田村芽実、三島由紀夫 原作のファンタジー 舞台『薔薇と海賊 』に出演「体当たりで挑んでいけたら」

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田村芽実
田村芽実

歌手で女優の田村芽実さんが2022年3月に上演される舞台『薔薇と海賊 』に出演することが決まった。三島由紀夫原作、虚実の夢と純愛が詰め込まれた異色のファンタジーとなっている。

『薔薇と海賊 』 は1958年に発表され同年、文学座が初演。三島由紀夫と聞くと思想的で高尚なイメージを持たれがちだが、 薔薇と海賊 』 は虚実の夢と純愛が詰め込まれた異色のファンタジーだ。三島由紀夫自身がこの舞台を涙を流しつつ観ていたという逸話も残されている。

キャストは、霧矢大夢 多和田任益 田村芽実 須賀貴匡 鈴木裕樹 大石継太 飯田邦博 羽子田洋子 篠原初実 松平春香となっている。

チケットの先行受付が19日よりスタートした。

田村芽実コメント
お話をいただいた時、とても嬉しかったことを覚えています。
戯曲を拝見した時は、こんな難しい作品が自分に務まるのか。と、
不安な気持ちになりましたが、読み進めていくと同時に、作品の虜になり、
この世界の一員になりたい。演じたい。とびこみたい!と、強く強く思いました。
今回私にとっては初めての挑戦ばかりなので、この作品に、先輩方に、
体当たりで挑んでいけたらと思います!

unrato 8 『 薔薇と海賊 』
■東京公演:東京芸術劇場シアターウエスト 2022年3月4日(金)~ 13日(日)
■大阪公演:茨木クリエイトセンター 2022年3月25日(金)・ 26日(土)

【あらすじ 】(資料より)
童話作家の楓阿里子邸。そこに、阿里子の童話のファンで
30 歳の松山帝一が訪ねてくる。帝一は、自分を童話の中
の主人公・ユーカリ少年だと信じている知的障害の青年で、後見人の額間に付き添われてやってきた。楓邸は童話の
世界のように仕立てられ、阿里子は 19 歳の娘・千恵子にも登場人物のニッケル姫の扮装をさせていた。帝一はこの
家にずっと住みたいと言い出し、阿里子と帝一の夢の世界のような純愛が始まる。
千恵子は額間と出会い、押し込めてした本音があふれ出て来る。帝一の登場で、阿里子の夫の重政、その弟の重巳
との館での生活にもひずみが生まれていくのだが 。