新井ひとみ、新曲『少女A』をファンを前に熱唱 ビター テイストの80年代アイドル的歌声で魅了

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新井ひとみ
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3月25日にニューシングル『少女A』をリリースすることを発表したソロアイドル・新井ひとみさんが26日、その記念イベント「新井ひとみBuzz Light Year 2020!フリーライブ!いい写真撮ってね♪@ららぽーと豊洲」を開催。“親衛隊”が会場を盛り上げる中、80年代感いっぱいのステージを繰り広げた。

■「東京女子流 LIVE HOUSE TOUR 2019 “Birthplace ~それぞれの原点~”」東京公演の模様

『少女A』は1982年にリリースされた中森明菜さんのヒット曲のカバー。 先日発表された2月19日発売の7 inchアナログ盤『デリケートに好きして/少女A』にも収録されるが、3月25日にリリースするシングルは、アナログ盤に収録される音源と別テイクが使われる。

この日のミニライブにはバンド「ひとみとナウに行こうぜベイビーのみんな!!」のメンバーも参加、通常のイベントよりも迫力の増したサウンドを聴かせた。ライブはまず『少女A』からスタート。とろけるような甘い歌声で聴かせる前作『デリケートに好きして』とはイメージが大きく異なる、陰のある歌詞と歌声が特徴的だ。前作とは対照的ながら、やはり80年代の香りを感じさせるパフォーマンスを見せた。その低音が魅力のボーカルは“新井ひとみ”としてはもちろん、東京女子流でもなかなか聴けないもので、ファンを魅了していた。

『少女A』を歌い終えると一転「みんなの心にお邪魔虫!」と、80年代ふう元気っ子アイドルの新井ひとみに。そのギャップに会場は笑顔につつまれた。

客層が、80年代アイドルをリアルタイムで知る年齢高めのファンが多いからなのか、まず準備運動として、オリエンタルな音楽に合わせて、不思議な体操をファンとともにゆっくりしっかり行い、十分に身体をほぐす。そしてそのあとは、弾けるステージへ。『渚の「・・・・・」』(おニャン子クラブの派生ユニット「うしろゆびさされ組」カバー)は、新井さんがステージ狭しと元気いっぱいに駆け回る振り付けが印象的だ。この日のイベントでは観客による写真撮影が許可されていたのだが、この楽曲と振り付けの勢いに乗せられるように、観客のカメラのシャッター音は一層活発になった。

そしてラストは『デリケートに好きして』。新井ひとみファンの耳にすっかり馴染んだこの曲で会場は大きな盛り上がりとなった。最後には“親衛隊”による紙テープがステージに投げ入れられ、新井さんは感激の笑顔に。そこには、まるで1980年代のアイドルイベントの光景が展開されていた。

なお3月25日に発売されるシングル『少女A』は2形態での発売で、CD+DVD盤には、バンドメンバーとのレコーディング風景が収録されているとのこと。また2月9日には、第2回となる「新井ひとみ 親衛隊ミーティング」の開催も決定した。

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