【松田美里インタビュー】“わーすたの美里ちゃん”とはひと味違う!? 大人な表情や姿も見せる2nd写真集を発売「“フェチ”を詰め込んだという感じで」
アイドルグループ・わーすたのメンバーとして活躍する松田美里さんが、ソロとして2ndとなる写真集『想いごと』を3月25日に発売する。グアムで撮影、わーすたでは見せないような表情や姿を見せている本作、コンセプトは“フェチ”!? その内容や撮影エピソードを詳しく聞いた。
--GIrlsNewsでは、わーすたとしてではない松田美里さんに登場していただくのは初めてですね。
「ソロで取材をしていただくのが今回初めてなんです」
--なんと、そうだったんですね! 楽しみなようで、(廣川)奈々聖さんのフォローがない不安も(笑)。
「そうなんです。リーダーのフォローがない状態で緊張感あります(笑)」
--言葉につまると奈々聖さんから「これはこういうことだよね」というフォローがあって。
「そうです。ほぼ通訳みたいになっています(笑)」
--さて今回3年ぶりの写真集になります。
「グアムに行ってきました、4日間。はじめてソロのお仕事で海外に行きました」
--なんと初ソロ海外!?
「もうとにかく浮かれましたね」
(笑)
「ソロでも海外に行けるって幸せ!みたいな。ずっと浮かれポンチ状態でした(笑)」
--じゃあ不安はまったくなくて?
「そうですね。でも水着らしい水着を着るのが今回初めてだったので、そこの不安は正直あったんですけど……」
--前作ではがっつり水着ではなかったんですね。
「肌の露出面積が少ないものを選んでもらって。ワンピースタイプだったんですよ。フリフリがついていたり、とか、ピュアな感じで撮ってもらいました」
--今回は頑張って……。
「はい。1stのあまり水着っぽくない感じ、控えめなものすらそれまで経験なく、表に水着姿を出すのが初めてだったので、今回も初めてみたいな気持ちで水着を着ました」
--自分の中で挑戦してみようと思ったきっかけって?
「前作は、ソロ写真集を4人で4ヶ月連続でリリースする形で、ソロで写真集を撮っている意識も薄かったんですけど、今回一人ということで、年齢もそこから3歳大人になった、となると、グループとしてではないので水着は必要だろうな、もう少し(水着写真の)枚数は増えるだろうなと思って、それなら思い切って1stとは違う顔を見せたいなと思いました。3年経っているから自分も知らない部分、大人な写真を撮れるかもしれないと思って、ちょっと攻めた大人っぽいものをあえて選んだりしました」
--いつもの“わーすた衣装の美里ちゃん”としか会ったことなく、いつまでも少女っぽいイメージを持っていましたが、でもよく考えたら、大人といってもちっともおかしくはない……、
「今年で27歳になります」
--写真集の校正刷りを見させていただきましたが、大人っぽい服装や水着もあります。これはランジェリー?
「部屋着っぽいもので」
--衣装の面で大人っぽいものもあるけど、表情で大人っぽいものが目立ちます。
「前回は無邪気な感じ、“同棲している彼女感”を出すイメージだったんですけど、今回はグアムの景色に溶け込む、作品としてきれいなものを撮りたいという思いが一番にあって、そこを反映していただきました」
--今回のテーマのようなものは?
「全体のテーマというよりは、私の“フェチ”を詰め込んだという感じで」
--王道グラビアというよりはユニークな写真?
「はい」
--フェチって美里さん目線でのフェチ?
「そうです」
--じゃあ、読者目線で、“美里さんのこういう格好でフェティッシュなところを見たい”というのではなく?
「あ、そういう面もあります、ニーハイって好きな人いますよね(笑)」
--そういう人も多いと思います(笑)。
「あと、女の子のグラビアのかわいさって、体の曲線が大事だったりするんですけど、私、お尻のラインを見せるのとか好きなんですよね」
--美里さんがこだわるフェチも、読者目線で感じるフェティッシュな魅力も味わえる?
「そうです。背中ががっつり見えている写真で、水着の跡が残っているのをあえて出したり……」
--おお。そういう、ちょっと生々しい感じっていいですね(笑)。
「衣装のフィッティングのときにカメラマンさんが資料として写真をいっぱい持ってきてくださって、一緒に見て『こういうのを撮りたいね』と事前に話していたんですよ。それもあってやりやすかったです。その話の中で『カメラマンさんのフェチも出していただいたほうがうれしいです』とお伝えしていたので、『じゃあ、次はここでこういうのを撮ろう』と提案していただいて、やりやすかったです」
--フェチだけど美しい、生々しさがあっても下世話にはならない。
「そうなんです。なんか美しいものとするフェチを撮っていただける。きれいに撮っていただけるタイミングが今だろうなと思って。あとグループも10周年を迎えたタイミングもあり、ずっと応援してくれているファンのみんなにも、いつもと違うものを見せたいってすごく思いますし……。“一緒にもっと上に行こうね”とかそういうんじゃなくて、目に見えるものをプレゼントしたいという気持ちがあったので、それが今年の目標というか、強く考えていたので、提案した一つが写真集だったんですね。それが実現してうれしいです。グループがずっと続いているいい環境にいるので、個人としても喜ばせたいという思いがありました」
--わーすたではない美里さんと話していて、実はすごくしっかりされているなって。
「(笑)。私ってアイドルスイッチが入るときと入ってないときがあって、それがだいぶ違うようで、人格が別にある感覚で。今みたいに自分がしっかりしなければならない場面では自然とそうなるというか……。メンバーにも『ステージに上がる前まで、ほわーっとしているから、“この子大丈夫かな”と思ったけど、ステージに出るとしっかりアイドルしているから、“ああ大丈夫なんだな”って。そういうスイッチの切り替えがあるのは美里、と昔から言われていて、そうなんだ!?と思ってます」
--グアムもはじめて? 仕事以外に、プライベートでもなかった?
「そうですね。プライベートで海外に行ったことすらないんですよ」
--休みがとれたときに海外に遊びに行こうという発想も?
「そうですね、その頭はなかったですね。自分が海外に行くという志向がなかったので、今思えば海外に行くのっていいよなと、遊びに行きたい気持ちはあります」
--もともとインドアなタイプでしたっけ?
「いやぁ、そうでもなくて……。友達が多いので、お酒をよく飲む子だったり、おしゃれなレストランに行きたいという女の子だったりが結構多く、そのために外に出るってなったら気合い入れてメイクするし、最近は外に出ることが多いですね」
--ごめんなさい。家でゲームばっかりやっているイメージがありましたが(笑)、決してそうではなく……。
「(笑)。そうですね。人と会う、遊ぶってなったら外に出て、趣味は家、みたいな。そこもめっちゃスイッチが切り替わります」
--グアムでお気に入りになった場所とかありますか?
「グアムらしい赤土だったり、地層が見える場所があって、それがめちゃくちゃカッコ良くって、日本じゃ撮れない写真だと思います」
--撮影場所の希望を提案したり?
「いえ。ただ『鏡越しに撮りたい』とか『お花の中で撮りたい』とか、そういう希望は出しました。現地を歩きながら、予定になかった場所で、その場で交渉して撮らせてもらったこともありました」
--行き当たりばったりで。
「海外だから許されるような展開もありました」
--雑誌のグラビアのようなキメキメの表情だけでなく、“途中”の顔もいいですね。そもそも雑誌のグラビアも経験はない?
「そうですね、あってもグループでのグラビアで、個人ではほとんどないです。ほんとはもっとやりたいんですけど」
--でもあまりグラビア志向であるイメージはなかったです。わーすたはアーティスト活動では水着は着ないし。SUPER☆GiRLSのように水着姿のMVを撮ったりしない。そもそも美里さんがもともとこの世界を目指したときにやりたかったことって、やっぱりアイドル?
「地元(広島)でダンスを習っていて、その頃にいろんな事務所さんから声をかけていただいていたんですけど、『芸能活動興味ない?』って言われて、その中でちょっと考えてはいたんですけど、そのときはまだダンスをやっていたので、踊るということだけで……」
--じゃあ、はじまりはダンスメインのアーティスト寄りの志向? アイドルグループ、ましてやグラビアは眼中になかった?
「なかったですね。でも友達がアイドルになったので、観に行ったら、オタクというものに感動して、私もやってみたいと思うようになりました」
--ステージに出ているアイドルさんではなく、それに向かって声援しているファンに興味を?(笑)
「そう。本来他人のはずなのに、たまたまの出会いで、これだけ愛情を伝えられるってすごいことだなと。その友達が帰ってくるたび、すごく可愛くなっていて。それで私も変わりたいと思って、アイドルに興味を持ちました」
--グラビアに興味を持ったきっかけって?
「アイドル活動を始めて何年か経ったときに、ほかのアイドルさんが写真集を出しているのを見て、“いいな、うらやましい”ってシンプルに思いました。それがきっかけです」
--それは、美しい姿を残している感じがうらやましい、とか?
「いつもと違う服を着て、たくさん写真を撮れて、メモリアル的なものにもなるし、活動の中でそういうのを残せることって、めちゃステキなことだなと思って」
--アイドルが本籍の人って、美里さんもそうであるように、写真集やグラビアでは普段のアイドル活動とは違う表情や姿を見せられます。
「やっぱり同じ衣装を何度も着るので、飽きちゃう(笑)」
--(笑)。飽きちゃうんだ?
「だから変わり映えって大事だと思います(笑)。マンネリにならないって」
--今回の写真集、美里さんのファンの反響は?
「もう先行カットも出ているんですが、フェチ感のあるものもつまってるので、“写真自体めちゃいいよね”って好評をいただいています」
--王道っぽい写真もありつつ、フェチ感も。普段のわーすただとあり得ない表情も見れるし。
「こんな顔、自分でも見たことなかった……ような」
--美里さんって4人の中でも、わーすたのときに見せる以外の顔って見えにくいのかも。
「そうだと思います。わかりやすく天真爛漫なキャラなので、笑っている顔以外とのギャップを感じられる方が多いです」
--“ああ、こういう表情もするんだ!”って。そういう、アイドルでは見せない顔って、撮影の自然な流れの中で出るもの? それとも事前にいろんな写真集を見て研究もしたり?
「現場ではとにかく浮かれていたので(笑)、この期間は、“わー海外だぁー”“写真集の撮影だぁー”ってなっていて、うっかりいつも通りいっぱい笑っちゃう時間が多かったんですけど、『撮ります』ってなったときは、カメラマンさんからも『もっと大人っぽい顔できるよ、頑張って』って言われて、『はい、頑張ります』って、というやりとい@はありました」
--大人っぽい表情って、撮っているときは自分ではわからないじゃないですか、意識はしていても。直後にモニターでは見られるけど。
「でも撮影のときはあまりモニターチェックはしなかったです。その日の夜にパソコンで見せてもらったりして……」
--それを見たとき、“私ってこんな表情しているんだ”って発見があったり。
「見たことない自分で感激しました。そもそもきれいな景色とか、エモーショナルな雰囲気が好きなので、カメラマンさんの向こうにある夕陽とか、海が光の反射でキラキラしているとか、そういうのを見ながら撮っていたので。気持ちをそっちに引っ張ってもらったというのはあります」
--演技をするわけじゃないから難しいのかなと。たとえば“彼女と二人の南の島デート”みたいな設定があると、その“彼女”を演じるわけじゃないですか。
「今回は松田美里のままでいいので、解放感がめちゃくちゃあったんですよ。自然や環境に身を任せるというイメージで、あんまり気負わずにできました」
--“わーすたの美里ちゃん”だと、SNSも含めて、自分の中で100点、じゃなくっても高得点の写真しか表に出さないけど、写真集だと、“写真としてこれはめちゃくちゃいい”というものを優先することもあると思います。
「そう。わーすたの美里ちゃんなら、もっとこういう顔をしなければいけない、盛れた写真を撮りたいと思うんですけど、今回はあんまり盛れというのは意識していなくて……。口あけているカットとかNGにするんですけど、この写真のこの光の当たり方がいいなと思ったら、これはこのままにしておこうとNG出さなかったり、というのもあったので、いい写真が載っていると思います」
--グラビアが本籍ではない、いい意味での気楽さも?
「そうですね。本職がそっち寄りだと、多分知っていることももっとあると思って、そうなるとより追究したくなると思うんですけど、今回、はじめてという感覚で行っているので、流れに身を任せて、いい写真が撮れればそれでいいみたいなマインドで勝負したみたいな感じです(笑)」
--ベッドでのカットも、“わーすたの美里ちゃん”ではあり得ない。
「ベッドで写真を撮ることはまずないので」
--わーすたってほかのアイドルと比べて、よりキャラクター感が強い。2.5次元チックというか、だからこそ生身の……
「人間味が……」
--グッとくるものがある気がします。
「わーすたではほぼフィクションみたいな扱いになっていることもあると思うので(笑)、SNSでは。だからはじめて現場に来てくれたときには、『わー、実際にいたんだ!』って驚かれることもあります(笑)。『存在してくれてありがとう』って言ってもらったり(笑)」
--アニメキャラの実写版みたいな?
「嬉しい表現ですね」
--この写真集では、そんな、わーすた美里さんの……
「より人間味を味わえる。肌の質感とかそういうのも楽しんでもらいたいなと思います」
--撮影時期や自身のグラビアの経験値、いいタイミングで生まれた写真集なのかも?
「今このタイミングじゃなかったら、こういう写真は撮れなかっただろうな、と」
--自分の年齢もそうだし。
「もっと若かったらこういう顔はできないとか、もっと歳をとっていたら、きっとこういう場所に行っても反応が違うだろうなって。衣装も含めてちょうどいい感覚ですけど」
--自分の感情から湧き上がるものは、今の年齢だからなのかも。若いときだと、こういう自然に心が動かされなかったかもしれないし、30歳を過ぎていたら、すごいけど、まぁこんなものか……となったり。
「ナチュラルな感じが出るのは今かなと思います」
--最後に改めて見どころを教えてもらえますか。
「タイトルの『想いごと』という意味は、人を想って考え事を私はよくするタイプなのですが、ずーっと考えているけど、その中で順位がつくとか数字に残るものよりも、感覚的にいいなと思ったりとか、感情の部分で楽しいなとか、そういうのが好きなんだなと思うんですよ。人にとってのいい感情、みたいなものを、自分と関わることで増やしてもらえたら幸せだなって思って、それを目標に日々生きているんだなと思っていて……。今回の私の写真集もかなり楽しんでもらいたいなとか、新しい自分を見せたいなと思って挑戦してみたので、それぞれの見方、捉え方で写真集を楽しんでもらえたら、何かを想ってもらえたらいいなと思います。たくさん見てほしいです」
--そういう感覚はアイドル活動でも共通するのかも。でもアイドルはチームプレイで……。
「……だし、作っていただいた楽曲とか、作っていただいた衣装とかで、戦闘力が増すというか、鎧をかぶっているというか、味方がいる、横にメンバーがいて、自然と自信が持てるんですけど、自分一人になると自信を持つことって難しいので、根拠も添えたくなっちゃうから、自信を持つことはかなり難しいけど、多分そうなっちゃう中でも自信を持てる理由ってなるとファンの方なんだろうなって。周りにいてくれる人、味方が多いって思える環境だと思うので、自分を強くしてくれている人たちに見てほしいです」
--普段は戦闘力のある服を着ているじゃないですか。
「着てます」
--今は丸腰の松田美里。それで完成した作品がかなり満足したものを作れたというのは、すごく自分の中で自信になったのかなと……。
「そうですね、不安はあっても、不安になっていてもしょうがないという気持ちもあったので、とにかく“マインドで勝つ”みたいな、そう思っていました。初めての経験はマインドで勝っていかなければ、と」
--そこもいいところなのかも。不安を持つ人も多いかもしれない。普段グループでやってて一人になると。美里さんの場合、ファンの人の存在もあるからなのか、見ていて、そういうところはあまり感じさせない」
「確かに。怖いもの知らずというわけではないですけど、いいところだと思います、ほどよく緊張感を持ちながら、楽しめるのも強みですね(笑)」
--もう少しグラビアの経験を重ねたら、“よりよいものを”というために課題がみつかったり、怖さも出てくるかも……って思ったけど、美里さんの場合はそうなっても意外と大丈夫なのかもと思いました。
「いろんな意味でピュアなんだな(笑)。信じて疑わない、どうにかなるって」
--そういうところがファンの人も好きなのかも。
「天真爛漫って言われる理由かも、ですね(笑)」
〈プロフィール〉
松田美里(まつだ みり)
1999年8月2日生まれ、広島県出身。エイベックスのアイドル研究生・iDOL Street生を経て、2015年、わーすた(The World Standard)に加入。2016年、1stアルバム『The World Standard』でメジャーデビュー。以降、グループのコンセプト通り、海外でも積極的にライブ・イベントを行うなど、国内外を問わず幅広いフィールドで活躍中。また趣味・特技のゲームを生かした個人活動も行う。2022年には1stソロ写真集『となりがいい』を発売。2026年3月27日には品川ステラボールにて、わーすた11周年ライブ「The World
Standard~君と♡世界じゅう!1周年!~」を開催する。
『松田美里 2nd写真集 想いごと』はKADOKAWAより現在発売中。
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