LinQ、8人体制初の東京公演、新メンバーも元気にパフォーマンス ハジ→楽曲提供、新体制初のデジタルシングル発売決定

AKIBAカルチャーズ劇場 アイドルユニット/グループ ニュース

九州発のアイドルグループ・LinQが10日、新体制初となる東京公演「『Welcome to LinQ』in 東京」をAKIBAカルチャーズ劇場で開催。4月から活動を開始した新メンバー3人にとっては初の東京でのライブとなった。また公演内で、“シンガー・ソング・エンターテイナー”ハジ→の作詞作曲による、新体制初となるデジタルシングルがリリースされること、その詳細が夏のツアー初日の22日、福岡・スカラエスパシオ公演で発表されるとともに初披露されることが告知された。

LinQにとって、3月に行われた、前リーダー・吉川千愛さんの卒業公演以来のAKIBAカルチャーズ劇場公演。東京のファンにとっては久しぶりのナマのLinQということで、チケットは前売りでソールドアウトという盛況ぶりだった。

東京で8人体制のお披露目ライブは、『ハレハレ☆パレード』から元気にスタート。そして『ウェッサイ!!ガッサイ!!』と、冒頭からライブ盛り上げソングでたたみかけ、3人の新メンバーたちもフレッシュかつイキイキとしたパフォーマンスで観客を魅了していた。

MCでは「やっと東京に来ることができました!」と喜びいっぱいに語るのはメンバーの髙木悠未さん。この日は新規客も多いということで、「LinQを知らない人にも楽しんでもらえるようなセットリストにしています。また、いつも来てくれるTeam LInQの人も楽しんでもらえるように……」とのことで、ライブ定番曲やみんなで一緒に盛り上がれる曲が中心の構成となった。

東京では初披露となった新曲『人生最強・花景色』では、曲に入る前にメンバーから振り付けをレクチャー。新型コロナ感染対策で声を出しての応援ができない分、手振りや身体の動きで楽しめる振り付けで会場みんなで楽しんだ。LinQお得意のお祭り感、髙木さんのこぶしをきかせた熱唱も含め、ハッピーなムードいっぱいのこの新曲に続き、『なう。』『祭高音頭』とメンバーとファンが一体になって盛り上がれる曲を続けた。髙木さんは「ライブってこういう一体感が楽しいって思わん? やっぱり生のライブっていいよね」と満足そうな表情を見せていた。

MCコーナーでは、事前に準備されたメンバーそれぞれが書いた“指令メッセージ”をランダムに引き、その指令に応えるという企画が行われた。「ぶっちゃけメンバーの中で何番目に可愛いと思ってる?」という質問を引いた新メンバーの一人、黒田れいさんは「れいが一番可愛いです!」と元気に答え、場内を湧かせた。その後も「ファンのみんなに福岡弁で告白を」「“東京を身体で全力で表してください」といった指令に応えたメンバーたち。新メンバーをはじめ、各メンバーのキャラクターが垣間見え、大いに盛り上がった。

新木さくらさんがイメージガールを務める「BOAT RACE 芦屋」のオリジナルソング『Sun Sun Rise!!』は疾走感のある、力強い応援ソング。続く『15センチの恋』は前リーダーの吉川千愛さんが作詞し、卒業するにあたってグループに残した作品だ。前回のAKIBAカルチャーズ劇場公演でも披露したこの曲、8人体制で新たな魅力のパフォーマンスを見せ、可愛らしい楽曲の世界観がローティーンの新メンバーたちにもよく合っていた。

観客への感謝を込め『One Love〜君への贈り物〜』を披露したあと、撮影タイムとともに、ステージのスクリーンでハジ→さんによる新曲リリースのニュースが発表され、場内を湧かせた。

替え玉(アンコール)のステージでは再度『人生最強・花景色』、そして『HANABI!!』では、これから本格的に迎える夏のワクワク感を感じさせ、楽しい時間はフィナーレとなった。

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