【青山ひかるインタビュー】映画『ふたりエッチ』で人妻役に挑戦 「優良さんらしく演じられたと思います」

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青山ひかる
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人気タレントの青山ひかるさんが主演する『映画版 ふたりエッチ ~ダブル・ラブ~』が10日よりシネマート新宿にて公開中。GirlsNewsでは青山ひかるさんにインタビュー、作品の見どころなどを尋ねた。

原作『ふたりエッチ』は1997年から雑誌「ヤングアニマル」で連載が続く人気コミックで、これまでも映画やドラマ化が行われている。今作では青山ひかるさんが小野田優良を、夫の真を佐々木道成さんが演じ、結婚から3年目を迎えた夫婦の関係を、4月に上映された『映画版 ふたりエッチ ~ラブ・アゲイン』に続き上映する。

--1作目が公開されて、周囲の反応はいかがでしたか?

「Sherbet(青山さんが所属しているアイドルグループ)のメンバーも観に行ったんですが、『思っていた以上に笑えた』と好評で、『鑑賞会をして、いろいろツッコミをしながら見てみたい』と言ってました。確かにツッコミどころ満載の映画なんじゃないかなと思うので、そういう楽しみ方もいいですね。ラブシーンにショックを受けたという人もいるんですが、『画面にいるのは優良さんであって、青山ひかるじゃないんで』と自分に言い聞かせながら観てくれたみたいです。でも素直に『とても面白かった』と言ってくださる方が多くて嬉しかったです」

--ご自身でスクリーンの自分をご覧になった感想は?

「撮影時にはいろんなシーンをバラバラに撮っていて、しかも、2作同時進行だったので、どんな映像に仕上がるのかよく分からなかったのですが、1本の映画になったときに『これはこうなっていたんだ』と、感心しました。効果音もついて、すごく面白くコミカルになっていて、自分で観ても大笑いするほど、めちゃめちゃくちゃ楽しいコメディになったと思います」

--人妻役は初めてですか?

「イメージDVDでは、1、2回ぐらい人妻をやったこともあるんですけれども、きっちり人妻役を演じたのは初めてです」

--イメージDVDでは、カメラの前で“ひとりエッチ”ですが、相手役がいての“ふたりエッチ”は難しくなかったですか?

「難しかったところは、これまで舞台以外でほとんど演技をしてこなかったので、映像の画角を意識して演技するのが難しかったですね。ぎこちなくなったところもあったと反省しています。お芝居自体は相手役がいるとやりやすかったので、優良さんらしく演じられたと思います。いつもカメラに向かって演技してたので、すぐ近くに対象がいるとやっぱり演じやすかったです」

--ラブシーンは緊張でドキドキされませんでした?

「ドキドキっていうよりかは『どうしたらいいんだろう』っていう疑問がたくさんあって、監督に毎回相談していました」

--どんなところを相談されたり、工夫されましたか?

「やはり、映像としてどう見えているかを気にしました。相手役の佐々木さんとああしよう、こうしようと言いながら監督さんの助言をいただいて、カメラマンさんや助監督さんのアドバイスも受けて、撮影隊全体で相談しながら撮りました。まだ自分ではどう写っているが判るスキルがないので、素直に『わかりました!』って、言われるがままに精一杯やっていました」

--お話の中で優良さんは占いに振り回されているところがありますが、青山さんも占いを信じる方ですか?

「そんなにではなくて、ちょっと気になるくらいです。占いでは良いほうしか気にしない、悪いことは考えないようにして、明るく気楽に生きていこうという感じです。さすがに朝の番組で“今日の星座”を見て、自分の運勢が12位だったら少しは気にしますけど(笑)、恋愛運とかはあまり気にしなうほうなので、優良さんは純粋だからすごく信じてるんだろうなと感じました」

--占いのとおりに真さんがモテ期になってしまいますが、青山さん自身のモテ期は?

「どーなんでしょうね? 年齢のゾロ目の時はモテるみたいなことをよく聞くんですけれども、11歳は…モテたかな?(笑) かなり男の子寄りの性格なので、子供の頃も男の子に中に一人で女子が混ざって外で遊んでましたが、心当たりはないですね。モテ期がどういうのか判らないですけど、人生で3回モテ期が来るっていうので、いつか体験してみたいなと思います」

--優良さんはモテモテの真さんにヤキモチを焼いてしまいますが、青山さんもヤキモチを焼くほうですか?

「実は今までの恋愛でヤキモチを焼いたことが1回もないんですよ。それで逆に相手に怒られて終わっちゃうんです(笑)。関心がないわけじゃないんですけれど、自分自身そんなに束縛されたくもないという気持ちもあるので。でも、ダブルラブで真さんがデレっとした顔してるのを見たときはマジでは嫌でしたね」

--絵に描いたように鼻の下を伸ばし切ってました。

「コミカルに演じて頂いてすごくありがたいんですけどね。あれだと私もさすがに心配になっちゃいます」

--真さんが仕事に打ち込んでる姿が周りの女性を惹きつけていたみたいですが、男性のどんなところに惹かれますか?

「私も仕事を頑張ってる方はすごく好きです。何でも全力でいる姿が好きなので、そういう姿を見るとちょっとキュンとしますね」

--優良さんは両親から「そろそろ孫の顔が見たい」と言われますが、青山さんはご両親から結婚を急かされたりしますか?

「それが全くないんですよ。私が23歳ぐらいのときですけど、お父さんが酔っ払ったときに『まだ結は婚早い!』って言われたんです。なので、もしかしたらお父さんに聞くとまだ早いって言われるかもしれないです(笑)。姉は先に結婚していて、兄も最近結婚したので、あとは私だけなんですけど、言われるとしても30歳過ぎですかね。お母さんからもまだ何も言われないですが、そういう話があれば「いいんじゃない」と言ってくれそうです。お父さんはたぶん止めてくると思いますけど(笑)」

--仕事柄、なかなかタイミングが難しいですよね。

「いつの間にか地元の友達がほとんど結婚していてて、子供もいるんですよね。改めて『すっげーなぁ!』ってビックリしました。未婚の親友と『みんな結婚していくね。ウチらどうする?』って感じの話をたまにしています」

--結婚に対して憧れは?

「今回の役を演じてみて、家庭を持って二人で歩んで行くのはすごくいいなって思いました。“結婚はゴール”ってよく言うじゃないですか。でも、まだまだこれから二人で歩んで行くって姿がかっこいいなと思いました。『ふたりエッチ』は結婚してから3年目で、もう新婚の話でもないのですが、それでも結婚してからいろいろと先があるんだなと考えました。
もちろんまだ結婚していないので、結婚式も楽しみですし、ハネムーンも行ってみたいなと思います。アメリカ横断もいいかなって思いました。興味なかったんですけども、興味を持つようになりました」

--自分の結婚生活はどんなふうだと思います?

「何も想像がつかないです。結婚したいなと思いつつ、自分かどうなってるか分からないですし、もし、仕事をしていなかったら専業主婦として家で夫の帰りを待ってみたいなと思いますね。ただ、家事はしつつ、しっかりゲームはしてると思います(笑)」

--今作『ダブル・ラブ』の見どころについて教えて下さい。

「優良さんが真さんの気持ちを盛り上げようとして、いろんなコスプレをするんです。観客の方も自分が好きなコスプレを選びながら観てもらえたら。最後のオチは助監督の推しらしくて、自分ではどうかと思うんですけど、ぜひ劇場で確かめて感想を教えて欲しいです。

真さんに想いを寄せる新入社員のみゆきちゃん(演:澤井まどか)がすごくいい子で真っ直ぐで可愛いです。本当に良いシーンになっていて、青山ひかるとして観て『これは応援しますわ』って、監督さんに言っちゃいました。優良さんとしてはピンチになりますけども、最後は丸くホッコリする映画なので、観ていただきたいと思います」

--最後に、令和にあたって青山さんの抱負を。

「令和一発目に、Sherbetのワンマンライブもありましたし、グラビアを中心にしつつ、舞台とか、映像とか、バラエティとか、いろいろなことをしていきたいと思います。自分の趣味も味方につけて、いろんな仕事でマルチに活動していきたいなと思います」

 

『映画版 ふたりエッチ ~ダブル・ラブ~』

キャスト
青山ひかる
佐々木道成
吉田早紀/大島正華/相良朱音
澤井まどか/霧月めあ

シネマート新宿ほかにて公開中

オフィシャルサイト http://futari-h-movie.com/

 

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