矢島舞美、卒業後初の主演舞台は℃-ute時代の思い出の武道館が題材 伝説のプロモーターとして初の男役に

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矢島舞美
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元℃-uteの矢島舞美さんが、今年6月の卒業後初の主演舞台となる演劇女子部『一枚のチケット~ビートルズがやって来る~』が11月27日から上演される。日本武道館を舞台にビートルズの来日公演に尽力したプロモーターを描いた作品で、矢島さんは初めての男性役にチャレンジする。

物語の舞台は、今やコンサートが当たり前に開催されている日本武道館。かつては神聖な武道の場所とされ、歌手や外国人アーティストに貸し出すことはなかった。それを打ち破ったのは、当時若者に絶大な人気を誇ったビートルズ。だが当時親や教師たちはロックを不良のものとして公演に行くこと自体を禁止、警備を担当する警察官僚たちもビートルズが来ることを拒んでいた。そんな逆風の中、来日公演に奮闘したプロモーター・永島達司と当時の世相を描いた感動の舞台となっている。

矢島さんは「『日本武道館はライブをやるべき場所ではない!!  そんな行為は日本武道館への冒涜だ!』という、世間の反対もあった中、ビートルズの来日、そして武道館でのライブを実現してくださった永島達司さんはじめ多くの関係者の皆様の頑張りが、今でもずーっと、たくさんの人に夢を与え続けて下さっているのだと思います」と語る。

そして矢島さんは武道館について「私自身も℃-ute時代に『いつか、あの場所に立ちたい!』と夢に掲げ実現した思い出深い場所。私が生まれる前の出来事が題材ですが、私たちも人生の中で忘れられない時間をあの場所で刻むことができたこと、永島達司さんに敬意を込めて、感謝の気持ちで演じさせていただきたいと思います」と意気込みを語った。

今回は初の男役に挑戦することとなるが、「男兄弟の中で育ったので、小さい頃から男勝りだったし、性格も男性っぽいと言われるんですが、本格的に演劇で男性役に挑戦するのは今回が初めてなので、楽しみが半分、ドキドキが半分です!」と気持ちを明かした。

そして「元宝塚歌劇団の汐月しゅうさんや、劇団毛皮族の江本純子さんをはじめ、共演者の方々の仕草や姿勢、表情、発声など、たくさん研究をして役作りをしていきたいです」と意気込んだ。

演劇女子部『一枚のチケット~ビートルズがやって来る~』は11月27日(月)~12月3日(日)、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演。

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