入。DJブースに入った彼女は「この時間、精いっぱい私が責任を持って盛り上げたいと思いますので、みなさんついてきてください!」と声を上げてCDJをプレイ。すぐさまステージのセンターに立ち、『Shout!!!!!!!!』をソロで歌唱する。その後メンバーを交えて『アッパーディスコ』『虹色モザイク』『アッパーレー』をパフォーマンス。鈴木あゆの初トライに、観客は熱烈な拍手を送った。

ライブ後半戦に入ると、コンテスト入賞曲の『今日も私が冴え渡る』を披露。君という大切な存在への思いを歌うロックチューンを届けると、新体制アプガ(仮)の始まりの曲と言っていい『一歩目のYES!』を歌唱。さらには『ソラハレルヤッ!!』『FOREVER YOUNG』を披露し、ライブのボルテージをさらに高めた。そしてリーダーの関根梓が「最後1曲、私たちから愛を込めて届けます。最後の1音まで心で聴いてください」と語り、コンテスト入賞曲の『アルストロメリア』を披露する。明日への一歩を踏み出す決意が歌われる疾走感たっぷりのロックチューンに、会場は突き抜けるような高揚感に満たされライブ本編は終了した。

観客の鳴り止まない拍手に応え、メンバー8人はアンコールのステージに戻りライブの感想を述べていく。
青柳佑芽は「私は約1年前にアイドルになりました。みなさん!ペンライトを(青柳のメンバーカラーの)紫にしてください! ありがとうございます! 私はこの景色がすっごく見たかったんです。まさか、1年で見れると思ってなかったのでほんとにうれしいです。たぶん、1年前の自分に言っても信じないと思います(笑)。今日、このステージに立てているのはみなさんのおかげです。でも、これからは私たちがもっともーっと大きなステージに連れていきたいです。武道館を超えて横浜アリーナを超えて世界に羽ばたきたいです! そのときまで、ぜひみなさん着いてきてください!」とテンション高く語った。

関根は「みなさん、アプガが10年目にガラッと体制が変わってもついてきていただいてありがとうございました。そして、出会っていただいたみなさんありがとうございました。そしてそして、メンバーのみんな、こんな頼りないリーダーに着いてきてくれてありがとう。まだまだアプガ(仮)は模索中なところはあるんですが、この8人とアプガファミリーのみなさんの力を合わせてグングン力強く前に上に進んでいきたい、もっともっとアプガ(仮)らしい夢をみなさんと一緒に描いていきたいと思った1年でした。今日も、みんなの愛だったり拍手だったり笑顔だったりが、ほんとにアイドル関根梓としての支えだなと思いました!」と変化と進化を遂げたアプガ(仮)の1年を振り返り、ファンへの感謝を口にした。

工藤菫は「1年走ってきて、こうして大きな舞台に立てていることをほんとにうれしく思います。でも、ここからの2年目、ほんとに大きな壁にぶつかるのはこれからだと思ってます。だから、ここからはみんなでもっと気を引き締めていきたいです。そして、メンバーのみんな、みなさんともっともっと突っ走っていきたいです。私はステージが大好きです。だから、これからもステージに立ち続けます。これから2年目3年目、どうなってるかなんて誰にもわからないけど、今、私はすっごく楽しいです。だから、これからもみなさん、私たちに着いてきてください!」と思いの丈を熱く語った。

アンコールの楽曲は、RAM RIDERが手がけたアプガ(仮)クラシックチューン『End Of The Season』。メンバー8人は、後悔なく思いを伝えたいという歌詞を温かいメロディで届け、会場をハートウォームな空気につつんでライブを終える。

すると関根が「ここでサプライズなお知らせがあります! 2022年1月25日発売するミニアルバム『アプガヤバイ』のリリースにむけて、“アプガのヤバイ1か月”企画が始動します!」と突如のサプライズ発表。ざわつくメンバーたちに向けて関根は「2022年1月1日から1月31日までの1か月間、毎日、大きいネタから小さいネタまで、さまざまなヤバイ企画にメンバーが挑戦したり動画を公開したりしていきます。メンバーのヤバイ表情が見れたり、ヤバイライブなんかをするかも知れないです。なのでみなさん、今のうちにアプガ(仮)のTwitterやYouTubeをフォローしていただき、2022年1月は私たちの挑戦を毎日逃さずチェックしてください! どんな企画があるかと言うと!…まだ内緒です!」と怪しげな笑顔で語る。慌てながらも工藤は「まだ何をやるか全然わからないですけど、とりあえずヤバそうなので、アイドルらしい顔は保てるようにがんばりたいと思います!」とヤバイチャレンジへの意気込みを口にした。

新曲ありソロパフォーマンスありとバラエティに富んだライブを繰り広げ、新体制アプガ(仮)の1年目の成長感をしっかりと見せた今回のライブ。2022年のアプガ(仮)は、1月1日からチャレンジ企画『アプガのヤバイ1か月』が始まり、1月8日からは新体制初の東名阪ツアー『アップアップガールズ(仮)2022年WE ARE イチバンガールズ!』を開催。そして1月25日にミニアルバム『アプガヤバイ』を発売する。

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