アップアップガールズ(仮)、感動の現体制ラストライブ 関根梓「これからもアプガって最高だなって言ってもらえるグループに」

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アップアップガールズ(仮)
アップアップガールズ(仮)

アップアップガールズ(仮)が17日、東京・Zepp Tokyoで現体制5人の最後のワンマンライブ『アップアップガールズ(仮) FIVE SOUL FOREVER』を開催。年内卒業を発表した古川小夏、森咲樹、佐保明梨、新井愛瞳、そして今後もアプガを継続していく関根梓のメンバー5人が現体制最後のワンマンライブに挑んだ。ライブ中には、アプガ新メンバーオーディションで500人の中から選ばれた、新メンバー7人がステージに登場。今後は、関根梓とともに8人の新体制アプガとして活動していくことが告げられた。

デビュー曲『Going my ↑』からライブはスタート。続けざまに、5人体制最初の楽曲『上々ど根性』、ロックチューン『イチバンガールズ!2017』、5人体制の人気曲『愛愛ファイヤー!!』を披露し会場のテンションを上げていった。

ライブ中にはオーディションで選ばれた新メンバーがお披露目された。500人の中から選ばれたのは、鈴木芽生菜(スズキメイナ、20歳)、古谷柚里花(フルヤユリカ、20歳)、青柳佑芽(アオヤギユメ、18歳)、住田悠華(スミダハルカ、15歳)、鈴木あゆ(スズキアユ、19歳)、小山星流(コヤマセイナ、19歳)、工藤菫(クドウスミレ、19歳)の7人。今後の新体制アプガは、関根梓率いる8人組として活動していくことが告げられた。そして、現メンバーと新メンバーが一緒になって、最初で最後の12人編成の『FOREVER YOUNG』が披露された。

メンバー5人は、ここからノンストップで楽曲を披露していく。明るさ全開の『ソラハレルヤッ!!』、かっこいい大人の女性感溢れる『Lady→GO!』、パワフルなエレクトロニックダンスナンバー『UPPER ROCK』と新旧織り交ぜた楽曲で観客を乗せていき、代表曲『アッパーカット!』では大きな盛り上がりに。ライブ本編ラストに歌われたのは、別れと新たな旅立ちを描いた『Light it up』。万感の思いの詰まったメンバー5人のパフォーマンスに、観客から大きな拍手が湧き起こった。

アンコールのステージでは観客に向けてメッセージを語っていくメンバーたち。
新井は「応援してくださったみなさんと作り上げて来たかけがえのない時間は、私の一生の宝物だなと思います。まだ卒業の日までちょっと時間があるんですけど、余すことなく最後の最後まで、みなさんとハッピーに笑顔で過ごせていけたらと思います」、佐保は「今日は、いろんな思いを詰め込んでここまでやって来たんですけど、いろんな感情をみんなと交換できて、すごく思い出に残るいいライブができたと思います。温かいみなさんとこれまでライブを作ってきたからこそ、私の大好きな場所、私が一番私らしく入れる場所になったなと思います。私は、頭を振ったり叫んだり、そういうのが自分が好きだって知らなかったんです。そういう新しい自分にも出会えたし、みんなの前だと自分をさらけ出すのが全く怖くなくて、みんなの前ではそのままの自分でぶつかれたのかなと思います」と思いを語った。

卒業後は芸能界引退を表明している森は「みなさん、アプガと出会ってくれて、支えてくれて、守ってくれて、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。10年間、すごい大変なことも多かったけど、みんながいたからがんばれたし、一緒にいろんな夢を叶えることができて私のとても大好きな場所になりました。その気持ちは、これからもずっと変わらないです。私は、離れていても、みんなが幸せに暮らしていることをとっても願ってます」と感謝の思いを語った。古川は「今日のライブがほんとに楽しくて、わがままですけど、この瞬間がずっと終わらなければいいのになと思ってしまいました。アプガになってライブに魅了されたからこそここまでステージ立ち続けることができたんだなと、今日、改めて感じることができました」とコメント。

そして、新体制アプガを引っ張る関根は「アプガは今日で終わりじゃありません。新しい時代が始まるんです。これから新しいアプガでどんなステージが届けられるか、未知の世界ではあります。でも、アプガはいつどんなときでも未知の世界にがむしゃらに飛び込んで、その先が自分たちの強みになって行きました。これからも、いろんな扉を恐れることなく開いていって、掴んでいくのがアプガだと思ってます」とこれからへの思いを明かし、「私はまだアプガで武道館に戻ることを諦めてません。なんなら、大好きなアーティストさんが立ってるアリーナも立ってみたいです。アリーナで関根歌いたいです。私は上を向いて前に走っていきたいと思います。みなさんに、やっぱアプガって最高だなって言ってもらえるようにがんばっていきます!」と意気込みをを口にした。

アンコールの最後には、『私達(with Friend)』を歌唱。アプガは、どんなことがあって絶対に負けずに前に向かって進んでいくという、熱いメッセージを観客に届ける。関根は涙を流し、4人のメンバーがにこやかに支えるという場面も見られた。全21曲を歌い終えたアプガは、声を出しての応援ができないファンの代わりに、アプガのワンマンライブの終わりに必ずファンが叫ぶ「やっぱアプガだな!」のコールを5人でシャウトし、現体制ファイナル公演を締めくくった。

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