【アップアップガールズ(2)インタビュー】元日発売の2ndシングルは失恋ソング「“アプガ”のイメージに縛られずアプガ(2)独自の色で勝負」

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アップアップガールズ(2)
アップアップガールズ(2)

アップアップガールズ(仮)の妹分グループ「アップアップガールズ(2)」が2枚目となる両 A 面シングル『どしゃぶりのテラス席/フユトテトテ』を 2018年1月1日に発売する。『どしゃぶり〜』は、前作とはうって変わった、せつない失恋ソング。2ndシングルについて、そしてこれからのアプガ(2)について、メンバー5人がフレッシュに語った。

--デビュー4ヶ月にして早くも2ndシングルがリリースされますね。

高萩千夏「はい、嬉しいです!『どしゃぶりのテラス席』は2枚目にして早くも失恋ソングで、アプガ姐さんも歌ったことがないタイプの曲で攻めさせていただきました。80年代アイドルや、以前のハロー!プロジェクトさんの雰囲気を感じることができる曲になっていると思います」

--今回センターを務めるのが吉川さんですね。

吉川茉優「私がセンターでどうなるんだろうと思ったんですけど、出来上がったものを聴くと本当に私がたくさん歌っていて、自分でも恥ずかしくなるくらい(笑)、『あ、センターに立っているんだな』と実感しました。その分、人一倍頑張らなければと思うし、気持ち的にも自分が歌の主人公になったつもりで歌っています」

--『どしゃぶり〜』で特に気に入っている点は?

吉川「『ここは都会  都会  強くなるため』という歌詞があるんですけど、恋愛の面だけでなく、東京で強く生きていかなければと少し強がりを言う部分で自分と重なる部分がありました」

--吉川さんのセンターは、夏に実施された「Twitter フォロワーアップアップキャンペーン」企画(期間内にメンバー個人 Twitter フォロワー数を増加させる)で勝ち取ったんですよね。メンバー最多のフォロワー数を獲得して。

吉川「はい。正直決まるまでドキドキでした」

--喜びとプレッシャー、どちらが大きい?

吉川「ファンの皆さんが私をセンターに立たせたいと協力してくれた結果で、最初決まった時には本当に嬉しいという気持ちが大きかったんですけど、今は責任感というか、この曲を一番うまく表現できるようになりたいなと思っています。私がセンターでよかったと言われるように、私にしか伝えられないような歌を歌いたいです」

--そして中沖さんは同企画で、吉川さんに3票差で2位になったそうですね。

中沖凜「はい、正直悔しい気持ちがあります。次にこういう企画があったら負けたくない!私はまだまだ実力でセンターを奪えないので、こういうチャンスを与えられた時には逃したくないです」

--同時に、実力で奪えるように、スキルを磨く努力も(笑)。

中沖「はい(笑)。頑張ります!」

--鍛治島さんは新曲ではどんなことを心掛けました?

鍛治島彩「今まで(仮)姐さんの曲をいろいろカバーさせてきてもらったんですけど、その中でもやったことがないジャンルだったので、曲をもらった時に、これをどうやって表現すればいいんだと悩みました。ミュージックビデオの撮影までに、似たジャンルの曲のMVなどをたくさん観たりして、どんな表情をしたらいいのか考えていました」

--鍛治島さんといえば特技の“鼻リコーダー”をライブで披露したり、メンバーの中でもひときわユニークなキャラクターで評判です。

鍛治島「今回失恋ソングなのに、鼻リコーダーをやらせてもらうんです!せつない曲なので、せつないメロディの鼻リコーダーにはなっているのですが…」

--せつない曲なのに、笑いを誘ってしまうかも?

鍛治島「ため息をつかれないように、『おっ』と感心してもらえるようなレベルに仕上げて、ステージに立ちたいと思います」

--MVはどんな内容になっていますか?

橋村理子「『どしゃぶりのテラス席』のMVはドラマ仕立てになっています。センターはまーちゃんなんですが、曲の主人公は全員というところもあって、全員が曲に合わせて芝居っぽいことをしたりだとか、アプガさんでもなかなかないMVになったと思うので、観てほしいなと思います」

--演技経験のあるメンバーは?

全員「ないです」

鍛治島「でも、やってみたらすごく楽しかったです!」

--おっ、目覚めましたか?

鍛治島「はい、お芝居のお仕事待ってます!」

--ニューシングルのもう一曲『フユトテトテ』を可愛い楽曲ですね。

吉川「私、ウィンターソングが大好きで、聴いた瞬間、クリスマスっぽい音が入っていたり、うれしいなと思いました」

高萩「私もこの曲がすごく好きで、曲調はずっと明るいわけでなく、ちょっと落ち着いたところもある、可愛い曲。私は若い気持ちを取り戻して歌うようにしています。歌い出しからルンルンでデートを楽しむみたいな」

--シングルを2曲出して、これからのアップアップガールズ(2)の方向性が見えてきたのかも。アプガ(仮)が元気、勢い、ガツガツ感が色濃く出ている一方、アプガ(2)は対照的ですね。

高萩「“アップアップガールズはこういうイメージ”というものに縛られず、アプガ(2)独自のカラーを見せていきたいです」

--衣装もアイドル全開です。

高萩「念願のワンピースの衣装です!」

吉川「くるっと回る振付があるのですが、その時にフワッとスカートが広がるのが、アイドルっぽくて注目してもらいたいです」

--アイドル好きを公言する橋村さんにとってはまさに憧れの世界?

橋村「はい。MVも先日撮影の時も、回る振付とか、カメラを意識してスカートを回してみたり、撮影の日はみんな乙女な気分になっていました」

吉川「この衣装を着るとワクワクした気分になります」

鍛治島「人生でこんな衣装を着ることなんて、普通に過ごしていたらなかったと思うし」

--でも、このアイドル全開の衣装で“鼻リコーダー”?

鍛治島「吹きます!私もびっくりしたんですよ」

吉川「でもアプガ(2)っぽくなるのかな。アプガ(2)にとっても大切なセカンドシングルなので、やっぱりたくさんの人に聴いてもらいたいし、『こういう面白いことをする子がいるよ』というきっかけでも聴いてもらえたらいいなと思います」

--ところで、考えてみるとみんな、去年の年末年始はまだこの活動をしていなかったんですよね。

吉川「なんか信じられないですね。この一年で『ああ、アイドルだな』と実感できることをたくさんさせていただいて、はやかったですね」

高萩「昨年の年末年始は、『紅白歌合戦』を観てカウントダウンして寝るという感じで、1月1日は神社行って、おばあちゃん家に行ってお年玉もらって…。もう今年はガラッと変わりました」

吉川「私、年越しって一年で一番ワクワクします。大みそかの夜は『紅白』をあったかい部屋で親族みんな集まって見るのが楽しみなんです」

高萩「年賀状が来てるのかが楽しみで、朝起きるのがワクワクしていました」

--古きよき日本の風景ですね。

高萩「今年はどうなっちゃうんだろう」

吉川「メンバーみんなで楽しく年越しができたらいいな」

--そして1月を迎えたら、ショップにアプガ(2)のCDが並びますね。

吉川「アップアップガールズ(2)の(レコメンド)カードがあったら嬉しいな。背表紙だけ見える形じゃなく、表が見える形で置いてほしいです」

高萩「今年は5人みんなで全国各地をキャンペーンで回りたいです。1stの時には、その地元のメンバーしか行かなかったので、みんなで行けたらいいなって」

--さっき『紅白』の話も出ましたが、いつかは観る側でなく自分たちも出演する立場になればいいですね。

高萩「はい!『紅白』は大きな夢です。直近の目標としては“今注目のアイドル”みたいな特集で取り上げられるようになりたいです。歌番組とか情報番組とかで歌ってみたいです!」

 

アップアップガールズ(2)(あっぷあっぷがーるず・かっこにき)

昨年11月に募集開始した「アップアップガールズ(2)オーディション」で、約 750 名の中から選ばれた5名で2017年2月に結成。8 月に初のオリジナル楽曲を収録した両 A 面シングル『Sun!×3/二の足 Dancing』でデビューを果たし、その後『TOKYO IDOL FESTIVAL2017』など多くのアイドルフェスに出演するなど精力的な活動を見せている。

 

Twitter @uugirlsofficial

公式サイト

https://ameblo.jp/upupgirls2ki/

 

 

■どしゃぶりのテラス席 ミュージックビデオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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