田村芽実、ソロデビューシングルのリリース詳細が発表 C/wでは作詞にも初挑戦で「自分の裸を見られているような感覚」

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田村芽実
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ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」の元メンバーで、現在はミュージカル界の新星として活躍する田村芽実のソロデビューシングル『輝いて ~My dream goes on~』が、8月22日に先行で配信リリース、9月26日にCDでリリースされることが発表された。

幼少時からの目標、ミュージカル女優になるため、2016年5月の日本武道館公演にて、「必ず大きく深みのある人間になってステージに戻ってくる」と宣言し、アンジュルムを卒業してから約2年。19歳となり、ソロ歌手としては初めての楽曲リリースとなる。田村芽実のソロデビューは、5月12日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行われた自身初のワンマンライブで、本人にもサプライズでステージ上で発表。「2018年8月(予定)ビクターエンタテインメントからソロデビュー決定。オリジナル楽曲の制作スタート」とだけ告知が行われ、その詳細が待たれていたが、その作品内容が今回発表された。

楽曲制作コンセプトは<ミュージカルとポップスの融合>。大ヒットした映画『ザ・グレイテスト・ショーマン』等をイメージした、現代的でスケールの大きなオリジナル・ナンバー『輝いて ~My dream goes on~』は、米国出身の作曲家でシンガーソングライターのカリ・キンメルのダイナミックなメロディーに、TWICE『TT』、E-girls『Follow me』など数々のヒットで知られ、現代感のある描写や音の聞かせ方を得意とする藤林聖子が作詞。サウンドプロデュースは気鋭のヒットメーカー飛内将大(agehasprings)が担当した。

田村さんは「自分の曲が歌えること、そして、作品を作る段階から参加できたことに、大きな喜びを感じています。今回初めて、レコーディング以外の行程でもスタジオに入りました。ほとんどの行程に関わらせていただき、曲が出来上がっていく瞬間を目の当たりにし、感激しました。私自身を投影しているようなストーリーですが、聴いてくださった全ての方への応援ソングになればいいなと思っています」と喜びを表している。

カップリング曲『Summertime』では、自ら作詞にも初挑戦。オリジナルのカラフルでポップなナンバーに、19歳の等身大の言葉が弾んでいる。田村さんは「人生初作詞をさせていただきました。自らの作詞を見られるのは、自分の裸を見られているような感覚ですが、この曲を皆さんにお届けできること、実はワクワクしています」と

9月26日に発売されるCDパッケージ3形態の概要も発表。初回限定盤Aには、5月の渋谷duo MUSIC EXCHANGEでのソロ初ワンマンライブの模様がDVDとして付属。初回限定盤Bには、別冊BOOKが付属。グラビア写真(海外ロケ)、ステージ写真(渋谷duo MUSIC EXCHANGE)のほか、ソロデビュー記念のスペシャル・ロングインタビューが掲載。また、通常盤のみのボーナス・トラックとして、ミニー・リパートンの名曲『Lovin’ you』のカバーを収録。彼女のやわらかい高音にぴったりの選曲となっている。

さらに、これら3種類のパッケージ、<初回限定盤A・B・通常盤(初回生産分のみ)>には、10月30日(火)に都内にて開催される「リリース記念“20歳のバースデイ イベント”特典会参加券」が封入される。

また今夏~秋にかけて、アンジュルム卒業後初となる待望の本格的ミュージカルへの出演が決定。まず、末満健一が作・演出を手がける人気の『TRUMP』シリーズの最新作、ミュージカル『マリーゴールド』では、主要キャストのガーベラ役として出演。8月25日から東京・サンシャイン劇場、9月7日から大阪・シアター・ドラマシティで上演される。続いて、小池修一郎演出の話題作『るろうに剣心』には、三条燕役として出演。10月11日から新橋演舞場、11月15日からは大阪松竹座で上演の予定だ。

 「2年前にアンジュルムをやめたときは何もなかったので夢見てるみたいです。ミュージカル女優としてやっていこうと思っていて、まさか歌手としてもデビューできると思っていなかった」と5月のライブで語っていた田村さん、「ソロデビュー発表からの2ヶ月間で、自分自身に見出す可能性は今までの何倍にも膨れ上がっています。自分が今、どんな歌でどんなことを伝えたいのかを考えながら、アーティストとして活動していきたいです」と頼もしいコメントを発表した。