【TIF2019】東京女子流、最終日対照的な2本のライブ 圧巻のパフォーマンスでトリを務める

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4人組ガールズグループ・東京女子流が4日までお台場・青海地区で開催された『TOKYO  IDOL FESTIVAL 2019』(TIF)に全日程で出演。最終日の4日には、対照的な内容の2本のライブを届けた。

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この日はまず湾岸スタジオ内の「DOLL FACTORY」でのライブから。前日の純白衣装とはうって変わり、黒の衣装で登場した4人は、女子流楽曲のなかではハードめの楽曲『Attack Hyper Beat POP』からスタートした。

続いて女子流がもつ“毒”の部分が色濃く出た『ラストロマンス』、さらに『Limited addiction』『Bad Flower』へと続き、ハードでスタイリッシュなパフォーマンスで魅せた。最後に庄司芽生さんが「ちょっとブラックな女子流をお届けしました」と語ったように、ソリッドで女子流のパフォーマンスのカッコ良さが前面に出た内容となった。

そして夕方からはフジテレビ本社前の「DREAM STAGE」でのライブ。この会場では女子流がトリの出演となった。

「DOLL FACTORY」公演とは一転、新曲『光るよ』で華やかにライブがスタート。前々日の公演で多くのアイドルファンにも知られることになった、ステージ上での早着替えのパフォーマンスではこの日も大きく湧き、続いて女子流のアイドル性が前面に出た『Reborn』へと。観客と一体感のある盛り上がりを見せ、『Reborn』はまさにこういう場で歌うために作られた曲なのだと実感させられた。

『大切な言葉』で優しく穏やかな空気につつまれた後、ラスト曲に選ばれたのは『深海(Hi-ra Mix)』。女子流がTIFに復帰した一昨年、まさに深海のように、漆黒の闇につつまれた夜の「SMILE GARDEN」で披露した一曲だ。その圧巻のダンスパフォーマンスで、アイドルシーンに不在だった女子流の数年間での進化をアイドルファンに実感させたこの曲、この日夜の闇の中で当時よりさらに研ぎ澄まされたダンスと歌を届け、場内を魅了した。

10年前1回目のTIFに出演していた女子流、自分たちも来年10周年を迎えるが、庄司さんは「TIFが今回10回目ということで、ここでみんなと迎えられたことを本当にうれしく思います」と喜びを表した。2019年のTIF最後のステージを終え、これまでの公演より長いお辞儀をするメンバーたち。その間約20秒、観客も大きな歓声と拍手で応えた。ライブが終わっても観客の熱気はさめやらず、細かくスケジュールが決められているアイドルフェスでは異例のアンコールの声が湧き上がるほどだった。

なお東京女子流は9月28日より、メンバーの出身地をめぐるライブツアー『LIVE HOUSE TOUR 2019 “Birthplace ~それぞれの原点~』を開催する。

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